【1月20日過ぎ】新年の逢い引きから十日以上が過ぎ、太郎の呼び出しを待ちわびていた静子のもとにようやく太郎からの電話がかかる。命じられるままに盛装した静子は迎えに来た太郎の車で但馬邸へと向かいながら、選挙の後に夫と離別して太郎の情婦となる悲愴な決意を口にする。なかば雪に埋もれた拷問蔵に連れ込まれた静子は跪いて太郎の怒張をしゃぶりたて、逞しい裸を曝した黒人青年と並んで盛装のまま記念撮影をさせられる。ベッドに仰向けに転がされた静子は前手縛りにされた両手を頭上に引き伸ばされたおのが姿を天井の鏡で見せつけられながら、艶やかな着物を割りくつろげられ下肢を剥き出しにされていく。羞じらいつつも秘肉を濡らした美夫人の股間を巨大な剛直でなぞりあげた太郎は、淫液を吐く秘裂に怒張を埋め込む。激しい肉の悦びに悶えのたうった静子は腰を振りたてながらあられもない悲鳴とともに昇りつめて失神する。太郎はベッドから引きずり降ろした静子を長襦袢一枚に引き剥いて俯伏せに引き据え、もたげた尻のあわいに浣腸液を注ぎ込む。便意に耐える美夫人は太郎が持ち出した鞭で尻を打たれ激痛に転げまわりながら、さらに剥き出しの胸を、腹を、太腿を、股間をしばかれて絶叫する。雪が降りしきる戸外へ連れ出された静子は新雪を踏み固めた上にしゃがみ込んで無残な排泄を曝し、そのまま再び浣腸されて、太郎の怒張をしゃぶりながら繰り返し排便させられる。極寒の屋外から風呂場に連れ込まれた静子は身中に疼く肉欲の炎に煽られるまま、太郎の腰にまたがってひとつにつながっていく。繰り返し昇りつめた後に股縄をかけられて部屋へ連れ戻された静子は、髪を縛って天井から吊り下げられた爪先立ちの裸体をなぶりまわされ、剥き出しになった白い肉のいたるところに鞭をたたき込まれて泣き叫ぶ。吊りをゆるめられて膝をつき上体を前かがみに倒された夫人は、太郎の剛直を舐めしゃぶらされたうえ、二度の浣腸で爛れて疼くアヌスを貫かれる。喜悦の呻きをほとばしらせつつ激しく昇りつめた静子は、痙攣する直腸に精をたたき込まれて汗まみれにのけぞり返った。
やつれきった体を太郎の車で送り返されながら、静子はいまや目前に迫った夫の知事選が、破滅の始まりであることを感じる。