打ちひしがれた男を帰らせた狂介は美香と二人で打ち解けた食事をとる。狂介の力に完全に籠絡された美香は「裏」のプレジャー・レディになることさえ望んで、狂介に甘えかかるのだった。調教室に戻った狂介は、迎えたのぶ子から、早苗と君子の訪問があったことを聞かされる。翌日、電話をかけてきた早苗は、その夜君子とともに狂介の部屋を訪れることをせがむ。早苗に処女喪失の先を越された君子のやっかみが思いついたその遊びに苦笑しつつ、狂介はのぶ子の調教に精を出す。前後二本の淫具のついた革褌をのぶ子に着けさせた狂介は、ハードな柔軟体操でのぶ子に汗を絞らせたうえ、コンベア式の歩行機に乗せて淫らな運動を強いる。淫具に肉を責めたてられて呻吟するのぶ子を放置して、「裏」の女たちの成績を吟味する狂介。優秀な調教士である狂介の周囲には、本人の思いとはかかわりもなく、美しい女たちの運命がいくつも絡みついていくのだった。