「犀の会」の会員たちが招き集められたXフロア「修羅の間」で、忠平の葬儀が密やかに行われる。追悼の念よりも葬儀委員の趣向に興味をそそられて集まった者たちは、祭壇の脇に横たえられたキ字柱を見て期待を昂ぶらせる。忠平のSM作家としての生前の業績を回顧しつつ会葬と献花の儀式が終わると、忠平の愛人であった河野希世子が湯文字一枚に剥かれて緊縛された裸身を非人の装束をした男に曳かれて現れる。忠平の遺影を目の当たりにして崩れ落ちた希世子は、淫らな肉への懲罰として青竹を腰に打ち込まれて悲痛に泣き叫ぶ。縛めを解かれた美女は磔柱に大の字に縛りつけられ、観念しきって瞑目した体を高々と掲げ立てられる。湯文字を引きむしられて秘肉を曝した希世子は、秀一郎と会員有志によって股間の繊毛を剃り取られ、亡き忠平への捧げものにされる。剃毛にかこつけて代わるがわるいじりまわされる秘肉から淫液を垂れ流しつつ下腹を剃りあげられた希世子は、先端に淫具を取りつけた槍を非人の手で股間に突き立てられていく。汗まみれの裸身を串刺しにされ、淫らに爛れて濡れそぼつ秘肉を槍で突きまくられた希世子は、絶えだえの悲鳴を噴き上げながら空中高くよがり歔いて、絶頂を極めるとともに股間から生理の血を垂れ流すのだった。