人の字なりに吊られた白く優美な裸身が激痛に硬直し痙攣する。
客に対して不始末をしでかした文乃は、湯文字一枚の裸を床柱の根元に後ろ手に縛りつけられてうなだれていた。かつては社長夫人だった身を夫の破産によって「裏」のプレジャー・レディに堕とされた三十五歳の人妻は、自分に横恋慕してこの転落を仕組んだ卑劣な債権者の男に買われ口淫を要求される屈辱に耐えきれずに反抗を示したのだった。狂介は文乃を罰するため、後ろ手に縛りあげた文乃を地下の調教室に連れ込んでのぶ子の正面に吊り下げる。互いの裸身から眼を逸らしつつ羞じらう人妻と女子大生の、女体の相違をじっくりと玩味する狂介。狂介に乳ぶさを揉みなぶられ唇を甘く吸いたてられた文乃は懲罰への服従の意を示し、両脚を引きはだけられて床に固定される。強靱な籐の鞭で尻をしばかれた文乃は激痛に悲鳴を噴き上げ尻を鮮血にまみれさせながら、鞭打ちで昂ぶるマゾの快楽を目覚めさせられて股間を濡らしていく。懲罰の厳しさに声もないのぶ子の怯えぶりを嗤い、すくみ上がる女体に鞭の苦痛を味わわせながら、狂介は文乃をなおも鞭打つ。乳ぶさを打たれた文乃は凄まじい激痛に哀訴の叫びをほとばしらせるのもむなしく、苦悶に疼く繊細な乳肌から腹へ、下腹へ、股間のあわいへと次々に鞭をたたき込まれていく。鞭打ちで絶頂を極めて汗まみれになって伸びきった文乃は、吊りを解かれて狂介の足元に正座させられ、謝罪と服従の言葉とともに狂介の怒張をしゃぶらされる。プレジャー・ランドの女たちに「真珠郎」と呼ばれて畏怖されている狂介の巨大な肉塊を、息を呑むのぶ子の眼前で浅ましくしゃぶりながら昂ぶっていく文乃。ベッドに仰向けになった狂介にまたがらされた文乃は、屹立する剛直の上にみずから腰を落として貫かれていく。腰を振りたて淫声を放って昇りつめた文乃は、なおも秘肉で真珠郎を食い締めたまま総身を痙攣させ、再び激しい絶頂を極めて悶絶した。
いつしか文乃の頬はボウと上気し、重たげに揺れる乳ぶさの頂点で乳首が硬くしこり立ち始めている。
のぶ子を帰した後、狂介は全裸の文乃を後ろ手縛りのまま、「裏」の女たちの談話室へ連れ込んで、X字架に三時間に及ぶ曝し磔の懲罰を与える。反抗を示した女たちは美しい裸体を同性の眼に屈辱的な見世物に耐えなければならないのだ。折しも同僚の調教士「トド」が懲罰のために連れ込んだ若い女と並んでX字架にかけられた文乃は、観念しきってがっくりとうなだれたまま、熟れた白い女体を曝していた。狂介はプレジャー・ランド二階のレストランで食事をしながら、眼下のプールで見事な肉体を誇示する水着姿の若い女たちを眺めて感傷にふける。女の裸を見飽きた調教士にとって、ウエイトレスの美少女の初々しさがわずかな気晴らしであった。
後日、狂介は文乃が不始末をしでかした客のもとへ文乃を引き出し、詫びとともに改心した文乃を差し出す。文乃を汚辱の境遇へ堕とした張本人の島田は、文乃を裸にさせようやく醜悪な怒張をしゃぶらせて満足する。憎い男の剛直に口で奉仕しながら狂介の手で後ろ手に縛り上げられ、屈辱に灼かれつつ昂ぶっていく文乃。布団に移され開脚縛りにされた文乃の上に島田がのしかかり、悲痛な悲鳴を絞る美女をふかぶかと貫いていった。
汗にまみれほつれ毛もしどろな顔をグンとのけぞらせ、尻をグイグイ突き上げつつ断末魔の呻きを絞り出した。
数日後、レストラン「美少女」を訪れた狂介は君子を通じて早苗を呼び出し、文乃が早苗に会うことを拒んだことを告げる。文乃が客を取らされているところを密かに見せるという狂介の申し出を、切羽詰まった早苗は罠とも知らずに受け入れる。そのころ調教室では、開脚椅子に拘束されたのぶ子がはだけた股間に膣圧計を嵌められて放置されていた。締め付けの強さに応じて卑猥な音をたてる膣圧計でひとり秘腔を鍛えさせられていたのぶ子は、狂介の命令に応じて放屁にも似た淫らな音を股間に鳴らしながら、狂介の怒張をしゃぶらされる。
後日、文乃が島田を相手にさせられている機会をとらえて狂介は早苗を覗き部屋に連れ込む。マジックスクリーンの向こうに広がる和室で、湯文字一枚に剥かれ後ろ手に縛られた母が跪いて島田の怒張をしゃぶらされている光景に息を呑む早苗。衝撃と羞じらいに打ちのめされた美少女に無理やり母の痴態を見せつけながら、狂介は慄える早苗の稚い女体をなぶりまわす。俯伏せになって尻をもたげ、湯文字を剥がれて尻を剥き出しにした文乃を、島田が後ろから貫いていく。憎い男にゆさぶられながらこらえ切れぬよがり歔きを噴き上げてみじめな絶頂へ突き上げられる母の姿を、早苗もまた昂ぶりながら見せつけられていた。
あぶら汗の吹いた顔を振りたて、肘掛けに載せ上げた足をバタバタやりながら、文乃はヒィーッヒィーッと全身で苦悶を訴える。
狂介はのぶ子を送り出したついでに文乃の部屋に立ち寄る。昨晩もまた島田に責め抜かれた文乃は、疲労にやつれきったしどけない姿で部屋の乱れもそのままに眠りこけていた。文乃を全裸にして立たせた狂介は、文乃の体じゅうに残る鞭痕に島田の執念を見てとる一方で、憎い男に苛まれて快楽を極めるようになりつつある文乃のマゾの性に感嘆する。狂介の愛玩をせがんだ文乃は肘掛け椅子に開脚で座らされ、昨夜の愛戯の名残をとどめた股間を自分の手ではだけさせられる。羞じらいにわななく白い股間に狂介の鞭をたたき込まれて苦痛と快楽の入り交じった絶叫を噴き上げる文乃。狂介は娘の早苗との対面を取りはからったことを文乃に告げ、娘の貞操に疑念を抱く母の肉芽に容赦なく鞭をたたきつけるのだった。
「娘の前でそのようなことは、とても……」
次の休日、狂介は文乃を自室から調教室へ連れ出して早苗と対面させる。久しぶりの再会に備えてめかしこんだ母と娘は、待ちこがれた対面に感極まり抱き合っていたわりの涙を流す。だが、母を助けるために早苗がみずからもプレジャー・レディになることを望んだことから、美しい母娘の間にいさかいが持ち上がる。すでに狂介に処女を捧げたことをも明かして母の承諾を求める早苗の願いを、悲痛な思いで拒絶する文乃。狂介は早苗に思いとどまらせるためと称して、娘の前で文乃にプレジャー・レディとしての奉仕を尽くすよう命じる。文乃は恥辱と惨めさにうなだれながらも、早苗を説得するために痴態を晒すことを決意するのだった。
手放しでよがり歔きつつ、総身を痙攣させ始めた。
文乃は狂介と早苗の視線に羞じらいながら男の欲情を焦らしたてるように和服を脱ぎ、体の正面を狂介に向けたまま湯文字をほどいて真っ白な全裸を曝す。プレジャー・レディとして磨き上げられた母の女体の美しさに息を呑む早苗の前で、天井から両手吊りにされた文乃はおびえてひくつく裸体に鞭をたたき込まれる。尻を腰を背中を打たれ、乳ぶさと太腿をしばき上げられながら激痛に泣きわめいて汗まみれの肉を跳ねさせる母の無惨な姿に、早苗は悲痛な哀訴を放つ。母の苦しみを救うため狂介に命じられるまま全裸になった早苗は、文乃と同じフックに吊られて剥き出しの体の前面を母と擦り合わせる。恥にまみれる母と娘は尻に交互に鞭を入れられて、白い肉をぶつけ合わせながら淫らな悲鳴を響かせ、女同士の甘美な口づけに没入していく。狂介は股間を濡らしきった母娘を吊りから降ろして、後ろ手に縛った文乃に怒張をしゃぶらせながら、おびえにわななく早苗の裸身を揉みなぶる。マゾの奉仕に昂ぶって濡れそぼつ秘肉を、娘の手でまさぐられて悲痛な声を絞る文乃。仰向けに転がされた文乃は早苗の眼の前で狂介に犯され、淫らなよがり歔きを噴き上げつつ激しく反り返って絶頂を極める。くたくたになって歔き喘ぐ文乃は俯伏せにされ、アヌスクリームを塗り込められた尻を休む間もなく貫かれる。男と女が尻でつながる凄惨な光景に息を呑む早苗に見せつけるように、文乃は狂介のあぐらに抱え起こされて背面座位でゆさぶりたてられ、総身を痙攣させつつ昇りつめた。凄まじい情景に陶酔して麻痺しきった早苗は命じられるまま汚れた真珠郎を舐めしゃぶり、処女を喪った秘肉を母の眼に曝して見せる。仰向けに転がされた早苗は狂介にのしかかられて貫かれ、母娘丼の悲哀にまみれる文乃の前で、性の悦びを知った女の痴態を演じていくのだった。