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魔女あらわしの儀

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 Xフロアの一室を借りて開かれた桃苑会の月例パーティには、若い男女十三人ずつが集まった。立食ディナーののち外志夫が幹事として説明した当夜の余興のルールとは、『魔女のタンゴ』に合わせてペアで踊る参加者たちが曲の終わりと同時に二十五脚しかない椅子を取り合って、あぶれた一人が着衣を一枚脱ぎ去るというものだった。最も早く全裸になった女と男が正体を現した魔女と悪魔として名指され、部屋の中央の曝し柱に繋がれて嘲弄されたうえでその場を追放されるのだ。女たちの羞じらいの悲鳴が交錯するなかゲームが始まるが、外志夫は数人の仲間の男と語らって、目当てにしていた上城しのぶと自分が魔女と悪魔に選ばれるよう企んでいた。桃苑会の会員には珍しく、国際線のスチュワーデスとしてキャリアを積んでいる怜悧な美女は、仕掛けられた企みにも気づかず席にあぶれて着衣を奪われていく。参加者たちが次々と着衣を剥かれ、淫靡で頽廃的な期待が高まっていくなか、スキャンティ一枚を残した姿のしのぶはまたも席にあぶれて、正体を現した魔女に定められる。淫靡な歓声に囲まれつつ、屈辱に美貌を歪めた美女は寄ってたかって曝し柱に両手吊りの立ち縛りにされ、羞じらいにうねる腰からスキャンティを剥かれて、強烈なスポットライトの中に全裸を曝した。続く数回のゲームでもくろみどおり悪魔に指名された外志夫は、屈辱と抵抗を演じながらしのぶの正面の柱に曝され、トランクスを脱がされて巨大な怒張をさらけ出す。全裸をすくみ上がらせて羞ずかしさにわななくしのぶの前で、牡山羊の仮面をかぶらされて悪魔に扮した外志夫は、縛めを振りほどいてしのぶを抱き寄せ、恐怖に悲鳴をあげる全裸の美女を柱から解き放って後ろ手にくくり上げる。観衆たちに見守られながら、山羊面の悪魔は喘ぎ泣く全裸の美女を曳いて部屋の隅の暗がりへと消える。
[ 2-5 〜 3-2 ]
シチュエーション
(なし)

登場人物

剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
恥辱のわななき、喘ぎ波打つ乳ぶさ、{よしれる}縦長の美しい臍、うねる腰、よじり合わされるスラリと伸びた下肢、そしてどう隠しようもない毛の生えっぷり――生贄に捧げられて追いつめられたこんなしのぶの姿こそ、外志夫(たち)の見たかったものなのだ。

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