「……し、知りません……」
その日の午後三時、曝し柱を抱くように両腕と両脚をつながれたのぶ子は、アヌスに埋め込まれたバイブレーターが送り込む振動に延々と責められ続けて、何度となく気をやらされて朦朧となった虚ろな瞳を宙に放っていた。感受性の豊かな女体を快楽の虜にされた女子大生の尻に鞭をたたき込んでさらに責めあげていく狂介のもとに、昨日のウエイトレスの美少女から相談を持ちかける電話が入る。狂介は曝しものにされた全裸ののぶ子もそのままに、レストランのお仕着せに身を包んだ少女ウエイトレス甲田君子を、友人の別の美少女ウエイトレスとともに調教室へと招き入れた。のぶ子の裸体に直面させられた少女たちは、噂に聞く調教士の仕事ぶりを目の当たりにして衝撃と羞恥に息を呑んで身を寄せ合う。狂介は少女たちに見せつけるようにのぶ子の体を責めたてる淫具を見せつけ、引き寄せた君子に濡れそぼつのぶ子の股間をまさぐらせて女の肉の痴態を暴露しながら、汗まみれの女子大生の尻に鞭をたたき込む。バイブの振動を抽送されつつ尻を打ちたたかれて、淫らに痙攣しながら絶頂を極めさせられるのぶ子。狂介は縛めを解いたのぶ子に休憩を与えたうえ、少女たちを奥の部屋に連れ込んで相談を聞き出す。君子が連れてきた美少女・高松早苗は、プレジャー・ランドの「裏」の女に身を堕とした母親の文乃こと高松明子との対面を、プレジャー・ランドの規則に反して狂介に懇願するのだった。文乃の娘にふさわしい早苗の可憐な美貌に欲情をそそられた狂介は、願いをかなえられることをほのめかして早苗を罠に引きずりこむ。母との対面の代償に狂介に体を与えることを観念した早苗は、取引の手付けと称して君子の眼の前で狂介に抱き寄せられなぶりまわされる。スカートをめくり上げられた処女は、パンティの中に手を差し込まれて怯えにすくみ上がる下腹の繊毛をまさぐられつつ喘ぎ悶えるのだった。
君子は反り返した胸を弾ませながら処女の身を自由にもてあそばれる哀しみを訴える。
その夜、君子と連れだって狂介の部屋にやって来た早苗は、部屋に入るやいなや抱きすくめられ唇を奪われる。君子に見せつけるように荒々しく早苗を愛撫しながら、狂介は美少女の稚い肉体から衣服を脱がせていく。息を呑んで見つめる君子の前で、全裸に剥かれた早苗は後ろ手に縛り上げられたうえ、狂介が剥き出しにした怒張を口に咥えてしゃぶりたてる。親友の痴態に怯え狼狽した君子は、狂介に詰め寄られると初心な覚悟も消し飛んで、観念しきれず暴れまくる。嫌悪に叫びたてる活発な美少女の不服従を懲らしめるため、狂介は君子の両手を前縛りにして天井から鎖で吊り下げる。爪先立ちに吊られた美少女は、泣き叫んでもがきまわる肢体から卑猥な揶揄とともに衣服を剥き取られ、羞恥によじれる処女の素肌をつつきまわされながら、下腹の恥毛もあらわな丸裸を曝す。早苗より成熟のすすんだ裸身を狂介の手の愛玩にゆだねきってガックリとぶら下がった君子は、狂介に命じられて足元に跪いた早苗の舌で、恥辱にわななく股間に舌を這わされて羞恥のおめきを噴き上げてもがく。剥き出しの背中と脇腹を狂介の指にくすぐられながら、親友の舌で処女の秘肉を責めたてられた美少女は、汗まみれの裸身を反り返らせて昇りつめる。吊りから降ろされて後ろ手に縛り上げられた君子は、早苗と並んで正座させられ、差しつけられる狂介の怒張を代わるがわる咥えて奉仕させられる。強大な男の肉塊を交互に舐めしゃぶりながら昂ぶったあげく、互いの唇を吸い合って陶酔に溺れていく二人の美少女。少女たちをベッドに乗せ上げた狂介は、仰向けになって早苗を股間にまたがらせる。屹立する剛直に腰を落とし、苦痛と愉悦に呻き泣きながら腰をまわした早苗は、女の悦びを覚えて狂介の腹の上で痙攣する。観念しきった君子は仰向けに転がされ、大きくはだけた股間に狂介の剛直を押し込まれていく。激痛に泣き叫びながら処女の秘腔を奥まで貫き通された美少女は、破瓜の血を噴き苦悶のあまり悶絶した汗まみれの稚い女体を、容赦なくゆさぶりたてられていった。
あんな風に処女を奪われておびただしい血を流し、激痛に失神までしていながら、今朝見るとその影さえ見せない。
翌朝、レストラン「美少女」で朝食をとる狂介は、忙しく立ち働くウエイトレスたちのなかに早苗と君子の姿を見て楽しむ。清楚な制服に身を包んで給仕する早苗と君子は、あからさまにからかわれて初々しい風情で羞じらう。羞恥に絶え入らんばかりの君子と次の逢い引きの約束を取り交わすいっぽうで、狂介は次の日曜の美香との約束に思いを馳せていた。
やがてそんな言葉さえ喪って、二人とも稚い腰をくなくなうねらせつつ昂った呻きを洩らしはじめた。
アヌスの快楽を覚えたのぶ子はプレジャー・レディとしての調教の最終段階に入った。狂介に呼び出された早苗と君子が見学するなか、後ろ手に縛られた体を尻打ち台に伏せたのぶ子は、性器と化した尻の穴の淫らなうごめきをさらけ出す。狂介に促されるままのぶ子のアヌスに指を差し込んでその緊縮力を味わった美少女たちは、尻を怒張に貫かれて凄艶なよがり歔きを噴いていくのぶ子の痴態に息を呑んで眼を瞠るばかりだった。
調教が完成したのぶ子は、連れ込まれて以来初めて衣服を与えられ、新人のプレジャー・レディとして狂介の調教室を辞する。良家の娘から快楽の娼婦へと生まれ変わった女子大生は、狂介の足元に跪いて「真珠郎」に奉仕を捧げる。「野火子」と源氏名を与えられたのぶ子はプレジャー・レディとしての部屋を割り当てられ、若く美しい肉体を男に買われる新たな人生へと踏み出した。