あごを突き出して恍惚に閉じた睫毛をわななかせ、ゆるんだ口元からよだれをしたたらせる。
プレジャー・ランドの定休日に上野でくつろいだ一日を過ごした狂介は、その夜、素人女を求めて赴いた赤坂のバーで、引き締まった肉体を颯爽とした衣裳に包んだOLふうの美女に眼をつける。誘いをかけた狂介はその女・美香が用意していたホテルの一室に招き入れられる。だが、情事に先立ってシャワーを使った狂介が浴室から出ると、美人局だった美香が恋人の男を引き入れていた。稚拙な虚勢を張って凄む男を嘲笑った狂介は難なく男を返り討ちにして椅子に縛りつける。狂介は予想外の展開に狼狽する美香に掴みかかって暴れまくる美女の体から下着をむしり取り、縄で後ろ手に縛り上げる。恋人が眼の前でベッドに引きずり上げられてなぶりものにされる光景に逆上した男は、美香が冷感症であることを暴きたてる。だが狂介の豊かな調教経験は、冷感症の装いの陰に隠された美香の本当の性癖を鋭く見抜いていた。パンティを剥がれた全裸をあぐら縛りにされ、クリトリスと乳首をひねり上げられる苦痛に悶えまわった美香は、股間をしとどに濡らして、痛みに感応するマゾ女の本性を暴きたてられる。驚愕の真相に愕然として息を呑む男の前で、狂介は催淫クリームを塗りたくった美香の体を仰向けに転がし、怯える美香の乳ぶさと腹と太股に鞭をたたき込む。淫液を垂れ流して生まれて初めての絶頂を極めた美香は、心まで狂介に屈服しきっていた。恋人の制止を無視して、狂介の怒張を口に咥えしゃぶる美香は、汗にぬめる女体を鞭で打ちたたかれてのたうちまわる。俯伏せに押し伏せられ、かかげた尻を鞭打たれて悶えまくる美香は、後ろから長大な怒張を埋め込まれただけで昇りつめる。女の悦びを知った肉を逞しい抽送で責めたてられた美香は淫らな呻きを噴き上げながら、腰を振りたてて再び激しい絶頂を極めた。
悶絶しながら総身を痙攣させ、柳腰をノタリノタリとうねらせているのは、激痛のさなかに昇りつめてしまったらしい。
呼び出されたとおり約束の日時に調教室にやってきた美香は、立ち並ぶ調教具を眼にして驚嘆しつつ昂ぶる。全裸を後ろ手縛りにされて首輪を嵌められたのぶ子が曳き出され跪いて迎え出ると、完璧なまでに洗練された美女は内に潜むマゾの血を呼び醒まされて妖しく昂ぶる。動揺する美香の前で開脚椅子にくくりつけられ、股間に淫具を押し込まれたまま狂介の怒張をしゃぶらされるのぶ子。美香は命じられるまま狂介の眼前で服を脱ぎ、見事な裸身に手枷と首輪を嵌められて戦慄する。差しつけられた狂介の怒張を手でしごきたて、乳ぶさで挟んで愛撫しながら官能に昂ぶっていく美香。天井から爪先立ちに吊られた美香は革のブラジャーとコルセットで乳ぶさを絞り上げられ胴を巻き締められたうえ、二本の淫具のついた革褌を股間に取り付けられる。箝口具を噛まされて美貌をみじめに歪めつつ立ち吊りの苦悶に耐える美香の前で、狂介はのぶ子の股間の淫具を抽送して責めたてる。激しく昇りつめる若い娘の痴態を目の当たりにして昂ぶった美香のマゾの肉に、狂介が振るう鞭がたたきつけられる。尻を打たれ激痛にのたうちながら、快楽の頂点をきわめて悶絶した美香は、乳ぶさに鞭をたたき込まれて凄まじい激痛に目覚めさせられる。哀訴の呻きを噴き上げるのも無視して左右の乳ぶさを交互に鞭でしばき上げられる美香は、凄艶な絶叫とともに涙を噴いてもがきまくる。乳首を弾かれた美女は白眼を剥き総身を痙攣させて再び失神する。
あぶら汗に蒼く光る喉を曝した美香が逆しまになって揺れていた。
悶絶した美香は吊りを降ろされ、鞭痕のなまなましい裸体を後ろ手に縛り上げられる。苦痛のなかに快楽を見出すマゾ女に対する次なる責めとして狂介が選んだのは、大股開きの逆さ吊りだった。パイプの両端にはだけた足首をつながれて再び天井から吊り上げられていく美香は、怯えと苦痛に悲鳴をあげながら、開脚逆さ吊りにされて宙に揺れる。狂介ははだけきった股間をいじりまわしながら、恐怖に哀訴する美香の尻に、内股に、腹に、乳ぶさに鞭をたたき込んで泣きわめかせる。汗まみれの肉をビクビクと痙攣させながら失神した全裸美女は、濡れそぼつ股間の割れ目に鞭をたたき込まれる激痛に失神から醒め、絶叫を噴いてもがきまわる。恐怖に声もないのぶ子の前で、二度三度と秘肉を打たれて苦悶におめきながら宙にのたうち躍る美香の女体。苦悶のうちに快楽を貪るマゾ女の貪欲を罰するかのように、狂介は死にもの狂いで哀願する美香の股間をさらにしばき上げる。またも失神した美香の凄惨な姿と、調教を超える拷問の恐怖に慄えあがるのぶ子を嗤いながら、狂介は赤い蝋燭を持ち出して火をつけ、淫液にまみれた美香の股間に蝋涙をしたたらせる。絶叫を噴いて失神から醒め不自由な宙吊りの肉をのたうたせて苦悶する美香は、内股に乳ぶさに蝋涙を垂らされ赤い灼熱の蝋にまみれて痙攣したあげく、剥き上げられた肉芽を灼かれて悶絶する。吊りから降ろされてベッドに転がされた美香は失神したまま貫かれ、激しく抽送されて責めたてられていく。苦悶の果ての激烈な快楽に灼かれるマゾ女の肉は、逞しい抽送にゆさぶられながら喜悦のきわみに昇りつめ、痙攣しつつ精を射込まれてまたも悶絶する。ボロボロになった美香は狂介とともに風呂を使いながら、死をもいとわぬマゾ女の恭順を狂介に誓うのだった。
美香を自分のプライベートルームに囲っておくことが不可能である以上、彼女を手近に置くにはプレジャーレディにするしかない。
翌日ボスのオフィスを訪れた狂介は、自分の愛人をプレジャー・レディとして働かせることの許否をボスに問いただすが、他の女たちにしめしがつかなくなることを理由にボスは拒絶する。ナンバーワン調教士を惚れ込ませるほどの女ににわかに興味を寄せるボスのもとを辞して、狂介はプレジャー・ランドに専属する診療所のドクトル・伊川を訪ねる。白髪頭の老医と歓談しながら、狂介は、ピアシングをほどこした美香の陰唇に金のリングを取りつけ名前を彫ったペンダントをぶら下げさせるアイデアを伊川に諮る。女の性器を見ることになれた老医は狂介の依頼を快諾し、彫物細工師に紹介することを約束するのだった。
口から泡を噴かんばかりになって白眼を剥き、なおも腰をガクンガクンと突き上げつつ、悶絶した。
狂介は細工師に作らせたリングとペンダントを携えて美香の住むマンションへと赴く。穴を穿たれた股間に嵌められるリングとそこから鎖で吊るされる「美奴」と刻印したペンダントを見せられて、美香はマゾの悦びに昂ぶる。黒革の首輪を嵌められた美香は狂介の足元に跪いて真珠郎をしゃぶりながら服を脱ぎ、やがて剃毛されたうえリングを付けられる美しい裸身をあらわにする。後ろ手に縛り上げられたうえ縄を首輪に通されて厳しく拘束された美香は、尻を鞭で追い立てられつつベッドに転がされ、足首を交叉させて両脚を縛り合わされる。小学生の頃からはぐくんできた股間の繊毛を剃り取られていきながら、羞じらいに歔き喘いで秘肉を濡らしていく美香。剥き出しの股間から乳ぶさを鞭で打ちたたかれて激痛に泣き叫んだ美香は、疼痛にわななく女体を狂介の怒張で貫かれて快美の呻きを噴き上げる。あられもないよがり歔きをわめきたてた美香は腰を振りたて白眼を剥きながら絶頂を極め、汗にまみれる肉の奥に精をたたき込まれて悶絶した。
心まで狂介に捧げきった美香は体を清められ、二度と戻すことのできない変形を美しい肉体に施されるため、狂介とともにドクトルのもとに向かう。
美香が衝撃に呻きつつ、キュウと眉根をよじった。
ドクトルは狂介とともに現れた美香の美しさに息を呑む。狂介に促されて裸になった美香の体を隅々まで眺め回しながら、ドクトルは、結婚や出産を拒否する処女にして娼婦たるイシュタール型と、子を産み育てるデメテール型に女を分類する持論を展開し、美香を性の悦びに生きるイシュタール型の女と断ずるのだった。首輪と手枷を嵌められて跪いた美香の奴隷の美しさに圧倒されたドクトルは、狂介の好意に甘んじて美香の口淫奉仕を受ける。巧みな口技で怒張を吸いたてられたドクトルは、肉の愉悦に喘ぎながら美香の口中に精を注ぎ込んだ。内診台に乗せ上げられて下肢をM字に拘束された美香の股間にドクトルがかがみ込んで、麻酔をほどこした女の秘肉に淫靡な手術をほどこしていく。陰唇に穴を穿たれ金のリングを嵌め込まれた美香は、ドクトルのとっさの思いつきで肉芽の包皮も切除され、女の核を剥き出しにされる。内診台を降ろされた美香は、隷属のあかしとなるリングの重さを股間に感じながら、性奴の肉体に堕ちた我が身を噛みしめていた。
痙攣は俺が断続的に射精するたびに起こり、それが弱まるにつれて美香の体は弛緩していき、やがてぐたりとレザーの上に伸び切った。
診療所から曳かれていく途中で、美香は早くも股間を擦り上げるリングの刺戟に悩まされて腰をもじつかせていた。調教室に連れ込んだ美香を激しい口づけを交わした狂介は、全裸にさせた美香の四肢を冂型パイプスタンドに張り拡げて、無毛の秘肉にリングを嵌められた美しい奴隷の肉体を鏡の前に曝し立てる。被虐の官能に燃え上がる美香は、リングにペンダントをぶら下げられて痛みと快楽に呻きつつ身悶え、双の乳首をニッパーで挟まれて苦悶にのけぞる。浣腸器を持ち出した狂介は、羞じらい戸惑う美香の尻に二百CCの浣腸液を注入する。生まれて初めての異様な刺戟にのたうちながら浅ましく腹を鳴らして苦悶した美香は、トイレに追い込まれて排泄を遂げつつ恍惚に呆けきる。レザー張りの台に俯伏せに押し伏せられて後ろ手枷に拘束された美香は、アヌスにクリームを塗り込められ、愉悦に灼けつく尻に鞭をたたき込まれて愉悦に錯乱しながら狂介の怒張をしゃぶらされる。ゆるんだアヌスに真珠郎を突き立てられる美香は、激痛の悲鳴に快美のおめきを混じえながら生汗を噴いてもがきまわる。鮮血を噴く尻の穴に長大な怒張を抜き差しされた美香は凄惨な絶叫とともにのたうち、凄まじい快楽に絶頂を極めつつ直腸に精をたたき込まれた。股間を白濁にまみれさせた美香は鏡の前に引き立てられ、股間の鎖を引かれる苦痛に怯えの声を放ちながら、完全な隷属を遂げた女の肉を見せつけられる。
今や美香は全身汗びっしょりになってのたうちまわっている。
一週間後、美香の手術後の経過を検分したドクトルは異常のないことを確かめて満足する。内診台に脚を拡げて秘肉をさらけ出した美香の無毛の女性器に、狂介は、陰毛に覆われた文乃の淫靡な女性器とは対照的な蠱惑を感じ取っていた。ドクトルは狂介への贈り物と称して鍼治療用の鍼を持ち出し、女の肉芽に鍼を打って刺戟するプレイを狂介に説く。怯え喘ぐ美香は勃起した肉芽にドクトルの手で垂直に鍼を突き立てられると、女体の芯を凄まじい快感に灼かれて汗を噴き淫液を垂れ流しつつのたうち、狂ったような愉悦の身悶えを繰り拡げるのだった。
美香は大の字なりにはだけたしなやかな裸身を噴き出す汗にねっとり光らせつつ総身で快美に喘いでいる。
鍼の快楽に骨抜きになった美香は狂介にしなだれかかりながら地下の調教室に連れ込まれ、素っ裸を狂介の股間に跪かせて真珠郎をしゃぶりたてる。昂ぶる女体を冂型スタンドに磔にされ乳ぶさを革ブラジャーで締め上げられた美香は、そそけ立つ左右の乳首を貫くように鍼を打たれて凄まじい肉の快楽に朦朧となって喘ぐ。肉芽を横に串刺しにされた瞬間、鍼の刺戟だけで絶頂を極めてのけぞる美香。狂介は小学校の理科の教材用の分銅を持ち出し、激烈な肉の愉悦にわななく美香の股間のリングに連ねぶら下げていく。分銅の重みで陰唇をみじめに引き伸ばされた美香は、鉛の球を股間に揺らしながら想像を絶する快楽にひとりよがり狂い、鍼を弾かれつつ淫らな呻きを噴いて激しく昇りつめる。精を絞りつくして痴呆のようにぐったりとなった美香の肉は、その姿のまま尻を腰を背中を鞭で打たれて凄惨な快楽にのたうち舞い躍り、肉芽をひねりあげられてまたも凄艶な絶頂を極めた。朦朧となった美香はスタンドから降ろされてベッドに仰向けに転がされ、爛れきった股間を真珠郎で貫かれていく。喜悦の叫びを放ちながら狂介とつながりあった美香は肉腔を収縮させてよがり歔きのたうちまわる。半狂乱の喜悦のうちに総身を痙攣させて絶頂を極めた美香は、狂介の精に子宮を灼かれつつ白眼を剥いて悶絶する。
「自分自身よりも深く愛していますわ。彼のためだったらどんなことでもしますし、殺されたっていいと思っていますもの」
その後しばらくして、美香の噂を伝え聞いたボスが狂介に持ちかけてきた新たな仕事は、プレジャー・ランドの筆頭株主である鬼頭久右衛門の屋敷に赴いての出張調教の要請であった。プレジャー・ランドを創立した伝説の人物は八十を過ぎてもなお欲望冷めやらず、隠退して暮らしている屋敷でSMプレイの演出を望んだのだ。調教相手として同行するよう打診された美香はためらうことなく受け入れる。
専用のヘリコプターと迎えの車を乗り継いで八王子の山中にある鬼頭老人の宏壮な屋敷を訪れた狂介と美香は、古風な趣を色濃く残した屋敷の風情と老人の趣味に感嘆しながら、奥の間へと導かれる。やがて現れた車椅子の鬼頭老人はいまだ若々しさをとどめ、モンペ姿の若い付き添いの女とともに二人を歓迎する。里子と呼ばれる美香と同年輩のその美しい女は、美香にも文乃にもない聡明な風情をたたえて慎ましく老人の傍らに控える。狂介が老人とマゾ談義を交わしつつ、リングまで嵌めさせた美香の隷属を誇るいっぽうで、勝ち気な美香と控えめな里子の間にも、目に見えぬ対抗心が芽生え始めていた。
老人の乾からびた指がなめらかな丘の弾力を試すように這いまわるにつれて、美香の口から耐え切れぬ悲鳴が洩れ腰がうねり腹がわななく。
狂介と美香はなよらかな百済観音像が据えられた持仏堂に案内される。原色に塗りたくられた仏像を不審に思う狂介に対して、鬼頭老人は、インドの石窟で石仏を取り囲む全裸の女たちの彩色画に色欲の妄念を見出したいきさつを語る。荘厳な仏像でさえも、その左右の柱に縛って曝し立たせた女の裸体との対照を楽しむための道具立てと知って、狂介は老人の妄執に舌を巻く。命じられてスキャンティ一枚の裸になった美香は、柱を背にして両手を吊られ足枷をつながれて曝される。羞じらう美香の腰から無造作にスキャンティを剥ぎ取った老人は、剃毛された下腹に賛嘆しつつ、リングを嵌められた秘肉をまさぐりたて肉芽をいじりまわす。美しい女体を玩弄する淫らな遊戯を見せつけられつつ内心の動揺を隠せない里子もまた、老人に命じられて激しく羞じらいながらモンペを解いていく。無粋なモンペ姿の下から現れた湯文字と肌襦袢だけの女体の美しさに息を呑む狂介。老人の求めに応じて麻縄を持ち出した狂介は肌襦袢を脱いだ里子の白い上体に縄を掛け回し、後ろ手縛りから首縄を渡して乳ぶさを絞り上げて、初めての緊縛に喘ぐ美女の肉を厳しく縛りあげる。羞じらいにむせぶ里子は哀訴を無視して湯文字を剥がれ、縄付きの丸裸を狂介に引き立てられて美香と反対側の柱に押し立てられる。観音像を挟むようにして二つの女体が全裸を曝したてられたとき、妖しいまでの対照美が持仏堂に具現した。
人間とも思えない苦鳴をギャグ・ボールに噛みしばりつつ、美香は汗のしたたる裸身を痙攣させる。
観音像を挟んで曝し立たされた二つの対照的な女体を前にして老人と狂介は悦に入る。老人の求めに応じて裸になった狂介は、長大な怒張を猛々しく勃起させたさまで老人に驚嘆の眼を瞠らせながら、鞭を手にして美香を責める。股間に分銅を吊られギャグを噛まされた美香は剥き出しの体の前面をいたるところ打ちたたかれて凄惨な絶叫をくぐもらせ、打ちまくられる太股を、下腹を、乳首を、腹を顫わせてのたうった果てに肉芽をしばきあげられて絶頂を極め悶絶する。すさまじいマゾの調教を恐怖に慄えながら見つめていた里子は、悲痛な哀訴を噴きこぼしながら尻打ち調教を宣告される。狂介は老人愛用の張り形を手にして、すくみ上がる里子の裸形を抱き締めて白い肉を愛撫していく。老人の眼前で立ったまま強制的に情感を掻きたてられていく里子は、卑猥な言葉責めとともに狂介に開脚を命じられ、ためらう腰に鞭を当てられて怯えの声を絞りつつ、白い下肢を踏みはだけていく。繊毛の奥に隠された秘裂をさらけ出されいじりまわされた里子は、こらえ切れぬ昂ぶりに腰を躍らせながら秘肉を濡らして悶え泣く。淫液にまみれたういういしい風情の女性器に張り形を押し込まれ、焦らしたてるように責め抜かれて、浅ましい歔き声とともにのたうちまわった里子の裸体は、やがて総身を痙攣させてのけぞりつつ淫らな絶頂を極める。肉の悦びに崩れてがっくりとうなだれた二つの女肉を並べ見ながら、鬼頭老人はこみ上がる老いの情欲を抑えかねるのだった。
美香は何度か悲鳴をほとばしらせ、いましめの裸身をガクンとのけぞらせて小さいアクメを迎えるようだったが、やがてそれが極まったと見えて、手放しで泣きわめき狂いたち始めた。
夕食を前にして狂介は美香とともに風呂を使う。美香は真珠郎を手でしごきたてて淫靡な奉仕を捧げながら、狂介を感嘆させた里子への嫉妬をほのめかせる。豪勢な食事の席で、再び質素なモンペ姿で老人にかしずく里子は、平静を装った挙措のうちにも羞じらいの風情を隠しきれない。部屋に引き取った狂介は美香を裸にさせ、老人のもとから呼びに来た里子を奴隷の姿で迎えさせる。ライバルともいうべき美女に股間の鎖を曳かれ、屈辱の呻きを噴きながら老人の座敷へと連れ込まれる美香。好奇心にはやる老人の前で美香を前向きに開脚抱きにした狂介は、美香の乳首を鍼で貫いて、凄絶な快感にのたうつ美女の痴態を見せ物にする。猛り立つ老人と恐怖に眼をそばだてる里子に見せつけるように、真珠郎を美香にしゃぶらせた狂介は、クリームを塗り込めた美香のアヌスを背面座位で貫いてゆさぶりたてる。すさまじい快美に絶叫を噴いてのたうつ美香の秘肉に、老人が手にした張形を抉り込んでいく。快楽に悶え狂いのたうちまわった美香は、激しい絶頂を極めて狂介の腰の上で痙攣し反り返った。
俺は疲労困憊して首も起こされぬていの美香の顔を首輪を掴んで引き起こし、彼女の絞り出した淫液に汚れた「真珠郎」をしゃぶって清めさせた。
凄惨な淫劇に呑まれて満足しながらも老いた怒張を勃起させることのできない老人は業を煮やして、疲労困憊した美香を引きずり起こして怒張をしゃぶらせている狂介に対し、里子の肉体を調教の具として提供することを申し出る。精気の衰えた老人ひとりに仕えてきた里子は張り形で処女を奪われて以来、いまだ生身の男を知らなかったのだった。嫌悪に泣き叫び許しを乞う里子を布団の上に押し転がした狂介は、寝間着の上から里子の体を厳しく縄掛けして老人の前に曝したてる。はだけた乳ぶさを揉みなぶられて喘ぐ里子は、しこりきった双の乳首を鍼で穿たれて錯乱の悲鳴を噴きこぼす。女体を内から苛む激烈な刺戟に崩れきった里子は、湯文字を剥がれ濡れそぼつ秘肉に淫具を押し込まれて淫らな呻きとともに身悶える。美香に奉仕されつつ愛人の痴態を凝視する老人の視線を浴びながら、膝を折り曲げた足首に淫具を結びつけられて、足の動きでみずから淫具を抽送する浅ましい淫技に溺れ込んでいく里子。狂介の怒張を口元に突きつけられた里子は素直に口淫することを拒んだ報いとして肉芽に鍼を貫き通される。錯乱の歔き声を噴いてのたうつ里子は真珠郎をしゃぶらされながら、急所をことごとく串刺しにした鍼の凄まじい刺戟に躍らされ、全身を痙攣させて昇りつめる。
坊主頭を振りたて、ギャグから絶叫と共につばきを撒き散らし、乳ぶさを躍らせ腰を振りたてる。
酔ったまま狂介の叱責にもけだるげな反応を返すばかりの美香は、剃った眉の上に眉墨を塗り、髪までも丸坊主に剃り上げてロングヘアのかつらをかぶっていた。驚愕した狂介は動揺して激情に駆られるまま美香を打擲し、顔を洗わせる。剥き出しになって毛の一すじもない美香の頭部は、黒髪の美しい里子とは対照的な妖しい魅力をたたえていた。すべての毛を失うことで里子に対抗しようとした美香の胸中に思い到って慄然とした狂介は、美香を全裸にさせ、あらゆる体毛を失って股間にリングをぶら下げたマゾ女の白い肉を眺めつつ昂ぶる。首輪と革ブラジャーで裸身を厳しく拘束された美香は跪いて「真珠郎」をしゃぶりたて奉仕する。首輪を天井から吊られハイヒールをはかされた脚を大きく拡げて固定された美香は、ボールギャグで口をふさがれ股間にペンダントをぶら下げられたまま、乳ぶさと股間を鞭でしばき上げられ激痛と愉悦にまみれて絶頂を極める。双の乳首と肉芽を鍼を刺し貫かれた美香は、肉の愉悦にひくつく女体を凄まじい快楽にのたうたせ、肉芽に垂直に鍼を打ち込まれて喜悦に痙攣する。快楽のあまり朦朧となった美香は吊りから降ろされて台に俯伏せに押し伏せられ、クリームを塗り込められたアヌスを真珠郎で貫かれる。女体の急所に鍼を打たれたままアヌスの激烈な快楽に悶え狂った美香は、人間とも思えぬ苦痛と快楽の呻きを噴きこぼしつつ激しく昇りつめ、痙攣する肉に狂介の精をたたき込まれた。満足して美香の体から離れた狂介が、しばらくしてようやく異変に気づいた時には、美香は恍惚の表情を浮かべたまま息絶えていたのだった。