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闇狩り人

教育界の黒い人脈を蝕むための淫らな陰謀が、高貴な女たちの肉体を穢しむさぼる。凌辱の果てに芽生える倒錯の愛。

 
 地方都市の女子高で教鞭をとる大野木圭吾には、妹・大野木千秋の発狂の原因をつくった教育界への深い怨念があった。担任の女生徒・泉典子を情婦とするいっぽうで、妻の奈美を調教する趣味をもつ慈恩寺の光覚和尚を通じて陰の実力者・但馬老人と知り合った圭吾は、囚われた人妻・中川綾子の肉体を提供され、老人の愛人の民子や配下の黒人・太郎とともに、県政を覆す遠大な政争に関わっていく。
 県議の娘・早川和美、女教師・秋吉真喜子、県知事候補の娘・林しのぶ。教育界の実力者に連なる女たちを次々と犯して弱みを握った圭吾と太郎は、敵たちの美しき妻・早川峰子林静子をも愛玩馴致する。やがて復讐が成就したとき、崩壊した上流階級の女たちの敗残の運命とは……。
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文献
花萌えの刻
美しき架刑
姦の火宴
嬲愛
食蟲花
闇狩り人(全3巻)
(日本出版社,2009年)
背徳の渦紋(全2巻) :当サイト典拠
(日本出版社,1996年)
闇狩り人(全3巻)
(日本出版社,1985年)

登場人物

人妻・愛人 20代後半 自由意思型
処女 勝気
おおのぎ ちあき: 圭吾の妹。佐倉宏の前妻だが二十五歳で離婚。生理の前後に頭の変調をきたす。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
読者評価 171 位/400人中 [ 2896 pts: 基礎票1393+読者票1503
女子高生 16〜17歳 脅迫呼出型
処女 勝気
はやかわ かずみ: 早川敏克の一人娘。進学校の二年生、東大志望。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
読者評価 120 位/400人中 [ 3543 pts: 基礎票2040+読者票1503
人妻・愛人 30代半ば 自由意思型
処女 勝気
なみ: 光覚和尚の妻。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
読者評価 175 位/400人中 [ 2864 pts: 基礎票1361+読者票1503
人妻・愛人 30代前半 単発凌辱型
処女 勝気
なかがわ あやこ: 但馬にとらわれている人妻。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
読者評価 184 位/400人中 [ 2756 pts: 基礎票1253+読者票1503
女医・女教師 20代半ば 脅迫呼出型
処女 勝気
あきよし まきこ: 和美の高校の教師、佐倉宏の新たな婚約者。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
読者評価 159 位/400人中 [ 3043 pts: 基礎票1540+読者票1503
人妻・愛人 28歳 自由意思型
処女 勝気
たみこ: 但馬邸の主婦。
 
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読者評価 199 位/400人中 [ 2619 pts: 基礎票1116+読者票1503
女子高生 16〜17歳 脅迫呼出型
処女 勝気
いずみ のりこ: 圭吾が担任している高校二年生。八百屋の娘。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
読者評価 183 位/400人中 [ 2762 pts: 基礎票1259+読者票1503
人妻・愛人 30代後半 脅迫呼出型
処女 勝気
はやかわ みねこ: 早川敏克の妻。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
読者評価 148 位/400人中 [ 3113 pts: 基礎票1610+読者票1503
女子高生 16〜17歳 脅迫呼出型
処女 勝気
はやし しのぶ: 圭吾が担任している高校二年生。林達明の娘。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
読者評価 174 位/400人中 [ 2881 pts: 基礎票1378+読者票1503
人妻・愛人 30代前半 脅迫呼出型
処女 勝気
はやし しずこ: 林達明の後妻、現知事の娘。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
読者評価 315 位/400人中 [ 1776 pts: 基礎票48+読者票1728

場面構成

闇狩り人 千秋 和美 奈美 綾子 真喜子 民子 典子 峰子 しのぶ 静子
[01]背徳の兄妹 [ 1-1 ] 千秋 - - - - - - - - -
[02]美少女破瓜凌辱 [ 1-2 〜 1-7 ] - 和美 - - - - - - - -
[03]慈恩寺での出会い [ 2-1 〜 2-4 ] 千秋 - 奈美 - - - - - - -
[04]み台さま凌辱 [ 2-5 〜 2-7 ] - - 奈美 - - - - - - -
[05]女子高生羞恥責め [ 3-1 〜 3-3 ] - 和美 - - - - - - - -
[06]但馬邸への招待 [ 3-4 〜 4-1 ] - - - 綾子 - - - - - -
[07]隷女の調教 [ 4-2 ] - - - 綾子 - - - - - -
[08]美少女快楽教育 [ 4-3 〜 4-7 ] - 和美 - 綾子 - - - - - -
[09]教え娘の蹂躙劇 [ 5-1 〜 5-4 ] - 和美 - - 真喜子 - - - - -
[10]穢される処女教師 [ 5-5 〜 5-7 ] - - - - 真喜子 - - - - -
[11]追い討ちアヌス破瓜 [ 6-1 〜 6-5 ] - 和美 - - 真喜子 - - - - -
[12]遠大な復讐の罠 [ 6-6 〜 6-7 ] - - - - 真喜子 - - - - -
[13]教育界の乱脈 [ 7-1 〜 7-7 ] 千秋 - - - - 民子 - - - -
[14]磔柱 [ 8-1 〜 8-3 ] - - 奈美 - - - - - - -
[15]磔の美女 [ 8-4 〜 8-7 ] - - 奈美 - - - - - - -
[16]女生徒調教 [ 9-1 〜 9-5 ] - - - - - - 典子 - - -
[17]美夫人の襲撃 [ 9-6 〜 9-7 ] - - - - - - - 峰子 - -
[18]母娘対面凌辱 [ 10-1 〜 10-3 ] 千秋 和美 - - - - - 峰子 - -
[19]母娘拷問 [ 10-4 〜 10-7 ] - 和美 - - - - - 峰子 - -
[20]兄妹襲撃 [ 11-1 〜 11-2 ] - - - - - - - - しのぶ -
[21]兄妹凌辱 [ 11-3 〜 11-7 ] - - - - - - - - しのぶ -
[22]美夫人拉致される [ 12-1 〜 12-2 ] - - - - - - - - - 静子
[23]美夫人崩壊 [ 12-3 〜 13-1 ] - - - - - - - - しのぶ 静子
[24]汚辱の輪姦地獄 [ 13-2 〜 13-7 ] - - - - - - - - しのぶ 静子
[25]新しい季節 [ 14-1 〜 14-2 ] - - - - - - - - - 静子
[26]被虐の快楽開眼 [ 14-3 〜 14-7 ] - - 奈美 - - - - - - 静子
[27]隷属する継母 [ 15-1 〜 15-6 ] - - - - - - - - しのぶ 静子
[28]アヌスの快楽調教 [ 15-7 〜 16-4 ] - - - - - - - - - 静子
[29]母娘愛玩 [ 16-5 〜 16-6 ] - 和美 - - - - - 峰子 - -
[30]継母と息子 [ 17-1 〜 17-6 ] - - - - - - - - - 静子
[31]快楽輪姦調教 [ 17-7 〜 18-5 ] - - - - - - - - - 静子
[32]誘い出された美夫人 [ 18-6 〜 18-7 ] - - - - - - - 峰子 - -
[33]二人の美夫人 [ 19-1 〜 19-7 ] - - - - - - - 峰子 - 静子
[34]令夫人の服従 [ 20-1 〜 20-3 ] - - - - - - - - - 静子
[35]女による責め [ 20-4 〜 21-4 ] - - - - - 民子 - - - 静子
[36]美少女対面 [ 21-5 〜 21-7 ] - 和美 - - - - 典子 - - -
[37]新年の挨拶 [ 22-1 〜 22-3 ] - 和美 - - - - 典子 - - 静子
[38]悪夢の脅迫 [ 22-4 〜 22-6 ] - - - - 真喜子 - - - - -
[39]若妻復讐凌辱 [ 23-1 〜 23-7 ] 千秋 - - - 真喜子 - - - - -
[40]愛奴と化した美夫人 [ 24-1 〜 24-7 ] - - - - - - - - - 静子
[41]決算のとき [ 25-1 ] - - - - - - - - - 静子
[42]妊婦磔刑 [ 25-2 〜 25-6 ] - - - - 真喜子 - - - - -
[43]知事候補夫人 [ 26-1 〜 26-6 ] - - - - - - - - - 静子
[44]逆上した夫 [ 26-7 〜 27-4 ] - - - - - - - - - 静子
[45]一家の崩壊 [ 27-5 〜 28-2 ] - - - - - - - - - 静子
[46]情婦に堕ちた母娘 [ 28-3 〜 28-7 ] - 和美 - - - - - 峰子 - -
[47]成就した復讐 [ 29-1 ] - - 奈美 - - - - - - -
[48]敗残の裸女たち [ 29-2 〜 29-7 ] - 和美 - - - - - 峰子 - 静子
 大野木圭吾の家の屋根裏部屋には、圭吾のただ一人の肉親である妹の千秋が暮らしていた。良家の娘として二十歳のときに嫁いだ千秋は二十五歳で離縁されて出戻ったのを機に頭の変調をきたし、圭吾に見守られながら放恣な生活を送っていたのだ。春の午後、長襦袢から胸元をはだけて呆けたようにラジオに聞き入っていた千秋は、屋根裏部屋に上がってきた圭吾が外出することを告げると駄々をこねてすがりつき、実の兄に向かって淫らな愛撫を求める。背徳の振る舞いと知りつつ千秋の淫靡な誘惑を退けることができない圭吾は、せがまれるがままに千秋の体を柱に縛りつけ、はだけた胸乳を吸いたてて愛撫する。兄に愛玩されて快美にすすり歔く妹の泣き声は、さながら、おのが頽廃的な運命に対する嘆きのようにも聞こえるのだった。
[ 1-1 ]
 人口五十万の城下町で高校の教員をしている圭吾はそのおとなしく憂鬱げな外貌の陰に、頽廃をはらんだこの市への怨念を秘め隠していた。父の死にゆかりのある県会議員・早川敏克の家で、ひとり娘の和美の東大受験のために家庭教師をしている圭吾は、風邪のため今日の授業を休むことになった和美を見舞いに訪れる。父も母も不在で、通いのお手伝いも帰宅する頃合いを狙って早川家を訪ねた圭吾は、学校を早退してベッドにもぐり込んでいる和美に寄り添い、秘めていたたくらみに移る。二人きりになった家の中、和美が処女の本能で危険を察知したときには、圭吾は怯える女子高生のベッドの上にのしかかっていた。恐怖の悲鳴をあげて暴れる和美を押さえつけて唇を奪い、頬を張られて気勢を削がれた美少女の唇に舌を差し込んでなぶりあげていく圭吾。愛撫に屈して荒い息をつき始めた和美は、学校の秋吉真喜子先生とのレズの関係を指摘されて羞恥に燃えあがる。秋吉真喜子はかつて圭吾と同じ学校の同僚で、圭吾の求愛を手ひどくはねつけた過去があった。掛布団を剥がれて死に物狂いで暴れる和美の両手を後ろ手に縛り上げた圭吾は、仰向けに転がした和美の腹にまたがって少女の体を押さえ込み、パジャマのボタンをはずして汗に光る胸乳を剥き出しにする。稚い乳ぶさを乱暴に愛玩され乳首を吸いたてられる美少女は、風邪の熱に火照る裸身を苦痛と汚辱にのたうたせて弱りきっていく。和美の手首をほどいてパジャマを抜き取った圭吾は、黒い縄で和美をあらためて後ろ手に縛り上げ乳ぶさを絞りあげる。荒々しく愛撫されながらパジャマのズボンを抜き取られた和美は、仰向けにされて膝を押さえ込まれ、レズの愛撫に熟れた下腹からパンティを剥き下ろされて繊毛をさらけ出される。圭吾は凌辱の恐怖にもがきまくる和美の足に縄を掛け、ベッドの下を通して無惨な開脚縛りに固定する。腰枕を当てられて秘裂をさらけ出した生贄の処女の眼前で服を脱いだ圭吾は、恐怖にそそけ立って慄える美少女に怒張を見せつけ、繊毛をわななかせる股間をくつろげて肉芽を剥き上げる。レズの悦びを知る肉芽を舌先でくすぐられて腰を顫わせながら肉の愉悦に崩れていく和美は、未開発の尻の穴を指でなぶられつつ唇と乳首を吸われて淫らな汗にまみれていく。圭吾は濡れきった秘肉に怒張を押し当てて突き進め、苦悶にのけぞり返る美少女の処女肉を貫く。凄絶な悲鳴を噴き、激痛に失神と覚醒を繰り返しつつ根元まで深々と貫き通されて汗まみれに伸びきった和美は、屈服しきって弱々しく哀訴する体を残酷な抽送にゆさぶられて悲痛な呻きとともにのたうちまわる。苦悶に泣きわめきながら失神した体の奥に灼熱を激しくしぶかせられてのけぞり返る和美。圭吾は絶望に泣きじゃくる和美をなおもいたぶりながら、剛直を抜かずに凌辱の抽送を再開して、喉が涸れるほど泣き叫んだ少女の体内に再び精を注ぎ込む。破瓜の血と白濁に汚れきった股間をさらして泣きじゃくる和美は、汚濁をまぶした圭吾の指で尻の穴を抉られて汚辱に呻き泣く。圭吾の女になることを誓って屈服の言葉を口にした和美は、ベッドの傍に正座させられて汚れた剛直を口元に突きつけられる。処女の身に想像もできなかった屈辱を強いられて涙を噴きこぼしながら、無理やり咥えさせられた肉塊に屈服の奉仕を捧げさせられる女子高生。淫虐に息も絶えだえになった和美にパジャマを着せて早川家を立ち去る圭吾は、折しも帰宅した和美の母親に愛想を使いながら、四十前の美しい母親をもいずれは毒牙にかけるつもりでいるのだった。
 車で三十分かかる町はずれの自宅に戻った圭吾は、柱にゆるく縛りつけておいた千秋が姿を消していることに狼狽し、悪い予感に駆られつつ千秋を探しに春の月夜の中に飛び出す。
[ 1-2 〜 1-7 ]
 千秋を探して月夜の裏庭にさまよい出た圭吾は、裏手の墓地にある大野木家代々の墓に行き当たって、無念の死を遂げた父のことを回想する。中学校の校長だった兄妹の父は、千秋の離縁と発狂に落胆するのと時期を同じくして、学校で起こった生徒の事故死の責任を取らされて辞職した。失意のうちに世を去った父の無念こそは、この土地の教育界に対する圭吾の深い怨念の源泉だったのだ。墓地のある慈恩寺の境内に入り込んだ圭吾の姿に気づいた和尚の光覚は、千秋を保護していることを告げて圭吾を庫裡に招き入れる。長襦袢一枚のしどけない姿で人目もはばからずに兄にまとわりつき、亡き父を見たと訴える狂女の妹。庫裡の中には、和尚のほかに父と年格好の似た老人が座を構え、和尚の妻の奈美が湯文字一枚の裸身を床柱に十文字に磔にされて羞じらいに悶えていた。千秋に父のように懐かれている但馬と名乗る老人は、千秋の口から聞かされた兄妹の境遇に同情を示して、光覚和尚とともに設けていた淫らな酒宴に飛び入りの兄妹を招き入れる。和尚は磔にされた奈美を圭吾の眼前に曝しあげ、三十代半ばの熟れた裸身をなぶりあげる。但馬老人にけしかけられた千秋は羞じらい悶える奈美にまとわりついて乳首を吸いたて、淫らな愉悦に崩れる女体から湯文字をほどき去って全裸をさらけ出させる。理性の箍もはずれたまま兄妹の秘密を口走るのに狼狽する圭吾の前で、千秋は老人に促されるままみずからも全裸を曝して奈美と並べ立てる。圭吾はあまりの淫らな光景に耐えきれなくなって、強いて千秋に長襦袢を着せてその場を辞する。無邪気な千秋から母親のように慕われて名残を惜しまれた奈美は、眼を涙にけぶらせつつ千秋の口づけを受け入れる。
[ 2-1 〜 2-4 ]
 大野木兄妹が退くと但馬老人は嗜虐の本性をあらわにして、光覚和尚から提供された美しい「み台さま」を本格的にいたぶり始める。すでに引退したと称しながら県の政財界に今なお隠然たる影響力を持っている但馬老人の底知れなさに畏怖しつつも、和尚は嗜好を同じくする老人との嗜虐のプレイを楽しんでもいた。羞じらいに泣き悶える奈美は和尚に愛撫されながら老人の手で秘肉をくつろげられ、腰を淫らに振りたてて崩れていく。床柱と垂直に張り渡されて拡げた両手を拘束していた青竹が高さを下げられ、腰を落とした奈美の尻に座布団が敷かれる。男たちは泣き叫ぶ奈美の足首を持ち上げてそれぞれの手首に繋ぎ合わせ、みじめな開脚をさらけ出したみ台さまの秘肉をくつろげまさぐる。髪を吊られて汚辱にまみれた表情を隠すこともできないまま、尻の穴までなぶられてむせび泣く奈美。和尚はバイブレーターを内蔵した張形を持ち出し、濡れそぼった妻の秘腔に押し込みつつ肉芽を指先で責めたてる。たちまち昇りつめた奈美は、アヌスを指で抉られながらなおも責められ、絶頂の寸前を焦らしたてられて屈服の言葉を口にする。老人が怒張を剥き出しにして、泣き喘ぐ奈美の口に押し込む。上下から責めたてられて激しく昇りつめたみ台さまの恍惚にけぶる美貌に、老人は精を弾きかける。
 同じころ大野木兄妹は、屋根裏部屋で裸のまま絡み合って、背徳の情交にふけっていた。
[ 2-5 〜 2-7 ]
 秋吉真喜子先生は担任する女生徒の早川和美が近ごろ急にやつれた様子に変わってきたことに不審を抱く。和美からの積極的な働きかけがきっかけで家庭訪問のとき以来美しい女生徒とのレズ愛にはまり込んでいた女教師は、二人の関係を知る悪意の人物からの卑猥な手紙を受け取って警戒を強めていたところだった。匿名のその手紙には、真喜子がさきの日曜に和美と二人きりで桜を見にドライブに出かけた時の様子が虚実ないまぜに記されていた。
 圭吾に処女を奪われた和美は、見舞いと称して翌日も何食わぬ顔で訪れた圭吾に再び犯されてから、誰にも話すことのできない秘密を抱え込んで鬱々と日々を送るようになっていた。次回の授業に平然と現れた圭吾は和美の部屋で二人きりになると、緊張にすくみ上がる和美を抱きすくめて愛撫する。命じられていたとおり下着を着けずにいた和美は、ブラウスをはだけられて圭吾の目の前でスカートをまくり上げられる。美少女の剥き出しの股間にゴルフボールを嵌め込んで鎖でつなぎ留めた圭吾は、和美にそのままで勉強するよう強いる。股間を責め具にさいなまれながら、圭吾の用意した『O嬢の物語』の英文を和訳させられた和美は、ようやく訳し終わった時には心身双方にわたる淫らな懊悩でぐったりとなっていた。官能に崩れきって自分から愛撫を求める和美をベッドに横たえた圭吾は、淫らに哀訴する美少女の口元に怒張を突きつけて咥えさせ奉仕させる。ゴルフボールを外された和美は濡れそぼつ秘肉を圭吾の舌でなぶられて腰を突き上げつつ絶頂を極める。快楽に朦朧となった和美は床のクッションの上に腹這いにさせられて後ろから貫かれ、苦鳴と喘ぎを撒き散らしながら責めたてられていく。次の日曜に圭吾の家に来るよう命じられて為すすべもなく受け入れる和美。女として堕ちてゆく高校生の娘の現状に、母親はまったく気づいてはいないのだった。
[ 3-1 〜 3-3 ]
 数日後、光覚和尚に案内されて大野木家を訪問した但馬老人は、千秋を屋敷に引き取ることを圭吾に申し出た。物狂いの時期を過ぎて正常な状態に戻っている千秋は慎ましげに羞じらいながらも、圭吾の賛成を得て老人の願いを受け入れる。その足で東山の奥にある但馬老人の屋敷に赴いた一同は主婦の民子に迎えられ、広壮な邸内を案内される。但馬老人に連れられて和尚とともに庭の土蔵へと立ち入った圭吾は、半地下の造りになった土蔵が数々の責め具を備えた拷問部屋に仕立て上げられているのを目にして驚嘆する。いま匿名の手紙を出して追いつめつつある秋吉真喜子を、この拷問部屋にのたうちまわらせる想像で昂ぶる圭吾。老人の合図で鉄扉が開くと、三十過ぎの全裸の女が後ろ手に縛り上げられて曳きたてられてくる。縄尻を取る長身の男は、太郎と名乗るハーフの黒人であった。綾子と呼ばれた女は門型柱に両手足を拡げて固定されて顔を曝し上げられ、太郎が振るう鞭を尻にたたき込まれて苦痛に泣き叫ぶ。圭吾は老人に促されて綾子の前に立ち、生汗にぬめる熟れた女体を太郎の鞭に合わせてなぶりあげる。肉芽を擦りたてられながら尻を厳しくしばかれた綾子は、激しく反り返って絶頂を極める。ぐったりとなった綾子は門型柱から降ろされて男たちが掛ける椅子の間に正座させられ、圭吾がさらけ出した怒張を口で奉仕させられる。服従の口上とともにそそり立つ肉塊を咥え込んでしゃぶりたてる人妻を、但馬老人は千秋の代わりに提供して圭吾に仕えさせようと申し出る。いっぽう、民子に案内されていた千秋は屋敷の雰囲気に安心しきって早くも床についていた。そのまま妹を残して屋敷を辞した圭吾の胸中には、変転を始めた自分たちの運命に対する様々な想いが去来していた。
[ 3-4 〜 4-1 ]
 翌日、太郎に連れられて大野木家を訪れた中川綾子は、千秋がいない大野木家で圭吾の奴隷として暮らすことになった。圭吾は台所の板敷きに綾子を四つん這いにさせ、但馬老人から贈られた鞭で剥き出しにさせた尻をしばきながら、奴隷に堕ちたいきさつを綾子から聞き出す。地方財務局の局長として派遣された綾子の夫は、地方特有の陰湿な人間関係のなかで贈賄事件に巻き込まれ、但馬老人の力で事態を収拾してもらった代償に貢ぎ物として妻を差し出したのだった。老人の底知れぬ力に畏怖を覚えながら、圭吾は悶え歔く人妻をなおも責める。
[ 4-2 ]
 日曜の午後に圭吾に呼び出された和美は大野木家の屋根裏部屋へ連れ込まれる。異様な雰囲気におびえてすくみ上がる美少女はパンティ一枚の裸に剥かれて天井の梁から両手吊りに吊り下げられ、乳ぶさに執拗な愛撫を加えられて淫らに崩れていく。生汗にまみれて屈服の言葉を口にした和美は淫液に濡れそぼつパンティを引き下ろされ、女体の淫らな反応に対する懲罰を言い渡される。ケバ立つ荒縄できつい股縄をかけられたうえパンティを口に押し込まれ、異様な刺戟に腰をよじって呻き悶える和美は、圭吾が鞭を持ちだしたのを見て恐怖の目を見開く。わななく尻を鞭打たれた和美は苦鳴を噴き上げて裸身をうねらせながら、よじれる股の間に強いられる荒縄の刺戟で情感を昂ぶらされていく。崩壊した女体をなぶられ唇を吸われながら陶然となった和美は、そのとき屋根裏部屋に別の女が現れたことで狼狽と羞恥の悲鳴を噴き上げる。あらかじめ圭吾に言いつけられていた綾子は、全裸で吊るされている県会議員の娘に対してもったいぶった礼を尽くしたうえ、羞じらいに泣きわめく和美の口元にカップを寄せてコーヒーを飲ませながら、和美の母親と知り合いであることを告げる。圭吾に命じられて全裸になった綾子は、圭吾の服も脱がせて、そそり立つ怒張を両手に捧げて奉仕する。嫌悪に顔をそむける和美を鞭の恐怖で脅して見せつけながら綾子に口を使わせる圭吾。布団に仰向けになって膝を立てた綾子は、愛撫に崩れきった女体を圭吾の剛直に貫かれ、戦慄する和美の眼前で喜悦の叫びを噴いてのたうちまわる。圭吾のあぐら座りの中に抱き起こされて凄艶な絶頂を極めた綾子は、四つん這いにされて後ろから責められながら再び昇りつめ、それでも許されぬ体をなおも揺さぶられ続けて繰り返し悦びをきわめて悶絶した。和美は浅ましいまでの女肉の痴態を眼にして嫌悪に慄えながらも、股間をさいなむ股縄の刺戟にあらがうことができなくなっていた。股縄をはずされて爛れきった秘肉を暴かれた和美は圭吾への服従の言葉を口にする。吊りから降ろされて後ろ手に縛られた和美は、綾子に縄尻を取られて仰向けになった圭吾の腰にまたがらされ、屹立する怒張の上に腰を落としていく。男の肉を根元まで咥え込んだ美少女は、衝き上がる快美に負けて自分から腰を振り始め、汗まみれの裸体をうねらせよがり歔きを噴きこぼしながら錯乱に陥っていく。仰向けに押し倒されて激しく揺さぶられた和美は、アヌスに綾子の指を突き立てられて悦びに昇りつめる。それでも果てることのない圭吾の強靱な肉塊は、総身を痙攣させて屈服をさらけ出した美少女の肉を、なおも果てしなく責めあげていくのだった。
[ 4-3 〜 4-7 ]
 初夏の土曜日、レズ相手の早川和美から置き手紙で呼び出された秋吉真喜子先生は葉桜が盛んな東山の遊歩道へ来ていた。正体不明の者からの嫌がらせの手紙を受け取ったことに加えて、県教育委員長の息子・佐倉宏との婚約も成っている真喜子は、今日を限りに和美とのたわむれの関係を清算するつもりであった。宏との明日のデートに関心を奪われて胸躍らせている勝ち気な女教師は、その婚約者が離縁した前妻が大野木圭吾の妹だったことを知らない。和美を待つ真喜子に自動車が近づき、降り立った逞しい黒人がタローと名乗って、和美が急用で来られなくなったことを告げる。立ち去ろうとした一瞬の隙に太郎の当て身を鳩尾に食らわされて崩れ落ちる真喜子。正体のなくなった真喜子を後部座席に乗せた太郎の車が向かう先は、但馬老人の屋敷であった。
 目覚めたとき真喜子はブラジャーとパンティだけに剥かれ、おぞましい責め具の立ち並んだ地下室で、柱を背に立ち縛りにされていた。胸と腰と足首に厳しく食い込んだいましめの縄をきしませながら恐怖にもがき抜く真喜子の前に、悲痛な悲鳴とともに引きずり出されて来たのは、全裸を後ろ手に縛られ猿轡を噛まされて太郎に縄尻を取られた和美であった。激しく泣き叫んで暴れる女子生徒は太郎に引きずり立たされて、驚愕に慄えあがる女教師の前に曝し上げられる。太郎がまくしたてる卑猥な口説で嫌悪を煽られた真喜子は、正体不明の手紙が欲情に駆られた太郎の仕業だったものと推測して、自分たちを待つ汚辱の運命に戦慄する。カーテンの陰から姿を現した但馬老人は、二人目の男の登場にさらなる羞恥を煽られて悲鳴を放つ真喜子の前に立つと、ブラジャーを無造作に引き剥いて引きずり出した乳ぶさをもてあそぶ。処女の敏感な乳首を吟味するようにいたぶられてみじめさに泣く真喜子は、男たちが真喜子の素性も縁談も知り尽くしているうえに、和美がすでに凌辱されていることも知って暗澹とする。和美を後ろから抱いたままレザー張りの椅子に腰を降ろした太郎は、和美の両脚をM字に引きはだけて老人と真喜子の眼前にさらけ出す。猿轡を噛みしばって汚辱に呻き汗にまみれて嫌悪にのたうつ女子高校生は、太郎に乳首を揉みたてられつつ老人の指で肉芽を剥かれ、濡れ始めている秘肉に指を抽送されて悶え泣く。猿轡をはずされて悲痛に助けを求める女生徒と、愛しい教え娘を気づかいはげますことしかできない女教師。泣き交わす女たちは、太郎が剥き出しにした怒張の大きさを眼にして恐怖に叫びたてる。生まれて初めて見る男性器の醜悪さに戦慄する真喜子の前で、太郎は泣き叫ぶ和美の股間に背後から剛直を押し当て、背面座位で貫いていく。深々と串刺しにされた女子高生は内股を痙攣させ白い腹を波打たせながら、ぐったりとなった体を荒々しくゆさぶられる。教え娘の無惨きわまる凌辱の姿を眼にしておびえ切った真喜子は、まだ誰にも触れさせたことのない処女の肉体を老人の玩弄に為すすべもなく委ねて呻き泣きつつ、責めたてられる和美が肉の愉悦に錯乱して崩れていくのを見せつけられてかつて知らぬ妖しい情感を掻きたてられる。はばかりもないよがり歔きを噴き上げて太郎の腰の上でのたうちまわる和美は、老人の逞しい剛直を口元に突きつけられ、痴呆のようにゆるんだ口に強引に押し込まれる。信じられぬ淫虐に眼を瞠る真喜子の眼の前で、上下の肉腔に男の肉を埋めこまれて激しく揺さぶられながら、反り返ったかぼそい体を痙攣させて昇りつめる美少女。汗まみれになって喘ぎのたうつ美少女を二人がかりでさらに責めたてて繰り返し絶頂を極めさせた果てに、老人は力も失った口の中に激しく精をしぶかせ、呻き泣く女子高生に汚濁を呑み込ませた。
[ 5-1 〜 5-4 ]
 二人がかりの凌辱でボロ雑巾のようにされた和美は、注ぎ込まれた白濁を口からも股間からも溢れさせて陶酔に朦朧となった姿を曝しものにされる。あらがう気力すらなく伸びきった少女の凄惨な敗残の姿が、これから自分を待つ運命の予告でもあると知った真喜子は悲痛な哀訴を噴いて老人に許しを乞う。女教師の哀願を嘲笑いながらおびえる裸身をなぶりまわした老人は、湿ったパンティを引きずり下ろして下腹の繊毛を暴き出し、まだ男の手を知らない処女の叢を玩味する。腰、腹、太腿と撫でまわされる素肌に鳥肌を立てて屈辱に呻き泣く真喜子。太郎がカメラを持ち出すと、汚辱に絶叫する女教師は固く眼をつぶった美貌を老人の手で曝し上げられて、恐怖にわななく凌辱前の裸体を克明に記録されていく。立ち縛りを解かれた真喜子はレザー張りの寝椅子をまたいで仰向けに横たえられ、下肢を一直線に拡げて縛りつけられる。みじめさに呻き泣きつつ、上向きにさらけ出した鼠蹊部と腹と乳ぶさを為すがままになぶられた女教師は、くつろげられた肉の閉じ目と剥き上げられた肉芽にフラッシュを浴びせられる。観念しきって弛緩した女体に寄り添った老人は、乳首を吸いながら肉芽をいじりたてて真喜子の官能を煽りたてる。女の肉の反応をもろくも引きずり出された真喜子は、老人と太郎の二人がかりで左右から乳首を吸われ、股間をいじられ、尻の穴を揉みほぐされ肉芽をつままれて、泣きわめき悶え狂いながら淫液を垂れ流していく。腰を突き上げて昇りつめる直前で引き戻されて焦らされた処女教師は、女体のみじめな崩壊ぶりを笑われて口惜し泣きを噴く。誰に犯されるのか判らないように真喜子が眼隠しをほどこされると、すべてを覗き見ていた圭吾がカーテンの陰から現れる。憤死した父の敵討ちのため真喜子への凌辱を計画するうちに但馬老人から協力の申し出を受けた圭吾は、結婚を控えた真喜子の処女を正体を知られないまま奪うという老人の計画を受け入れ、その代償として和美を差し出したのだった。佐倉宏と結婚する真喜子への凌辱は但馬老人にとって、学閥と閨閥で固められた県教育界への侵略の糸口でもあったのだ。悦びをきわめそこねた汗まみれの裸身を圭吾の手で掴み締められなぶられる真喜子は、かつて求愛を退けた男が新たに凌辱者に加わったことにも気づかず、処女を奪われる恐怖に緊張しておののく。裸になった圭吾は無言のまま怒張を真喜子の股間に押し当て、眼隠しの奥で涙を噴きこぼしながら許しを乞う真喜子の襞肉をなぞりあげる。老人に嗤われ、しきりにフラッシュのひらめきを感じながら、股間の肉柱を肉口に出し入れされて恐怖を弄ばれる屈辱に慟哭する真喜子。やがて強引に押し入ってきた剛直に処女の肉を一寸刻みに引き裂かれながら、真喜子は激痛に生汗を絞り総身を痙攣させて反り返る。鮮血をしたたらせる股間を根元まで貫かれた処女教師は、苛酷な抽送に揺さぶられ始めると声を絞って泣き叫び、裸身を苦悶にのたうたせつつ子宮に精を浴びせられて悶絶する。誰ともわからぬ男の子を妊娠させるため繰り返し真喜子に射精するという老人の計画どおり圭吾が回復を期して再び姿を隠すと、眼隠しをはずされた真喜子の打ちひしがれた表情が再び写真に撮られる。破瓜の血と白濁にまみれた秘肉を老人の手でくつろげられて接写される凄惨な淫虐に弱りきってすすり泣く真喜子。だが、老人と太郎はそんな真喜子をさらに泣きわめかせるため、足のいましめを解いた真喜子を寝椅子に俯伏せに押し伏せて、まだ汚されていない尻をさらけ出させるのだった。
[ 5-5 〜 5-7 ]
 寝椅子をまたいで俯伏せに尻をさらけ出した真喜子は秘腔から溢れる白濁で繊毛を汚しつつ、老人に撫でまわされる尻を写真に撮られても弱々しくすすり泣くばかりだった。だが老人は破瓜のショックに萎えきった女のアヌスを指先でもてあそび、休む間も与えぬ新たないたぶりに真喜子を泣き叫ばせていく。尻の穴を揉みほぐされるおぞましさに弱りきった喉から悲鳴を絞り出し、脾腹を喘がせ尻を振って許しを乞う真喜子は、苛酷な責め苦のなかに妖しい昂ぶりを目覚めさせられてわななく。アヌスに指を突き立てられてなぶるように出し入れされた女教師は、よだれと涙を噴きこぼしつつ肉の愉悦に征服され、潤滑剤を塗りこめた指を本格的に抽送されると腰を振りたててよがりのたうち始めた。便秘していることを探り当てられ浣腸を宣告されて汚辱に泣き叫ぶ真喜子が、みずから浣腸を求める口上を口にするまで懲罰としてラケット型のゴム鞭で尻をしばき上げられるのを、和美は老人の腕の中で愛玩されながら見せつけられる。尻を赤く腫れ上がらせた真喜子は屈辱に負けて浣腸を受け入れ、鞭打ちの刺戟で感度を増したアヌスを浣腸器のノズルでいたぶられて泣きわめく。アヌスに浣腸器を突き立てられ、二百CCのグリセリン溶液を注ぎ込まれて苦悶にのたうつ真喜子は、アヌス栓を嵌められて排便を我慢させられる。老人は腕の中で和美を愛撫して若い女子高生の肉の反応を楽しみながら、眼前にあぶら汗を噴いて便意にのたうつ女教師のみじめな苦悶を眺める。極限の排泄苦に錯乱して許しを乞うた真喜子は後ろ手縛りのままおまるの上にしゃがまされ、アヌス栓を抜かれた尻から浅ましい音とともに糞便を撒き散らす。たちこめる悪臭のなかで号泣した真喜子は、風呂場で石けん浣腸をほどこされて連れ戻された時には困憊しきって裸身を老人の眼に曝されるがままになっていた。老人の股間に跪いて口を使わされていた和美に代わって引き据えられた真喜子は、口元に突きつけられた醜悪な怒張から嫌悪のあまり顔をそむけつつ、隣で太郎の怒張をしゃぶらされ始めて苦鳴する和美の姿を見せつけられる。真喜子が再び眼隠しをされて寝椅子に俯伏せにされると、カーテンの陰から戻った圭吾がアヌスに潤滑剤を塗りこめていく。おぞましさに錯乱の悲鳴をほとばしらせつつ喘ぎ歔く真喜子は、前の秘腔を無造作に貫かれて二度目の凌辱に悶えながら、アヌスを揉みほぐされる屈辱に泣きわめく。自分を犯しているのが老人ではないことにふいに気づいた真喜子は狼狽と羞恥の悲鳴を噴き上げてもがきたて、無言のままいたぶりを続ける第三の男が自分の知り合いと聞かされて錯乱しながらも巧妙な技巧に女体を崩されていく。為すすべもなく肉欲の虜となった淫液を垂れ流すまで追い上げられた真喜子は、ゆるみきった尻の穴に圭吾の二本の指を抽送されてよがり狂いのたうちまわる。またも絶頂の寸前で焦らしたてられてみじめに喘ぎ歔く真喜子の口に老人は怒張を押しつけて無理やり咥えさせる。三つの肉腔をすべてふさがれた真喜子は上と下から責めたてられ、弱りきった意識のなかに肉体だけを反応させて尻を顫わせながら繰り返し昇りつめる。真喜子のアヌスにあらためて潤滑剤を塗り込めた圭吾は、前の秘腔から抜き取った剛直を女教師の尻に押し当て、想像を超える凌辱に半狂乱になった真喜子の尻を犯していく。老人の怒張を抜き取られた口から汚辱の絶叫を噴きつつ、引き裂かれるアヌスに鮮血をにじませながら総身を痙攣させて貫かれていく真喜子。激痛に噛みしばった口から絶えだえの苦鳴を噴いて脾腹を喘がせながらうつつなく揺さぶられる若い女は、圭吾にとって、父の失脚をよそに栄転した教頭の娘であり、妹の発狂の原因を作った男の婚約者でもあった。弱々しく喘ぎながら屈辱にのたうつばかりになった女は、激しく昂ぶった圭吾の灼熱の精を直腸に注ぎ込まれると背すじを反り返らせて失神した。
[ 6-1 〜 6-5 ]
 死んだように伸びきった真喜子が円形の柱に立ち大の字に曝され、股間から血と白濁を垂れ流して休みを与えられている間、圭吾は和美に口を使わせて最後の凌辱のための精力を回復する。曝しものから降ろされ床に四つん這いにさせられた真喜子は後ろからけだものの姿勢で犯され、泣きわめき力を失って崩れ落ちる体をたびたび引き起こされつつ、とどめの精を子宮にたたき込まれた。こうして婚約者とのデートを翌日に控えていた処女教師に対する五時間にも及ぶ凌辱は、誰の種ともわからぬ子を真喜子に産み育てさせようとする但馬老人の遠大な陰謀の始まりとなったのである。
 翌日、化粧の陰に疲労の色を残しながらも何食わぬ顔で佐倉宏とのデートに現れた真喜子を、圭吾は変装して見張っていた。喫茶店で談笑したのち、真喜子は積極的な宏にリードされるままホテルに連れ込まれる。部屋に入ると同時に情熱的に体を求めてくる宏を押しとどめて風呂を使った真喜子は、昨日の凌辱の名残がまだ疼く体を後ろめたい思いで清める。悪夢を忘れて明るい将来を掴もうとする真喜子は、拭いようもない汚辱の記憶にまとわりつかれたまま、宏との情交に溺れ込んでいく。いっぽう、真喜子と宏がホテルにしけ込むのを見届けた圭吾は、折しもホテルから出てきた不倫カップルの女の方が、早川和美の母親であることを偶然に目撃していた。
[ 6-6 〜 6-7 ]
 和美の母親の不倫相手の正体を突き止めたとの連絡を受けて但馬邸を訪れた圭吾は、再びもの狂いの時期を迎えていた千秋に迎え出られ、老人の前ではばかりもない愛戯に引きずり込まれる。勧められるまま湯殿を使うことになった圭吾に、屈託もなく付き添う千秋。裸の兄妹は入浴とも愛戯ともつかぬ湯殿での絡み合いに昂ぶり、千秋は圭吾の腰にまたがって激しく絶頂を極める。但馬老人は入浴後の無邪気な千秋を侍らせつつ、件の男が県財務課長で次期知事候補でもある林達明だと圭吾に明かす。知事のひとり娘・静子を後妻に迎えている林達明には先妻の子の兄妹がいたが、妹の林しのぶは、圭吾が担任するクラスの女子生徒であった。皮肉な巡り合わせに驚きつつも、学校で林しのぶが垣間見せている非行の背後の複雑な家庭環境を察して納得する圭吾。老人は不倫の背後にあるさらなる教育界の闇を嗅ぎ当て、林静子・林しのぶの母娘にもやがて毒牙を伸ばすことを圭吾にほのめかすのだった。話を切り上げた老人が圭吾を奥座敷に招き入れると、そこには布団に大の字に縛られた民子が仰向けに横たわっていた。体に掛けられた長襦袢を剥ぎ取られて一糸まとわぬ裸体を客人の前にさらけ出されて激しく羞じらう民子は、股間にバイブレーターを埋め込まれたまま千秋に愛撫されて悶え泣く。老人は林達明を籠絡するため、その行きつけのクラブ『まどか』に民子をホステスとして送り込もうと画策し、送別を兼ねてその女体を責めなぶっていたのだ。裸になった千秋が民子の体の上に逆しまにまたがって繊細な愛撫を加えると、為すすべもなく昂ぶらされていく二十八歳の美女は、拡げて縛められた左右の両手に老人と圭吾の怒張を握らされて奉仕させられる。淫らな愛撫に屈してのけぞり絶頂を極めた民子は、股間から抜き取られたバイブレーターを口に咥えさせられながら、圭吾との情交を承諾させられる。大の字を解かれて後ろ手に縛られ、仰向けに転がされて圭吾に犯された民子は、激烈な快楽にのたうち激しく腰を使いながら昇りつめる。圭吾は射精することなく、伸びきった民子の体をつながったまま背面座位に抱き上げて老人と千秋の前でなおも責める。怒張を咥えて濡れそぼつ股間を千秋になぶられ、歔き喘ぐ口に老人の怒張を押し込まれつつまたも絶頂を極める民子。それでも許されずに対面座位でさらに揺さぶられた民子は続けざまに気をやって伸びきる。圭吾はぐったりとなった美女を引きずり起こして正座させ、屈服の愛液に濡れそぼつ怒張をしゃぶらせたうえ、俯伏せに尻をかかげさせた民子の尻に剛直を押し込んでいく。凄惨な快楽に呻きのたうった民子は肉欲の咆哮をあげながら直腸に灼熱をたたき込まれる。
 夏休みを前にした父兄懇談会で、林しのぶの母親・林静子に初めて会った圭吾は、三十過ぎの人妻の清楚な美しさに驚嘆する。娘の素行不良の懸念を指摘されて困惑する美しい継母に教師として注意を与えながら、邪悪な欲望をつのらせる圭吾。静子の様子を伝え聞いた老人は、やがて美夫人と拷問蔵で対面するときのことを予告しつつ、林達明が民子の誘惑にかかったこと、そして秋吉真喜子が妊娠して挙式を早めたことを圭吾に告げる。老人が仕組んだ周到な陰謀は、美しい女たちの運命を着実に蝕み始めていたのだった。
[ 7-1 〜 7-7 ]
 盂蘭盆会が過ぎた頃、光覚和尚は裏庭で奈美夫人を架けるための磔柱の制作にいそしんでいた。架けられた女体を最も美しく引き立たせる姿勢を追究する和尚は、夫をねぎらいに現れた浴衣姿の奈美夫人を敷居際に横たわらせて大の字の姿態を研究する。あられもない姿勢をとらされて羞じらいの汗を噴いた奈美夫人は、昂ぶった和尚にのしかかられて動転の悲鳴を放つ。無理やりこじ開けられた股間が昂ぶりに湿っていることを暴かれた夫人は、和尚が持ち出した縄で後ろ手に縛られ、納戸の中に立ち吊りにされて放置される。やがて磔にされるときに着せられる粗末な囚衣を見せつけられた奈美は、仕事に戻った夫が木材にノミを使う単調な音を納戸の中でひとり聞かされながら、女体の奥に疼くものを抑えきれなかった。
 和尚が但馬老人や圭吾を巻き込んで奈美夫人の磔刑遊戯を仕組んだのは、慈恩寺と大野木家がその麓に佇立する代官山にまつわる二つの怨念話に由来する妄念のためであった。戦国時代、とある一向一揆の部将が拠ったこの山城が織田信長麾下の軍勢に落とされたとき、部将のひとり娘の雪姫という十八歳の美姫が自害を妨げられて虜囚となり、一夜にわたって下人どもに凌辱され尽くしたのち、翌朝、一族の生首が並ぶ大手門の前で磔にされたという。また天保年間には、飢饉から一揆を起こした百姓たちが代官所となっていたこの山に押し寄せ、役人たちを皆殺しにしたうえその妻と娘を凌辱して磔にする事件が起こっていた。十六歳だった娘が雪江という名だったことから、事件は雪姫の怨念の仕業と語り伝えられるようになっていたのである。これらの死者たちの霊をとむらうために建立された慈恩寺と、一揆の首謀者だった庄屋の末裔である大野木家のなかに、無惨な磔をめぐる妄念は脈々と受け継がれているかのようであった。
[ 8-1 〜 8-3 ]
 処刑の日と定められた七月末の夜明け、庭に曳き出されて井戸水で身を清められた奈美夫人は囚衣をまとわされ荒縄で後ろ手に縛り上げられる。正座して観念にうなだれる妻の前に立ちはだかった和尚は法衣から剥き出させた怒張を奈美にしゃぶらせながら、美しい夫人を凌辱遊戯にさらすことに未練をも感じていた。ほどなく圭吾と綾子、但馬老人と千秋と太郎がそれぞれに姿を見せると、一同は奈美を曳いて山の中腹の窪地へと登っていく。横たえられた磔柱の傍らで、荒蓆の上に坐らされてうなだれる奈美。和尚の合図で下郎に扮した圭吾と老人が奈美に掴みかかり、羞じらい叫びながらもがきたてる美女を押し転がして囚衣を剥ぎ取る。二人がかりで裸身を揉みくちゃにいたぶられた奈美は、裂き拡げられた下肢を老人に貫かれ、歔き喘ぐ口に圭吾の怒張を押し込まれる。激しい喜悦に幾度も昇りつめた奈美は、上と下の肉腔に二人の男の精を同時に注ぎ込まれて悶絶する。乱れ姿のまま前向きに押し伏せられた奈美は休む間もなく圭吾に尻を犯され、激烈な快楽に叫びたてる口を老人の怒張でふさがれる。繰り返し絶頂を極めた美女は白眼を剥いて痙攣しつつ、直腸に精を射込まれて崩れ落ちた。伸びきった奈美は寄ってたかって磔柱の上に運ばれ、屈辱的な大の字磔に四肢をいましめられていく。凌辱に汚れきった女体をあからさまな開脚姿に固定され、磔柱を高々と立てられた奈美は、凄艶な被虐の女体を空中に曝しながら、淫らな昂ぶりにとらわれ始める。先端にバイブレーターを嵌めた竹槍を手にした太郎が剥き出しの秘裂を串刺しにし、淫具を振動させながら淫らに抽送する。喜悦の叫びを噴き上げながら繰り返し絶頂を極めて失神した奈美は、折しも迎えた生理の血を股間から垂れ流して、まるで本当に串刺しの刑にされたかのようであった。
[ 8-4 〜 8-7 ]
 夏休みに入って間もなくクラスの有志とともに一泊のレクリエーションに出かけた圭吾は、その夜更け、寝室となっている庫裡に体調を崩した一人の女子生徒からの訪問を受ける。便秘による腹痛を訴える泉典子は、浣腸による排泄の処置をすすんで圭吾の手に任せて、年若い男教師を誘惑するかのようであった。パジャマをまくり下ろされて曝した尻に浣腸を受けながら股間をまさぐられた少女は、秘肉を淫らに濡らして圭吾にからみつく。
 その夜に圭吾に処女を捧げたことで親密さを加えた典子はその後、はばかりもなく圭吾の家に押しかけて愛戯にふける間柄になっていった。あらかじめ綾子を外出させておいた圭吾は典子を風呂場に連れ込んで裸にさせ、羞じらう美少女を四つん這いにさせて浣腸をほどこす。後ろ手に縛られて昂ぶりつつ排泄を我慢させられた典子は、眼の前に突きつけられた怒張をしゃぶらされる汚辱に呻き泣きながら排水溝の上に糞便を噴出させ、自分の汚物の浅ましい臭気にまみれる。バスマットにあぐらをかいた圭吾は縛られたままの典子を腰にまたがらせてゆっくりとつながっていきながら、排泄で揉みほぐれた未開のアヌスをなぶりたてる。秘肉に剛直を咥えきって快楽にまみれた女子高生は、尻の穴を指で抉られつつ生まれて初めての絶頂を極めて反り返った。
 女の悦びをおぼえて身も心も圭吾に狎れきった典子は、その後もたびたび圭吾を訪ねて、アヌス用のバイブレーターを咥え込むまでに調教されていく。圭吾は典子の口から同級生の林しのぶの様子を聞き出し、暴走族のボスである兄の威光で女王のように振る舞っている非行少女を陥落させるための協力を取り付ける。いっぽう和美の母親も、娘の様子の変化に気づいて圭吾に警戒心を抱き始めているようであった。
[ 9-1 〜 9-5 ]
 盛夏のある午後、和美の母親の峰子は娘の家庭教師の依頼についての用向きのため、圭吾に電話をかけたうえみずから大野木家を訪れる。折しも和美と戯れていた圭吾は、床柱に縛りつけられていた全裸の和美を解き放ち、不安に脅える美少女に猿轡を噛ませて押し入れに押し込む。峰子と林達明の不倫にまつわる背景事情を探り出すよう但馬老人に指示されている圭吾にとって、狙っていた美夫人を籠絡する絶好の機会が訪れたのだ。それはまた、今日を限りに圭吾との関わりを断ち切ろうとしていた早川峰子にとって、その思惑とは正反対な汚辱の運命の始まりでもあった。白い清楚なワンピースドレスで現れた峰子は、和美の成績低下を理由に家庭教師の打ち切りを申し入れるが、娘と圭吾との肉体関係を疑っていることを当の圭吾から指摘されて狼狽する。ふいに卑猥な言葉を吐いて本性を剥き出しにした圭吾に対し、怒りと侮蔑を露わにして奥座敷から立ち去ろうとした峰子は、大野木家の守神である白蛇が欄間にぶら下がって行く手をふさいでいるのに直面し、恐怖のあまり失神する。目覚めたとき、圭吾の体の下に押さえつけられていた峰子夫人は、逞しい男の力でなすすべもなく着衣を剥がれていく。パンストを引きずり降ろされて股間を剥き出しにされた美夫人は、濡れてもいない秘肉に強引に怒張を押し込まれて悲痛な悲鳴を絞る。熟れた女肉を貫いたまま身動きもせずに、怯えにわななく秘腔が肉欲に崩れだすのを冷淡に待つ圭吾。やがて肉の刺戟に耐えきれずに淫液をにじみ出させた峰子は、口惜し泣きとともに腰を振りたててのたうち始める。女体を狂わせるその凶悪な肉塊が娘の処女をも奪ったことを知らされた峰子は驚愕に叫びたてながら、あらがうことのできない快楽に翻弄され、激しく揺さぶられつつ屈辱の絶頂を極めた。敗北の汚辱にすすり泣く峰子は素っ裸にされて引きずり起こされ、猛り立つ圭吾の怒張をしゃぶらされているところに、白蛇の化身ともいうべき千秋が現れる。
[ 9-6 〜 9-7 ]
 羞恥と狼狽にすくみ上がる峰子をよそに、圭吾は覗き見ていた千秋と太郎を座敷に招き入れる。二人は来客で多忙な但馬老人に許されて、折しも圭吾を訪ねてきたところだったのだ。もの狂いの千秋は兄にまつわりついて怒張を握りしめつつ、驚愕に眼を瞠る峰子の前で背徳的な口づけを交わし、峰子の愛液に濡れ光るものを口に咥えてしゃぶりたてる。圭吾から峰子夫人の体を無造作に与えられた太郎は、恐怖に尻込みする美夫人に掴みかかって押し伏せ、剥き出しにした巨大な剛直で峰子を怯えさせる。峰子を縛るための縄を取り出そうと押し入れを開いた太郎は、そこにみじめに泣き濡れていた全裸緊縛猿轡の和美を見つけて座敷に引きずり出した。思いもかけず娘の浅ましい裸を眼にして驚愕に叫びたてる峰子と、悲痛に泣き呻く和美。男たちの非道をののしりたてる峰子は座卓の上に仰向けに転がされ、四肢を大きく拡げて固縛される。床柱に立ち縛りにされて母を見降ろす和美の前で、父の仇にあたる女と知ってか知らずか、ふいに狂笑を爆ぜさせた千秋は怯えてもがきたてる峰子の股間の割れ目を指でこじ開けて唾を吐き込み、二本の指で残酷にいじりたてる。狂女の手で肉芽をくじられて恐怖と刺戟に泣きわめく峰子。圭吾は千秋をなだめて、浴衣姿をはだけた妹をあぐらの腰にまたがらせてつながっていく。兄妹が禁断の愛戯にふけるなか、太郎は剛直で峰子の秘裂をなぞりあげ、娘の前で美夫人の汚辱の絶叫を絞り取る。黒人の巨大な剛直を子宮まで埋めこまれて絶息したように伸びきった峰子は抽送とともに送りこまれる凄まじい快楽にのたうち、太郎を満足させなければ娘に身代わりをさせるという脅しもむなしく、ひとりで昇りつめて総身を痙攣させて悶絶する。同時に千秋を昇りつめさせた圭吾は、飽満した妹を風呂場へと送り出す。太郎は和美の立ち縛りを解いて、眼前の淫景に秘肉を濡らしていた美少女をあぐらの上にまたがらせていく。娘が黒人に犯される無惨な光景に泣き濡れる峰子は、圭吾の手でいましめを解かれて後ろ手に縛られ、背面座位でアヌスを貫かれる。太郎の腕の中でつながったまま前向きにされた和美は、同じ姿で圭吾に尻を犯されている峰子と向き合わされる。あまりの辱めに顔をそむけ合いながら、全裸の母と娘は、快楽に崩れていく淫らなすすり泣きを響かせ合うのだった。
[ 10-1 〜 10-3 ]
 二人の男に代わるがわる犯され、繰り返し精を放ってくたくたになった母娘は、パンティの代わりに股縄を嵌められた体を車に乗せられ、訊問と口封じのために大野木家から但馬邸へと連れ込まれる。眼隠しのまま拷問蔵に連れ込まれて股縄だけの裸に剥き上げられた体を、母は門字柱に磔にされ、娘はその眼前の寝椅子に仰向けに縛りつけられる。眼隠しをはずされ、眼の前の娘の哀れな裸体に顔をそむけた峰子は、おぞましい拷問具を備えた室内の様子に自分たちの運命を予感して恐怖に慄えあがる。股縄ひとつで磔にされた浅ましい裸体にカメラを向けられ、汚辱に絶叫しながら非情なフラッシュを浴びせられて女体の隅々まで記録されていく峰子。スポットを当てられた裸体にビデオカメラを向けられた美夫人は極限の恥にむなしくもがきまくる体を背後から太郎に抱きすくめられ、乳ぶさを揉みたてられつつ林達明との関係を問い詰められる。口を閉ざす峰子を苛むため、アイマスクで顔を隠した圭吾は、火をともした赤い蝋燭から灼熱の蝋涙を仰向けの和美の体にしたたり落とす。眼隠しのまま無防備にさらけ出した腹に、胸に、熱蝋を撒き散らされて、苦悶の絶叫を振り絞る女子高生の裸体。夫の公認のもとで林達明に接近したスキャンダルの真相をあくまでも隠し通そうとする峰子の前で、和美は双の乳首を至近距離から灼かれてのたうちまわる。股縄を解かれ、次に狙われる場所を悟って恐怖に絶叫する和美は、鼠蹊部に、臍に、繊毛に、襞肉に蝋を垂らされて腰をわななかせる。剥き上げられた肉芽に熱の滴を落とされた娘が凄惨な悲鳴を噴きつつ腰を跳ね上げて痙攣し、失禁しながら悶絶するのを眼にして峰子は屈服する。下腹の毛をむしられながら太郎の訊問に答えさせられる峰子の傍らで、マゾの性を目覚めさせられた和美は圭吾の手で失禁の後始末をされながら、さらなる蝋涙責めを圭吾にせがんでいた。台から解かれた体を後ろ手に縛られて俯伏せに押し伏せられた和美は白い尻に蝋を垂らされて呻き泣く。娘の変貌に気づかぬ峰子は、尻を灼かれ背後から圭吾に犯されつつ悦びに悶える和美の姿に呆然としながら、次期知事と目される林達明に夫が取り入ろうとする真の狙いが、新設高校の建設用地問題にあることまで白状させられるのだった。洗いざらい秘密を暴露させられた峰子は門字柱から降ろされて後ろ手に縛られてベッドに運ばれ、下肢を大きく拡げて固定される。和美に絶頂を極めさせてから離れた圭吾がビデオカメラをまわして、太郎の手になぶりまわされる美夫人の肉を撮り尽くす。太郎は林の心が別の女に傾きかけていることを峰子に囁きかけたうえ、貞操まで犠牲にした企みを無駄にしないために圭吾に性技の手ほどきを受けるようにそそのかす。林の心を奪ったホステスがもとより但馬老人の差し金であり、隠していた秘密もすでに老人の知るところであって、訊問は責めの口実に過ぎなかったとも知らず、夫を裏切った絶望にとらわれた峰子は淫靡な責めのなかに没入していく。バイブレーターを秘肉に押し込まれて振動を入れられた峰子は、愉悦に跳ねまわる腰をビデオに撮影されつつ太郎の怒張を口に押し込まれ、みじめな泣き顔をさらけ出しながら、快楽にのたうちまわっていくばかりだった。
[ 10-4 〜 10-7 ]
 東山のドライブウェイに幅を利かせている暴走族「素弧卑音(スコーピオン)」のリーダーが、林達明の先妻の子で大学三年生の林達也であった。二十台ほどのバイクを率いて急カーブの山道を暴走する達也のナナハンのリアシートには、校則を無視してチリチリに縮らせた髪を赤く染めて、妹のしのぶが乗っていた。変装した圭吾とともにスポーツカーで偵察に赴いた太郎は、折しも休憩中だった族を挑発して達也のバイクを誘い出す。爆音をたてながら追いすがってする四台のバイクを引きつけておいて松林の中の空き地に車を停めた太郎と圭吾は、取り囲む四人の暴走族と対峙する。息を呑むしのぶが見守るなか、格闘技の心得がある太郎と圭吾の前に四人の若者はたちまち打ちのめされた。倒れた兄に泣きすがるしのぶをも当て落とした圭吾と太郎は、達也としのぶを車に乗せて但馬邸の地下蔵へと運び込む。全裸に剥かれて門字柱に磔にされた兄と、その正面の肘掛け椅子にパンティ一枚にされた裸身を縛りつけられる妹。報告を受けて現れた但馬老人は、意識のないしのぶの花柄のパンティをナイフで切り取ってM字に開いた股の奥をまさぐり、しのぶが処女であることを確かめる。きつい化粧で粋がっている少女の赤い髪は、但馬老人の美意識に障ったために、それと不釣り合いな股間の黒い茂りとともに剃り上げられることに決まった。
[ 11-1 〜 11-2 ]
 活を入れられて目覚めた達也は、妹と全裸で向き合わされて拘束されている惨めさに絶叫してもがきたてる。続いて目覚めさせられたしのぶも羞じらいに泣き叫びながら、あからさまな股間を兄の前でくつろげられ、互いの性器を近々と見せつけられる。妹の裸を見て怒張した兄をからかいながら、近親相姦の秘密をわざとらしく勘ぐってみせる太郎と圭吾は、老人の指示に従ってバリカンを持ち出し、しのぶの赤毛を刈り上げていく。兄との交わりを必死に否定しながら懸命に許しを乞うしのぶは、女の命ともいうべき髪を丸坊主に剃り上げられる屈辱に呆然となって泣きじゃくる。化粧を落とされ股間の毛まで剃り落とされて、観念しきった女体に情感の兆しを見せつつ弱々しく咽び泣く処女高校生の前で、その兄もまた頭髪と恥毛を刈り上げられていくのだった。太郎と圭吾がありもしない近親相姦の事実を兄妹に問い詰めてさいなみ、老人はしのぶの処女を調べると称して無毛の秘肉をくつろげる。猛りたつ下腹を剥き出しにして迫る老人を眼にして恐怖に絶叫しながらもがきたてるしのぶは、未開の秘裂に剛直を当てがわれ、処女膜を小突かれるおぞましさに汗まみれに呻き泣く。強引に怒張を押し込まれ、激痛にのたうちながら破瓜の鮮血を散らしていく処女。老人は無毛の女体を撫でさすり揉みなぶりつつ、苦悶する少女の子宮に精を浴びせる。悲憤に叫びたてる兄の眼前で、しのぶは圭吾と太郎にも相次いで犯されて失神する。気つけの酒で目覚めさせられて濁った瞳を見開いたしのぶの股間に、磔から降ろされた達也が寄ってたかって押し伏せられる。興奮の極みに達した兄は汚辱に泣きわめく妹の股間に顔を押しつけられ、強いられるままに舌を使って愛撫する。つばきと愛液にまみれた秘肉を眼にしてさらに猛りたつ達也は、そそり立つ屹立を妹の股間に向かって押し出され、昂ぶるがままに妹と禁断の交わりを遂げていく。背徳の肉交に堕とされた兄妹は、汚辱と肉の悦びにまみれて泣き交わしつつ、互いに腰を振りはじめるのだった。
[ 11-3 〜 11-7 ]
 その夜、林家では、静子夫人がやるせない思いを抱えてひとり家にこもっていた。夫の連夜に及ぶ情事に胸を痛めるいっぽう、非行に走った先妻の子たちに対しても継母としての引け目から強く出ることができずにいた夫人は、誰の助けを得る当てもなく孤独を深める。八時半を過ぎて林家を訪れた男が、達也が事故に逢ったことを告げて夫人の不安を現実のものとした。知らせに来た黒人の男の異形の姿にひるみながらも赤いスポーツカーに乗り込んだ夫人は、車が山の中へ向かうころになってようやく怪しみ出す。行き先を問い質す静子夫人の前で太郎は正体を現し、達也としのぶに対するリンチの巻き添えとして母親の静子までもが拉致されたことを明かす。後ろ手錠にされ眼隠しをされた静子は、兄妹が凄惨な凌辱を受けている但馬邸の地下蔵へと連れ込まれていく。
[ 12-1 〜 12-2 ]
 地下蔵に連れ込まれた静子に向かって達也としのぶの助けを求める悲痛な叫びが響く。眼隠しを取られた夫人が眼にしたのは、体毛を余さず剃り上げられた惨めな姿で門字柱に背中合わせに吊られた継子の兄妹の哀れな全裸体だった。居合わせる老人と若い女を見、暴走族のリンチの域を越えたむごい暴行のさまを思い合わせた静子は、夫の選挙をめぐる陰謀が絡んでいることを察しながらも、兄妹を救うために操を捨てる決心をする。全頭マスクで正体を隠したままの圭吾に背後から押さえつけられた静子の正面に、千秋が老人に促されて歩み寄り、環視剥衣の羞恥に叫びたてる美夫人の体から着物をほぐして脱がし取っていく。年若い義母の裸を見て興奮を隠しきれない達也の前で、パンティを剥き下ろされて全裸を曝す静子。吊りから降ろされて後ろ手に縛られたしのぶに代わって、美しい義母が大学生の息子と背中合わせに吊られる。力ずくで下肢を割り裂かれて大の字の磔姿をさらけ出した美夫人は、全裸環視の汚辱に泣き叫びながら、太郎の持ち出したカメラで拡げた裸身をくまなく撮影され尽くしていく。選挙を控えた夫のスキャンダルになることを脅され、男たちの情婦になるよう強要された静子は、浅ましい全裸をビデオに撮られつつ腰を振りたてて汚辱に絶叫する。千秋は羞じらいにもがく静子の乳首と秘肉を繊細な指と唇で愛撫しながら、腰を振りたてる義母の動きに尻を擦られて興奮した達也の剛直を同時にしごきたてる。秘肉を濡らして女の官能の崩壊をさらけ出した県知事令嬢の美夫人は、老人に揶揄されながら拡げきった股間にバイブレーターを埋めこまれていく。圭吾の手でバイブレーターを抽送され、老人に素肌をなぶられ、千秋に乳首をいたぶられながら太郎のビデオに撮影される四人がかりの玩弄にのたうちながら、こらえきれずに淫らな歔き声を噴きあげていく静子の大の字の裸形。絶頂の手前で焦らしたてられた美夫人は全身を汗で光らせながら、快美に崩れた凄惨な美貌をライトに照らし上げられ、女の屈服の言葉を口にする。絶頂へと向けて追い上げられていく静子の背後では、後ろ手縛りのしのぶが猛りたつ兄の剛直に顔を押しつけられて、淫らな口淫奉仕を強いられようとしていた。あまりに非道な辱めに絶叫した静子は、兄と妹がすでに交わらされたことを初めて聞かされて絶望に苦悶しながらも、肉体に加えられる愉悦をこらえきれずに激しく昇りつめ腰を痙攣させる。若い義母の淫らな崩壊を感じとった達也もまた限界に達して、丸坊主になった妹の顔に精を弾きかけた。がっくりとうなだれて柱にぶら下がった大の字の裸形からバイブレーターを引き抜かれた静子は、吊りから降ろされて後ろ手に縛られ、凌辱のベッドへと曳かれていく。達也としのぶの眼前で操を穢されると知って悲痛な哀願をほとばしらせる静子に、耳を貸す者は誰もいなかった。
[ 12-3 〜 13-1 ]
 ベッドの上に乗せ上げられた静子夫人は無理やり脚を拡げて縛りつけられ、人の字の裸身をくまなく曝して羞恥に号泣する姿をライトに照らし上げられビデオに撮影される。老人は泣きじゃくる夫人の体に寄り添って悶える女体をなぶりまわし、ベッドの傍らで大の字吊りにされたままの達也に美しい義母の痴態を見せつける。女の身を玩弄されて官能に崩れる浅ましい姿を、男として昂ぶる継子に見られて絶望に嗚咽する静子。肉芽を剥きあげられて淫液を吐く股間の秘肉を老人の剛直で刺し貫かれた静子は汚辱にむせび泣きつつ、こらえ切れない肉の愉悦に呑み込まれて淫らに腰を振りたてる。足首のいましめを解かれた美夫人ははばかりもなく歔きながら、激しく絶頂を極めて伸びきった。休息を求めて哀願する美夫人は、老人に代わってベッドに上がった圭吾の腰に容赦なくまたがらされて貫かれ、再び追い上げられていく。仰向けに転がった圭吾にまたがったまま後ろ手縛りの上体を老人に支えられ、あからさまな騎乗位の姿勢で女体を弾ませつつ快楽にのたうち続ける夫人の傍らでは、娘のしのぶが太郎の膝に抱き上げられて犯され、息子の達也が股間をそそり立てて凝視する。くたくたになってのたうつ静子の口に老人は剛直を押し込み、夫にすら許したことのない口唇を荒らしまくる。リズムを合わせて責めたてる二人の男たちによって再び絶頂を極めさせられた静子は、子宮と喉に同時に精をぶち込まれて悶絶し、達也もまた二度目の精を放った。千秋と圭吾、しのぶと但馬老人がそれぞれ絡み合いながら見守るなか、太郎が漆黒の肉体をくたくたになった静子夫人にのしかからせていく。仰向けになった太郎の上に上向きに抱き上げられ、長大な怒張を股の後ろから差し入れられて貫きとおされていく美夫人。上体を起こしてベッドの端に腰掛けた太郎は、静子の肉体を背面座位で揺すりたてつつ達也の眼前に見せつける。錯乱のうちにのたうった女体は三度目の絶頂を極めて痙攣し、黒人の精を子宮の奥にたたき込まれてまたも失神する。ようやく吊りから解放された達也は老人にけしかけられるまま、昂ぶりをこらえかねて正体のない義母にむしゃぶりついていく。静子としのぶの悲痛な絶叫が響きわたるなか、抑制を失った青年は憧れの義母の美肉を貪り、深々と禁断の交わりを遂げた。激しく腰を振り合った母と息子はともに昇りつめ、悦びをきわめる静子の女体は義理の息子の精を子宮に受け入れて痙攣するのだった。
[ 13-2 〜 13-7 ]
 【九月】情欲の遊戯に明け暮れた夏休みが明け、新学期を迎えた圭吾は学校で教師として女生徒たちと再会する。剃られた頭を鬘で隠しているしのぶは見違えたようにおとなしくなり、典子は期待に満ちた眼を圭吾に向けて挑発する。休み中に大野木家を訪れて和美を紹介された典子は、圭吾と和美の関係を敏感に察して、上品ぶった進学校の美少女への敵愾心を燃やしていた。いっぽう、休み中に行われた秋吉真喜子の盛大な結婚式の様子が、同僚教師の羨望を集めていた。
 義母と息子と娘が相姦の汚辱を味わわされた夜以来、林家では、何も知らぬ達明を除いた三人の間に、気まずく張りつめた日々が続いていた。達也がしのぶの部屋に押し掛けては禁断の情交にふけっているのを見咎めてたしなめた静子は、妹との近親相姦が、義母の自分に向けた達也の欲望の捌け口だと告げられて黙認するしかない。息子と娘の喘ぎ声とベッドのきしみを階上に聞きながら、静子夫人はひたすわ惑乱し、憔悴を深めていく。
[ 14-1 〜 14-2 ]
 【9月なかば】ある日の昼下がり、買い物帰りに立ち寄った本屋で千秋と但馬老人に声をかけられて驚愕にすくみ上がった静子夫人は、為すがまま太郎の運転する車に乗せられて連れ去られる。千秋と老人に挟まれてリアシートに乗せられ目隠しと後ろ手錠をされた夫人は、弱々しく哀願しながらブラウスを剥がれ、剥き出しにされた乳ぶさを左右からなぶられる。但馬邸に着いて車から降ろされた夫人はその場で裸に剥きあげられ、芝生の真ん中へと引きずられていく。目隠しをはずされ、僧衣をまとった見知らぬ男の姿を目にして羞じらいに悶える静子の眼の前には、森を背景にして立てられた磔柱に、湯文字一枚の裸の女が大の字に架けられてうなだれていた。僧衣の光覚和尚は先端にバイブレーターのついた竹槍を磔にされた奈美の股間にえぐり込み、すでに幾度も絶頂を極めて憔悴しきった妻の肉体をさらに追いあげていく。女の被虐美を眼に妖しい戦慄にとらわれる静子の前で、奈美は悶え狂って昇りつめる。地下蔵に連れ込まれた静子は、パイプ製の開脚椅子に手取り足取りして乗せ上げられ、浅ましい開脚に拘束された女体を男三人と女一人に寄ってたかっていたぶられていく。太郎と老人に口を吸われ千秋に乳首を揉みたてられつつ、和尚の手で股間をくつろげられてバイブレーターを抽送された夫人は、とめどなく官能に崩れゆく肉体を好奇の眼に晒しながら、激しく絶頂を極めて悶絶した。尻の穴をなぶられる淫靡な感覚で目覚めた静子は、太郎の指をアヌスに差し入れされる刺戟に羞じらい悶えながら、先日以来の息子との情交を白状するよう詰問される。懸命に否定する夫人への懲罰と称して浣腸液を溜めたシリンダーがアヌスに突き立てられ、汚辱に絶叫する美夫人の尻に百CCの薬液が容赦なく注ぎ込まれる。太郎の指でアヌスに栓をされたまま必死で噴出をこらえる静子は、排泄を見られる汚辱に負けて、ありもしない息子との情交を委細にわたって語りだす。開脚椅子から解かれて広々としたトイレに曳き立てられた夫人は、後ろ手に縛られた体を便器に押し伏せられ、哀訴もむなしく浅ましい排便の瞬間を見世物にされる。究極の恥を曝しつつ、惨めさのなかに甘美な陶酔を味わい始めた静子は、アヌスを清められた体をベッドの傍に跪かされ、三人の男の怒張を次々としゃぶらされながら、股間の秘肉を淫らにたぎらせ始めていた。
 二時間におよぶ三人がかりの凌辱が果てた後、静子はくたくたになった全裸のまま再び屋外へと引きずり出され、磔にされ続けて朦朧となっている奈美の姿に、おのが痴態の写し絵を見出すのだった。
[ 14-3 〜 14-7 ]
 疲弊しきって帰宅した静子は、三人がかりの凌辱で繰り返し絶頂を極めさせられ肉の快楽にまみれたおのが痴態を回想しながら、汚辱のなかに解放の悦びが芽生えてくるのを感じておののく。太郎の逞しい剛直で貫かれてあられもなく快楽をむさぼる自分の姿をビデオで見せられた夫人の胸中には、年下の黒人青年に対する複雑で微妙な感情が生じ始めていた。
 自室のベッドで深い眠りに落ちた静子は、目覚めたときに四肢を大の字に拘束されていることを知って驚愕の悲鳴を噴く。邪欲もあらわに覗き込む達也の顔を目にした静子は、欲望の堰を切った義理の息子がついに怖れていた不埒な振る舞いに及んだと悟って絶望する。妹のしのぶまでもがこの暴行に加担していると知り、うわごとに太郎の名を呼んでいたことまで聞かれてしまった静子は、ふてぶてしく情交を迫る達也に観念して屈服し、背徳の淫戯に身をゆだねていく。大の字に縛られたまま着ていたワンピースを乱され乳ぶさと下腹を剥き出しにされた静子は、唇を吸われ秘肉をなぶられながら女の肉の崩壊をあからさまにさらけ出す。若い継母の股間に腰を寄せた達也はすすり歔く美女の秘裂に猛り立った剛直を押し込み、倒錯の肉欲を激しくむさぼっていく。快美に錯乱しきった静子は腰を振りたてながらのたうちまわり、凄艶な絶頂を極めると同時に達也の精を注ぎ込まれた。嫉妬に狂ったしのぶにむしゃぶりつかれた達也は隣のベッドに転がり込んで禁断の兄妹相姦に溺れ込む。高校生の娘が兄の怒張をしゃぶりたてたうえ下肢をからみ合わせて悦びをきわめる痴態を、大の字に縛られた裸のまま聞かされる静子。しのぶを屈服させてなおも猛りたつ達也は、縛めを解いた静子を膝の上に抱き上げて唇を奪い、そそり立つ怒張を指で奉仕させる。息子の剛直を握りしめつつ腰を振りたてる浅ましい義母の姿態に嫉妬を燃やしたしのぶは、達也のベルトを鞭にして継母の腰にたたき込み、床に引きずり降ろして四つん這いにさせた静子の尻に憎悪のこもった打擲をたたきつける。静子の首にロープを掛けまわしたしのぶは、妹の剣幕に押されながらも思いつきに乗ってきた兄に縄尻を握らせたまま、屈辱に泣き崩れる母の尻を激しく打ちたたく。尻をぶちのめされて秘肉を濡らした夫人の痴態を暴いたしのぶは、兄が促すままバイブレーターを持ち出して、爛れきった股間に強引に押し込む。夫の先妻の子どもたちの間で飼い犬のような扱いを受けて惨めさに悶える県知事令嬢の美夫人は、振動するバイブで残酷に責めたてられて号泣を噴きながら腰を振りたて、浅ましい絶頂の瞬間をさらけ出す。四つん這いのまま達也の怒張をしゃぶらされ、股間に刺さったままのバイブをしのぶに抽送されてさらに昇りつめる静子。憔悴しきった静子は後ろ手に縛られてベッドに俯せに押し伏せられ、同じ恰好で転がされたしのぶと尻を並べて高々と突き出す。あからさまな尻の穴をなぶられて妖しい刺戟によがり歔く母と娘は、濡れきった秘裂に怒張を交互に突き入れられて淫らに悶え狂う。焦らされる快楽をもどかしがって尻を振りたてる継母の美貌に昂ぶりながら、達也は妹の中に激しく精を放って果てる。
 深夜になって達明が帰宅したとき、静子は普段のように起きて迎えることすらできずに眠りこけていた。気位の高い妻に破廉恥な性戯を仕掛ける勇気もないまま夫婦生活を送ってきた達明は、満たされぬ思いを今夜も民子の肉体にぶつけてきたのだったが、この夫婦の寝室で数時間前にどれほどの性の修羅場が演じられたのかを、知るよしもないのだった。
[ 15-1 〜 15-6 ]
 【十日後】十日後、再び太郎に呼び出された静子は、太郎との逢い引きに、背徳にまみれた日常からの解放を見出すようになっていた。国道沿いのモーテルの一室に連れ込まれた静子は為すがままに全裸に剥きあげられ、太郎との情熱的な愛撫に没入して、怒張に口を使いながら秘肉を濡らしていく。あぐら座りになった太郎の腰にまたがった静子はあられもないよがり歔きを噴きながら腰を振りたて、絶頂の寸前で焦らしたてられる。後ろ手に縛られ、おのが肉体の浅ましい崩壊のさまを鏡で見せつけられた静子は、黒人青年への思い詰めた愛を口にして、その逞しい肉体にすがりつく。鏡を正面にして背面座位で貫かれた夫人は、マジックミラーになった鏡の向こうで但馬老人と圭吾が覗き見ていることも知らず、喜悦の叫びを放って昇りつめる。度重なる快楽の調教で静子の精神が太郎への情愛に傾き始めていたことを、老人は鋭く見抜いていたのだった。さまざまな体位で繰り返し気をやって疲弊しきった静子は、俯伏せに押し伏せられて浣腸をほどこされ、惨めさにむせび泣きながら無残な排泄の姿を曝す。ゆるみ切ったアヌスにワセリンを塗り込められた夫人は、挿入されたバイブレーターに振動を入れられて錯乱の悲鳴を放ちながら激しく痙攣して昇りつめる。肉欲に爛れきったアヌスを太郎の剛直で貫かれた静子は、激痛と快感にのたうちまわりつつ失神し、直腸の奥深くに太郎の精を注ぎ込まれた。
[ 15-7 〜 16-4 ]
 モーテルでの覗き見を切り上げた圭吾は老人と別れ、週に一度の和美の家庭教師のため早川家を訪れる。早川家では、早川敏克の親友で県教育委員長でもある佐倉の一家を迎えて宴が開かれていた。林達明の県知事選出馬をめぐって結びついた有力者たちへの敵意をつのらせながら、圭吾は、その愛する女たちをことごとく凌辱することですでに目前まで迫っている勝利を内心で噛みしめる。圭吾の情婦に堕ちきった和美はめかし込んだドレスを剥かれて全裸にされ、圭吾の足元に跪いて怒張をしゃぶらされる。コーヒーを運んできた峰子夫人もまた、娘の浅ましい姿に動揺しながらも圭吾の誘いを拒みきれず、迎賓用の艶やかな和服の尻をまくってソファに俯伏せになって秘肉をさらけ出す。娘の手でアヌスにワセリンを塗り込まれた夫人は、肉欲に疼く熟れた女体を圭吾の剛直で貫かれ、悦びの叫びを放って昇りつめる。衣服を整え蒸しタオルを作って戻ってきた夫人は、瘤付きの股縄を締められたうえで階下の宴に突き戻される。圭吾は淫らな期待に昂ぶる和美を後ろ手のM字開脚に縛り上げてベッドに転がし、欲情に喘ぐ女子高生の腹から股間に電動のローターを這わせていたぶる。淫靡な振動に焦らしたてられて浅ましい哀訴を口走った美少女は、アヌスにローターを押し込まれて断続する振動で責めなぶられ、濡れそぼつ秘肉を圭吾の怒張で貫かれていく。振動と抽送で責めたてられた和美は喜悦に錯乱した悲鳴を噴き上げながら昇りつめ、圭吾の精を子宮に浴びせられて反り返る。陶然となったままの和美を残して早川家を辞する圭吾は、何も知らずに心地よく酔った早川敏克と、未練がましく頬を染めた峰子夫人とに見送られるのだった。
[ 16-5 〜 16-6 ]
 【後日】継母の静子を言いなりにできることで有頂天になった達也は、大学の午後の講義をさぼり、浣腸のためのイチジクを買い込んで心躍らせて帰宅する。だが、夫人から相談を持ちかけられていた太郎が寝室で達也を待ち構え、当て落とした達也を全裸に剥いて椅子に縛りつける。目を覚ました達也の前でナイフを取り出した太郎は、男性器切除の恐怖で達也を脅しながら、静子に命じて服を脱がせていく。息子の眼前で進んで裸になった静子は、興奮にそそり立った怒張を輪ゴムで締めあげられた達也をよそに、太郎の股間に跪いて引っ張り出した怒張に服従の口淫愛撫を捧げる。ベッドに連れ込まれた静子は太郎の荒々しい愛撫に悦びの声を放ちながら、無念にのたうつ息子の前で黒人の逞しい肉体に貫かれて淫らな絶頂を極めた。美しい継母の淫戯を見せつけられ、くびられた肉茎を興奮に膨張させて苦悶した達也は、ようやく輪ゴムから解放されたのも束の間、自ら買い込んできた浣腸を尻の穴に注ぎ込まれる。惨めに泣きわめきながら太郎と静子の手でイチジクを注入された達也は、浅ましい苦悶の果てにトイレへ追いやられる。静子を後ろ手に縛りあげた太郎は、尻を清めさせた達也をトイレから曳き出し、ベッドに仰向け開脚に縛りつける。太郎に促された静子の足で、無防備にさらけ出した股間を圧迫されて敗北の泣き声を噴き上げる達也。後ろ手のまま息子の顔の上にまたがらされた静子は濡れそぼった秘肉を達也の舌に委ねつつ、太郎の怒張をしゃぶらされる。俯伏せに転がされた達也は尻を犯されると知って怯えに泣き叫びつつ、むなしく組み伏せられてM字開脚にくくり上げられる。身動きもできぬ達也の体を俯伏せにさせて尻を突き出させた太郎は、その隣に同じ恰好で尻をさらけ出させた静子にと同時に、ワセリンを塗り込めた指でアヌスを抉って責めたてていく。尻を抉られて快楽にのたうった継母は、太郎の剛直で貫きとおされてあえなく絶頂を極める。力を漲らせたままの太郎のもので尻を串刺しにされた達也は、恐怖と苦痛の悲鳴をあげながら強いられた肉欲にまみれ、股間に垂れさがる怒張から白濁を迸らせると同時に太郎の精を直腸に浴びせられた。
[ 17-1 〜 17-6 ]
 身も心も委ねきった静子に愛撫を懇願された太郎は、俯伏せ縛りの達也をそのまま残し、全裸緊縛に股縄までかけてコートを着せただけの静子を連れて圭吾の家を訪ねた。見ず知らずの男の前に連れ出されることを知って羞恥にすくみあがりながらも逆らうことのできない静子は、学校から戻ったばかりの圭吾に迎えられ、それがかつて自分を凌辱した男の一人と知ってすくみ上がる。土間で素っ裸に剥かれた静子は屋根裏部屋に連れ込まれ、梁から裸身を吊られて、裸電球ひとつの妖しい雰囲気に呑まれて陶然となっていく。促されるままに太郎への愛を口にした静子は、太郎に口を吸われつつ、圭吾に股縄をはずされて爛れきった秘肉をなぶられ、二人がかりの愛撫に官能を崩されていく。圭吾は羞じらい泣きむせぶ静子の足をかつぎ上げ、濡れそぼつ秘肉を立ったまま貫く。激しく抽送されつつアヌスを指で抉られて崩れた女体を責めたてられた静子は、淫らな痴態を愛する太郎の眼に曝しつつ、喜悦の叫びを噴いて絶頂を極める。快感と羞じらいに朦朧となったまま二人の男の共有の情婦となることを誓わせられた静子は、立ち吊りのまま圭吾の荒々しい口づけに身を委ねる。吊りを解かれて正座させられた静子は、圭吾の怒張をしゃぶらされて屈辱の奉仕を強いられながら、背後から太郎に抱き上げられ、あぐらに座った腰の上に開いた下肢を落として貫かれる。生まれて初めて二人の男を同時に受け入れる苦悶にのたうつ美夫人は、呻きを噴き上げる喉の奥に圭吾の精を弾き込まれ、白眼を剥きつつ呑み下させられる。いましめを解かれて横たえられた夫人の両側に二人の男が寄り添って、快楽に呆然となった静子を愛玩する。左右から股を割り裂かれたまま服従の言葉を口にした夫人は、二人の男の股間に代わるがわる這いつくばって、奴隷の口淫奉仕に励む。あぐら座りになった太郎の腰にまたがって貫かれた静子は、つながった部分を圭吾に覗き込まれ、アヌスをいたぶられて肉欲に狂う。静子を抱き締めたまま太郎が仰向けになると、圭吾はあらわにさらけ出されたアヌスにワセリンを塗り込め、怯えの叫びを放つ夫人を背後から貫いていく。苦痛の呻きをあげながら二人の男に串刺しにされた静子は、前後からの激しい抽送に責めたてられて錯乱しのたうちまわる。失神寸前の快楽の極みをさまよった静子は、悦びをきわめて痙攣する女体に前後同時に精を射込まれ、泡を噴いて悶絶した。
[ 17-7 〜 18-5 ]
 乱淫が果てて三人が眠りこけている大野木家へ、夜七時になって峰子夫人からの電話がかかる。夫と娘の不在を機に圭吾との逢い引きをせがむ峰子を、圭吾は一時間後と指定して家に呼び寄せる。太郎と示し合わせ、上流の美夫人二人を並べて弄ぶことにした圭吾は、目覚めさせて風呂を使わせた静子夫人を素っ裸のまま台所に追い立てて食事の用意をさせ、羞じらう静子とともに腹ごしらえをする。静子夫人は帰宅することを許されず、秘肉の奥に卵を押し込まれて再び太郎に屋根裏部屋へ曳かれていく。台所に残った圭吾のもとに峰子夫人が現れ、期待に昂ぶるまま圭吾に抱きついて熱烈な口づけを交わす。裸のまま椅子に掛けた圭吾は峰子夫人を股間に跪かせ、口を使わせながら服を剥いでいく。全裸になって羞じらう峰子は後ろ手に縛られ、濡れそぼつパンティを口に押し込まれる。いやがるのもかまわず卵を秘肉に押し込まれた夫人は、そこにどんな破廉恥な対面が待っているかも知らず、屋根裏部屋へと連れ込まれていく。
[ 18-6 〜 18-7 ]
 柱に立ち縛りにされて太郎のいたぶりを受けていた静子は、新たに連れ込まれて来た全裸の女が早川峰子と知って驚愕の悲鳴を噴き上げる。同じ男たちの情婦にされていたことを初めて知った美しい二人の人妻は顔をそむけ合って羞じらいに泣きむせぶ。後ろ手の縄を梁に吊られた峰子を太郎が抱きすくめて愛玩するかたわらでは、恨み言を吐く静子を圭吾が愛撫する。屈辱の対面に打ちのめされたまま強引に昂ぶらされた美夫人たちは、秘肉に呑まされた卵を産み落とすよう競わされ、恥辱の悲鳴を放ちながら股を拡げて腰を振りたてる。静子が、次いで峰子が、苦悶の果てに産み落とした卵を飲み干した男たちは、競争に敗れた峰子を吊りから降ろして静子の前でいたぶる。太郎の足元に跪いて口を使わされた峰子は、慄えながら見守る静子の前で太郎に背面座位で貫かれ、見るも浅ましい姿を曝してよがりのたうつ。正面に立った圭吾の怒張をしゃぶらされ、二人がかりの凌辱に翻弄される峰子の妖しくも無惨な姿を、朦朧となって見せつけられる静子。圭吾は静子の立ち縛りを解いて太郎と同じ体位にまたがらせ、上流階級の二人の人妻の破廉恥な開脚姿を向かい合わせる。互いの痴態を見せつけられて羞恥に泣き叫びながら容赦なく責めたてられた女たちは、惨めな肉の屈服を曝して悦びに伸びきった。相手を交替させられた女たちは、それぞれ友人の絞り出した愛液にまみれた怒張をしゃぶらされて汚辱に泣きむせぶ。仰向けに転がされて脚を拡げさせられた峰子の上に静子が逆しまに乗せ上げられ、羞じらいの悲鳴を上げる美夫人たちは互いの股間に顔を埋め合うレズの体位に固定される。強いられるまま濡れそぼつ友人の秘肉に舌を使わされた静子と峰子は、妖しい陶酔のうちにレズ愛の絶頂を極める。並んで転がされた女たちは快楽に爛れきった女体を抱きあわされて甘美な口づけを交わし、互いの股を擦り合わせてレズの愛撫に没頭していく。抱きあった峰子と静子の外側にそれぞれ陣取った太郎と圭吾は、ワセリンを塗り込めた女たちの尻を貫く。一体となった四つの裸体はとどまるところを知らぬ快楽を貪り合いながら相次いで昇りつめ、直腸に精を弾きこまれた峰子と静子は汗まみれの女体を反り返らせて痙攣する。
[ 19-1 〜 19-7 ]
 太郎の車で大野木家から送り出され峰子を自宅前で降ろした後、静子は太郎と二人きりになることを望んで、そのまま但馬邸へと連れ込まれた。疲弊しきった静子に特製の精力酒を飲ませてベッドで休ませた太郎が、十一時をまわってもまだ起きていた但馬老人のもとに挨拶に出ると、座敷には林達明の出張で体の空いた民子が訪れて老人や千秋と語らっていた。久しぶりに見た民子の美しさを皆で口々にからかった後、太郎は今日一日の首尾を老人に報告したうえ、連れ込んだ静子夫人を民子の前でなぶりものにするアイデアを申し出る。ためらう民子とは対照的に、情婦による正妻への責めが実現することに老人は乗り気になっていた。静子のもとに戻った太郎は生気を取りもどした夫人を全裸のまま後ろ手に縛り上げ、おびえて哀訴するのを無視して地下蔵へと曳いていく。仕切りのカーテンの向こうに人の気配を感じて羞恥に哀願する夫人を寝椅子に押し転がして上体をくくりつけた太郎は、夫人の下肢を天井から開脚に吊り上げる。羞じらいに泣き叫ぶ夫人の前でカーテンの陰から姿を現す但馬老人と千秋、そして民子。むせび泣く静子は、初対面の民子が夫の愛人であることを知って衝撃のあまり失神する。
[ 20-1 〜 20-3 ]
 失神した静子を口先では憐れみながらも、但馬老人は林達明の正妻をその愛人である民子の手で責めさせることに妄念をつのらせる。淫液にまみれた秘肉を寄ってたかって曝しあげられた静子の女体の前に引っ張り出された民子は、老人から手渡されたバイブレーターを林達明の正妻の股間におそるおそる捻じ込んでいく。眼を醒まして屈辱と嫌悪に泣き叫び始めた正妻に、普段その夫からされている責めをそのままに加えつつ、アヌスを指で抉りたてていく盛装の妾。大勢に取り囲まれてただ一人全裸を開脚吊りにされた静子は、民子のバイブと指で前後の秘腔を擦りあげられ、太郎の指で肉芽をいたぶられ、老人に乳首をなぶられながら千秋の吐息を耳に吹きかけられる愛撫の嵐のなかに錯乱して溺れ込んでいく。民子に向かって屈服の言葉を口にした静子は、屹立する肉芽を吸いたてられて無残な絶頂を極める。再び失神したところを太郎に頬をしばかれて目覚めさせられた静子は、休む間もなく太郎の剛直を口に押し込まれてしゃぶらされながら、股間に埋められたままの淫具と指をなおも抽送される。二百CCの浣腸液を民子の手で注入され、のたうつ女体をさらに責めたてられてまたも昇りつめる静子。快楽の生汗にまみれた美夫人は汚辱に泣きわめきながら、尻の下に当てられたバケツに浅ましい糞便を噴出させる。静子は爛れたアヌスに淫薬を塗り込められ、衝き上がる掻痒感にのたうちつつ、強いられるままに民子への服従の言葉を絞り取られる。民子が手にしたアヌス用バイブレーターをひりつくアヌスに押し込まれ、淫らに抽送されながら肉芽をいじられた静子は、浅ましい呻きを噴いてたて続けに昇りつめる。促されて全裸になった民子は静子夫人の体の上に逆しまに乗せ上げられ、濡れそぼった秘肉に口づけと愛撫を加えていく。互いの股間に顔を埋めた正妻と妾は、甘美なレズ愛撫の陶酔のうちに悦びをきわめて痙攣する。双頭のバイブレーターを腰に装着された民子は、いやがる体を静子の股間に押し出され、観念しきった静子とひとつにつながらされていく。美しい正妻と妾とは一つの淫具で女の快楽を分け合い淫らに腰を振りたてながら、錯乱の呻きを噴いて同時に絶頂を極める。
 この凄絶な責めの一日を境に、季節は急速に冬に向かっていった。
[ 20-4 〜 21-4 ]
 寒さが厳しさを増していく十二月の日々、静子夫人が選挙活動で忙しくなったため手持ち無沙汰な太郎を家に呼び込んで、圭吾はしばし悠長な生活を送っていた。和美と真喜子を地下蔵で凌辱したときのビデオを見ながら二人は、圭吾の子を孕んで妊婦となった真喜子を再び凌辱する計画に思いを巡らす。折しも勉強を教わるためと口実をつけて訪ねてきた和美は、圭吾と太郎の座興に供せられてなぶりものにされていく。圭吾に口を吸われて陶然となった美少女は太郎の手で後ろ手に縛られ、スカートの下のパンストとパンティを剥き取られた丸出しの下肢を大きく拡げてコタツの脚に縛りつけられる。赤外線の光を受けて赤く染まる少女の媚肉を近ぢかとのぞき込んでもてあそぶ男たち。そのとき偶然にも和美と同じ目的で訪ねてきた典子もまた部屋に引き込まれ、ライバルの和美のみならず見知らぬ黒人の姿を眼にして驚愕と怯えにすくみ上がる。いやがって抵抗する活発な娘を二人がかりで押し伏せた圭吾と太郎は、後ろ手に縛った典子から下半身の着衣を剥ぎ取って和美と反対側のコタツの脚に縛りつけ、羞じらう二人の美少女を見降ろして酒を酌み交わす。コタツの中に頭を突っ込んだ圭吾と太郎は、赤外線の中に秘肉を剥き出しにしている和美と典子の股間をそれぞれいじりまわし、美少女たちの羞じらいの悲鳴を楽しむ。上体を起こされた少女たちは後ろから男たちに抱きすくめられ、あぐらにまたがらされて貫かれる。官能に崩れていく淫らな痴態を見せ合いながら、二人の女子高生は絶頂へ向かって稚い体を揺さぶりたてられていった。
[ 21-5 〜 21-7 ]
 圭吾は但馬老人からの招待を辞退して、年明けの朝をひとり自宅で迎える。昼近くになって起き出した圭吾は教え子たちからの年賀状を見ながら、罠を仕掛けられた女たちがやがて迎えるはずの幸福の崩壊に思いをめぐらす。圭吾がコタツで再び寝入ったところへ着物姿の典子が訪れ、返事がないのにも頓着せず上がり込む。狸寝入りしていた圭吾は気をゆるめて寄ってきた典子を押し倒し、暴れる美少女の体から清楚な和服を剥ぎ取ってのしかかる。嬌声をあげて昂ぶりつつ圭吾の肉で貫かれた典子は、秘肉を突かれながら新年の挨拶を強要され、呻き声とともに絶頂を極める。
 夕方になって車で典子を送り出した圭吾はその足で早川家に向かう。折しも行き合わせた佐倉真喜子の妊娠姿に邪悪な妄想をつのらせながら、圭吾は宴会の騒ぎをよそに案内も乞わず和美の部屋に上がり込む。令嬢風のドレスに盛装した和美は圭吾の口づけに身を委ねつつ情感をつのらせ、新年の情交をせがむ。四つん這いにさせてパンストとパンティを剥き下ろした和美を圭吾は後ろから貫いて、悶え歔く美少女を責めたてる。
 いっぽう同じ夕方、慌ただしい年始まわりから夫とともに自邸に戻った静子は、門前に停まっている太郎の車を見て心を乱される。何も知らずに疲れを訴える夫に仮眠を勧めてようやく寝かせつけたあと、静子はひそかに門を出て日暮れの闇にたたずむ太郎の車に滑り込む。黒人青年との情熱的な口づけを慌ただしく交わした美夫人は、太郎の股間にうずくまって口で奉仕し、次の逢い引きを約束したうえで、名残惜しげに太郎を見送る。だが、その夫人の姿を門の陰から覗き見る目があることに、静子は気づかなかった。
[ 22-1 〜 22-3 ]
 【1月4日】夫との愛に満ちた新婚生活に慣れ、六か月になる胎児を腹に宿して新年を迎えていた女教師の真喜子は、半年前のおぞましい凌辱の記憶も薄れかけた新年の四日、一人でいるところに太郎からの電話を受ける。突如として暗転した運命に戦慄し絶望する真喜子はあの時撮られた凌辱写真で脅迫され、為すすべもなく太郎の呼び出しに応じるしかなかった。太郎の車に乗せられ、以前言語に絶する辱めを受けた地下蔵へと運ばれながら、真喜子はお腹の子をかばって必死に哀願する。拷問具の立ち並ぶ地下蔵に真喜子を連れ込んだ太郎は、屈辱と怯えにすくみ上がる若妻をからかいながら全裸に剥きあげ、孕み腹の女体を門字柱に張り拡げて固定する。腹が突き出て変形したおのが肉体を眼前の鏡に見せつけられ、恥辱にわななく真喜子の肉を、太郎は淫靡ないたぶりで責めあげていく。尻の穴をなぶられて汚辱に絶叫する真喜子を、嘲笑いながら、太郎は、かつて真喜子の前後の処女を破ったもう一人の凌辱者を呼び出すのだった。
[ 22-4 〜 22-6 ]
 大の字に吊られた真喜子は、不敵な笑いを浮かべて入ってきた男がかつて振った大野木圭吾と知って驚愕と羞恥の悲鳴を噴きあげる。知り合いの男に妊娠した全裸を曝す屈辱に激しく身悶えながら、圭吾の卑劣な振る舞いをなじり、その顔に唾を吐きかける勝ち気な女教師。妹を離縁させられ父を憤死させられたことに対する佐倉家への恨みを言いつのった圭吾は、卑劣漢に処女を奪われたことを知って汚辱に慄える真喜子を意地悪くからかいながらいたぶる。門字柱がビデオカメラの正面に据えられ、泣き叫ぶ真喜子の体を圭吾と太郎が前後から責めなぶっていく。背後に立った太郎に乳ぶさを揉まれ尻をおびやかされながら、大きく拡げた股間に圭吾の操るバイブレーターを抽送されつつ肉芽をいじられた真喜子は、女の悦びを知った新妻の体を痙攣させて激しく昇りつめる。惨めさに首を折ってすすり泣きつつ、いやらしく口を寄せてくる圭吾を最後の気力で拒みとおす真喜子の尻に、立ったままで浣腸液が注ぎ込まれる。大の字の裸体にあぶら汗を噴いて排泄苦にのたうつ真喜子の前に、呼び出された千秋が現れて無邪気な好奇心をあらわにする。夫の先妻だった女に無惨な姿を曝して屈辱に絶叫する女教師は、便意に負けて屈従の言葉を口にさせられ、吊りから降ろされると千秋の手で足元に置かれたオマルに浅ましい排泄を遂げる。休む間もなく四つん這いにされて再び百CCの浣腸を注入された真喜子は、暴発をこらえるアヌスに太郎の指で栓をされつつ、圭吾の怒張をしゃぶって奉仕させられる。上体を引き起こされた真喜子は敗北の表情を千秋の眼に曝し、圭吾に促された千秋の平手打ちを泣きじゃくる頬に叩きこまれつつ、再び無惨な排泄の姿を曝した。風呂場で体を洗われた真喜子は、観念しきった体を圭吾の縄で後ろ手に縛り上げられる。上体をソファに押し伏せられて圭吾の怒張を咥えさせられつつ、千秋の手でアヌスにワセリンを塗り込められる汚辱に泣きじゃくる真喜子。真喜子の背後にまわった圭吾は濡れそぼつ秘肉を貫いて怒張を愛液にまぶした後、ワセリンを塗り込められた尻を串刺しにしていく。苦鳴を噴きながら尻を埋めつくされた真喜子は、抽送がもたらす激烈な肉の快楽に踊らされるままにのたうち、息も絶えだえになって繰り返し昇りつめる。生汗を噴きよだれを垂れ流して立て続けの快楽にのたうちまわる美貌が、太郎のカメラに余すところ泣く収められた。射精せずに真喜子から離れた圭吾に代わって、太郎が後ろから真喜子の尻を犯し、あぐら座りのなかに背面座位に引き起こす。尻を貫かれた孕み腹の裸体をビデオカメラに正対させたまま、呆けたように哀訴しつつ責めあげられていく真喜子の傍らでは、圭吾と千秋が背徳の近親愛戯に溺れて愉悦をむさぼる。ソファに押し伏せられた千秋は兄の怒張で秘肉を貫かれて喜悦の声を噴きあげながら絶頂を極める。この世のものならぬ肉欲の地獄にのたうつ真喜子は、千秋の愛液に濡れた圭吾の怒張を口に押し込まれ、上下から同時に責めたてられる。幾度となく悦びの痙攣をきわめ体中の体液を絞り尽くして悶え抜く真喜子の女体に、二人の男が同時に精を放ち、新妻となった美貌の女教師は直腸を灼熱で灼かれながら喉にしぶく精を呑み下した。
[ 23-1 〜 23-7 ]
 【1月20日過ぎ】新年の逢い引きから十日以上が過ぎ、太郎の呼び出しを待ちわびていた静子のもとにようやく太郎からの電話がかかる。命じられるままに盛装した静子は迎えに来た太郎の車で但馬邸へと向かいながら、選挙の後に夫と離別して太郎の情婦となる悲愴な決意を口にする。なかば雪に埋もれた拷問蔵に連れ込まれた静子は跪いて太郎の怒張をしゃぶりたて、逞しい裸を曝した黒人青年と並んで盛装のまま記念撮影をさせられる。ベッドに仰向けに転がされた静子は前手縛りにされた両手を頭上に引き伸ばされたおのが姿を天井の鏡で見せつけられながら、艶やかな着物を割りくつろげられ下肢を剥き出しにされていく。羞じらいつつも秘肉を濡らした美夫人の股間を巨大な剛直でなぞりあげた太郎は、淫液を吐く秘裂に怒張を埋め込む。激しい肉の悦びに悶えのたうった静子は腰を振りたてながらあられもない悲鳴とともに昇りつめて失神する。太郎はベッドから引きずり降ろした静子を長襦袢一枚に引き剥いて俯伏せに引き据え、もたげた尻のあわいに浣腸液を注ぎ込む。便意に耐える美夫人は太郎が持ち出した鞭で尻を打たれ激痛に転げまわりながら、さらに剥き出しの胸を、腹を、太腿を、股間をしばかれて絶叫する。雪が降りしきる戸外へ連れ出された静子は新雪を踏み固めた上にしゃがみ込んで無残な排泄を曝し、そのまま再び浣腸されて、太郎の怒張をしゃぶりながら繰り返し排便させられる。極寒の屋外から風呂場に連れ込まれた静子は身中に疼く肉欲の炎に煽られるまま、太郎の腰にまたがってひとつにつながっていく。繰り返し昇りつめた後に股縄をかけられて部屋へ連れ戻された静子は、髪を縛って天井から吊り下げられた爪先立ちの裸体をなぶりまわされ、剥き出しになった白い肉のいたるところに鞭をたたき込まれて泣き叫ぶ。吊りをゆるめられて膝をつき上体を前かがみに倒された夫人は、太郎の剛直を舐めしゃぶらされたうえ、二度の浣腸で爛れて疼くアヌスを貫かれる。喜悦の呻きをほとばしらせつつ激しく昇りつめた静子は、痙攣する直腸に精をたたき込まれて汗まみれにのけぞり返った。
 やつれきった体を太郎の車で送り返されながら、静子はいまや目前に迫った夫の知事選が、破滅の始まりであることを感じる。
[ 24-1 〜 24-7 ]
 長い冬を越えて春を待ちわびる北国の地方都市で、張り巡らされてきた数多の陰謀が決算のときを迎えようとしていた。卒業する生徒たちを送り出して一年の総決算を迎える学校に今年限りで退職願を提出した圭吾は、女子高生たちとの接点を失うことにわずかな未練を覚えながらも、三月の知事選挙をもって完成する復讐劇の総仕上げに思いをめぐらす。保守党の知事候補として対立候補と激しい選挙戦を繰りひろげる林達明と、その傍らで夫を支える静子夫人の健気な姿とを選挙カーの上に仰ぎ見ながら、圭吾は美しい知事候補夫人が全裸を縛められて肉欲に乱れる姿を思い合わせる。県政界と教育界を蝕む不正が但馬老人の策により暴かれ、林一派の凋落とともに美しい静子夫人もまた没落していく破滅のときが、いまや目前に迫っているのだった。
[ 25-1 ]
 真喜子は圭吾と太郎にたびたび呼び出され、逆らうこともできずになぶられるがままの女へと堕ちていた。妊婦の磔刑に執念を燃やす圭吾は光覚和尚から借り出した白木の磔柱を大野木家の土間に持ち込み、呼び出した真喜子を太郎とともにいたぶろうとする。男たちの欲望に戦慄しながらもあきらめきった真喜子は、孕み腹の女体をコタツに引きずり込まれて二人がかりの玩弄を受ける。マタニティドレスをはだけられた女教師は太郎の指で股間をいたぶられつつ圭吾の怒張を握りしめてしごきたて、昂ぶりに秘肉を濡らしていく。ドレスの乱れた半裸を四つん這いにされ、後ろから太郎に貫かれつつ喘ぐ口に圭吾の怒張を押し込まれる真喜子。二人同時に犯され揉みくちゃにもてあそばれた真喜子は、焦らしたてられ数え切れないほど絶頂を極めた体に、上下から激しく精を射込まれて悶絶する。土間で磔柱を組み立てた男たちは、風呂を使わせた真喜子を磔柱に横たえて縛りつけ、大の字に緊縛する。首しか動かすことのできない不自由な恰好のまま圭吾に犯されてまたも昇りつめる真喜子。柱を立てられ大黒柱にくくりつけられた真喜子は宙に高々と大の字磔にされた被虐の恍惚に溺れ込み、濡れそぼった秘肉を竹槍の先端についたバイブレーターでなぶられて淫らに崩れていく。磔のまま淫具で貫かれて肉の悦びに悶えのたうつ生贄の前に、大野木家の守り神である白蛇が現れ、恐怖に失神した真喜子の裸体に這い寄り、緊縛に絞りあげられた胸にからみつく。秘肉をバイブレーターで責められ続けた真喜子は失神から覚めると同時に眼前から白蛇に覗き込まれ、恐怖の悲鳴とともに絶頂を極め、弛緩した股間から尿を迸らせつつ白眼を剥いて失神する。宙高く弧を描いて尿を撒き散らす生贄の姿を、守り神の白蛇は冷淡に見つめるかのようであった。憔悴しきって磔のままうなだれる真喜子の前に、招かれていた光覚和尚が現れる。羞恥に叫び悶える真喜子をそのままに、磔の裸女を前にした男たちの酒宴はこれからがたけなわとなるのだった。
[ 25-2 〜 25-6 ]
 三月に入っても吹雪のおさまらぬ異常気象の日々のなか、知事選に向けた激しい選挙戦は終盤を迎えていた。現知事のバックアップを受けながら、突然暴かれた新設校敷地問題に関わる贈収賄疑惑で思わぬ苦戦を強いられることになった林達明の陣営は、吹雪のなかを連日運動に繰り出して懸命の努力を続ける。夫の応援のため選挙カーに乗り込んで街に繰り出していく静子夫人の健気な姿を人知れず尾行しながら、太郎は、まもなく確実に訪れる静子夫人の没落を思って複雑な感慨にとらわれていた。豪雪の中を山間部の村へ向かった静子の選挙カーは路肩に踏み込んで立ち往生する。通りがかりを装って一同を助けた太郎は、自分の四輪駆動で県知事候補夫人を村まで送り届けることを申し出て、警戒を隠せない運動員たちをよそに静子を連れ去る。二人きりになった途端、緊張のなかに堰かれてきた想いを露わにして太郎にすがりつく静子。傍道に車を乗り入れて停めた太郎は白いスーツ姿の静子を激しく愛撫し、昂ぶる欲望のまま車内に美夫人を押し倒してつながり合っていく。後からついてきた選挙カーに感づかれたとも知らず、そのままモーテルへと乗り込んだ太郎と静子は、互いの唇をむさぼり合いながら着衣を脱ぎ去って裸を曝し合う。後ろ手にいましめられ、太郎の股間に跪いて怒張を口で奉仕する静子。あぐら縛りを俯伏せに転がされた静子は尻を鞭で打ちたたかれ、激痛のなかにも昂ぶって濡れそぼつ秘肉を擦りあげられて淫らな悲鳴を噴きこぼす。仰向けにされた静子は前後の秘腔を相次いで太郎の剛直で貫かれ、喜悦の呻きを放ちつつ錯乱してのたうちまわる。淫らな叫びとともに絶頂を極める静子の直腸に、太郎は激しく精を注ぎ込んだ。
[ 26-1 〜 26-6 ]
 黒人青年との不義が陣営のなかで公知の事実となったことをなかば覚悟しつつも、太郎の真摯な愛を確信して心を強めた静子が、その日の決起集会が終わって帰宅した深夜ひとりで風呂を使っているところに、酔って錯乱した達明が踏み込んだ。夫人の不義を息子から聞かされていた達明は妻を罵倒し、髪を掴んで裸の静子を湯舟から引きずり出す。太郎との情交を認めて離婚を申し出た静子に逆上した達明は、妻の乳ぶさと手首に残る縄跡に抑えてきた嗜虐の欲望を煽られ、ネクタイで後ろ手に縛りあげた静子を寝室へと引きずり込みベルトを鞭にして激しく打擲する。カーテンの紐を持ち出した達明は、夫の性癖をなじる静子の冷淡な言葉をも無視して裸の女体を緊縛し、俯伏せに転がしてかかげさせた尻をさらにぶちのめす。髪を掴まれて引き据えられ、口元に突きつけられた夫の怒張を懸命に拒む静子。残忍さを剥き出しにした達明は静子の縛めの裸体を抱きすくめて、乳首をなぶりながら女の官能を崩す手管をほどこしていく。狡猾な愛撫で女体を崩された静子は強いられるままに達明の怒張をしゃぶらされ、従順に奉仕する。結婚以来初めての口淫を妻に強制して有頂天になった達明は、俯伏せに押し転がした静子を後ろから貫いて責めたてたうえ、これまで夫として試みたことのなかったアヌスへと狙いを向ける。ほぐれた尻の穴を夫の指で抉られて羞恥に錯乱する静子は、やがて剛直で秘腔を貫かれて淫らな呻きを放ち、倒錯した肉欲の戯れに溺れ込んでいくのだった。
[ 26-7 〜 27-4 ]
 その夜の情交が夫婦にとって最後の幸福であったかのように、数日後の県知事選挙で林達明は十三票の僅差で破れた。新設校の敷地問題をめぐる汚職疑惑が刑事事件にまで発展する様相を見せ始めたのに加え、投票日の直前になって暴かれた静子夫人と黒人青年との不倫疑惑が致命的なダメージとなって、林陣営からの決定的な票離れを招いたのだ。失望に沈み込む陣営一同をあとに残して、達明は、暴露の日以来行方のわからなくなった静子をよそに民子のもとを訪ねる。但馬老人の企みをすべて知りながらも、民子は、落胆にくだを巻いて酔いつぶれている達明に憐憫の情をもよおすのだった。
 姿を消した静子は但馬邸の地下蔵に転がり込み、檻の中で太郎に飼われる身となっていた。長襦袢一枚に剥かれ手錠と首輪を嵌められて岩壁にくり抜かれた牢に閉じ込められた静子は、すべてを放棄した静かな諦念とともに、夫の敗北に至る数日間を過ごす。牢から引き出され椅子に掛けた太郎の足元に引き据えられた静子は、逞しい剛直をしゃぶりたてて奉仕しながら太郎の足指で肉芽をいじられて肉の悦びに悶えながら、喉の奥に精を弾き込まれて呑み込まされる。
 スキャンダルにまみれた県知事選が終わり林達明を抑えて県知事の座についたのは、七十を前にして引退を控えた保守陣営の対立候補・富永弘吉であった。その陰には、林陣営の数々のスキャンダルの証拠を握った但馬老人による全面的な支援があった。利権争奪にまみれてきた禿頭の肥大漢の新知事は権力の掌握を確実なものとするため、林一派の汚職を徹底的に追及し始めるとともに、但馬老人の意向を受けて県教育界の暗部をも積極的に明るみに出していった。真喜子の夫の父である教育委員長の佐倉、峰子の夫である教育委員の早川敏克が任意の取り調べを受け、捜査が達明にまで及ぼうとする破滅的な情勢を檻の中で聞かされながら、静子は、何もかもを失った女の穏やかな境地で太郎におのが身の将来を委ねる。自己犠牲の美に耀く静子に心打たれ、美しい夫人への肉の責めに没頭していく太郎。真実の愛を捧げた黒人青年に貫かれて心から喜悦の叫びを放った静子は、快楽に崩れた罪深い女の肉をさらけ出そうとするかのように、股を開いておのが肉芽を擦りたてて見せるのだった。
[ 27-5 〜 28-2 ]
 早川敏克がついに逮捕された日の夜、家宅捜索と報道陣の攻勢にいたたまれなくなった峰子と和美が圭吾を頼って大野木家に転がりこむ。圭吾は泣きじゃくる母娘をかくまってやる一方で、胸中、但馬老人とともに仕組んできた復讐が成就したことへの感慨を深める。居間に布団を敷き並べて母娘の隣で眠った圭吾は夜半、不安に耐えきれなくなって圭吾の布団にもぐりこんできた峰子夫人に絡みつかれ情交をねだられる。全裸になった峰子と誘われるままにつながった圭吾は、縄で後ろ手にくくった美夫人の体を座位に抱き起こして責めたて、絶頂を極めさせる。物音に目を覚ました和美もまた圭吾にすがりついて愛戯を求めるのだった。明かりをつけた部屋で、峰子を布団の上に仰向けに開脚縛りにした圭吾は、後ろ手に縛って全裸に引き剥いた和美を激しく愛撫し、濡れそぼつ秘裂を指でまさぐる。官能に崩れきった美少女は圭吾の股間に顔を埋めて口で奉仕させられる。人の字になった母の裸体の上に逆しまの俯伏せに横たえられた和美が両脚を拡げて縛りつけられ、母と娘は淫液をしとどに垂れ流す互いの股間を眼前に見せつけられて羞じらう。頭を抱え起こされた峰子は、愛する娘の浅ましく濡れそぼつ股間に顔を埋めさせられて舌の奉仕を強いられる。淫靡な刺戟に悲鳴を噴いてのたうちつつ、母の秘肉に愛撫を返すよう命じられるのを意地を張って拒んだ和美は、圭吾の指をアヌスに抉り込まれつつ肉芽を母に吸いたてられて淫らに絶頂を極める。峰子夫人の体の上から降ろされた和美は、開ききった母の股間に顔を押し伏せられて舌の愛撫を強制される。背徳の快楽に身を委ね、娘の巧みな愛撫で破廉恥な絶頂をさらけ出す峰子。圭吾は、肉欲に疼く体をもてあましている和美を押し転がして荒々しく貫き、歔き声を放ってのたうつ美少女の女体を激しく責めたてる。汗まみれに反り返って昇りつめる美少女の痙攣する胎内に、圭吾は激しく精を注ぎ込む。
 裸のまま寝入ってしまった圭吾を深夜になって目覚めさせた太郎からの電話は、林達明が逮捕されたこと、そしてその直後に達也としのぶがバイクで雪の中を暴走して事故死したことを告げて、林家の完全な崩壊の報せをもたらした。
[ 28-3 〜 28-7 ]
 林達明をはじめとする県政界・教育界の有力者たちがことごとく逮捕起訴されたことをもって一連の政争がようやく終息に向かいつつあった春の折、但馬老人は太郎と千秋、そして三月を持って教職を辞した圭吾とともに慈恩寺の光覚和尚を訪れていた。和尚の作った磔柱を借り出す算段をつけるいっぽうで、遠大な陰謀にようやく決着をつけた但馬老人は、圭吾を跡継ぎに据えて千秋との交歓に戯れる自適の生活へと心を傾け始めていた。くつろいだ雰囲気のなか、和尚の傍らにつつましく控える奈美夫人をからかいながら、一同は和やかなひとときを過ごすのだった。
[ 29-1 ]
 その数日後、但馬邸の拷問蔵の中に設けられた豪華な宴席に三人の客が招かれる。新しい県知事となった富永弘吉、その盟友で党県連の会長となった山口宇一郎、そして選挙参謀だった田辺武男。三人の老人は、但馬老人が用意させた豪勢な料理と給仕に出た民子と千秋の美しさに圧倒されつつ酔いを深め、拷問蔵を仕切るカーテンの向こうで用意されている淫らな供宴への期待を高める。やがてカーテンが取り払われると、そこには半裸で控える圭吾と太郎に挟まれて、扇情的な下着だけをまとった三人の裸の女が、選挙用の手拭いで目隠しと猿轡をほどこされ、それぞれに拘束されて羞じらいに身悶えていた。息を呑む客たちの前で但馬老人は勝利者の傲岸さもあらわに、手拭いを取り去らせて女たちの正体を明らかにさせていく。水色のスキャンティで柱に立ち縛りにされていたのは客たちの政敵だった早川敏克の妻・峰子、ピンクのスキャンティで開脚椅子にM字縛りにされていたのはその娘でまだ高校生の和美、そして緋の湯文字を腰にまとわせて拷問蔵の中央で門字柱に大の字に曝されているのは、敵の首魁・林達明の妻で前県知事の娘だった静子であった。自分の夫や父を罪人の身に陥れた憎い男たちの前に敗残の裸体をさらけ出し、魂もうつろになって屈辱の極限に慄えわななく女たち。但馬老人に促された客たちはそれぞれに当てがわれた女の前に進み出て、恥辱に泣き叫ぶ女たちの腰のものを取り去る。最も年かさの田辺が一番若い和美のスキャンティを鋏で切り取り、山口がむせび泣く峰子のスキャンティを剥き下ろしたのに続いて、新知事の富永は、選挙戦中に見た林達明夫人の白いスーツ姿の美貌を眼前の生贄に重ね合わせ、黒人青年との不倫スキャンダルを嘲りながら、観念しきった静子の湯文字を剥ぎ取って、敗れた政敵の妻を全裸に剥きあげる。昂ぶりをこらえ切れずに女たちの股間にむしゃぶりつき、指と舌のいたぶりで敗残の女たちから悲痛な呻きを絞り取りだした客たちを宥めつつ、但馬老人はソファに戻らせた客たちの前に拘束を解いて後ろ手縛りにした峰子と和美を並んで正座させる。細頸をロープでつなぎ合わされた母と娘は、客たちの足元の絨毯に俯伏せに押し伏せられ高くかかげた尻を鞭でしばきあげられてみじめに嗚咽する。逞しい剛直をそそり立たせた圭吾と太郎が母と娘の腰を抱いて後ろから貫き、うごめく尻をしばきながら荒々しく犯し始める。激しく揺さぶられ、相手をたびたび替えられながら責めあげられた母娘は、次第に肉の愉悦に衝き崩されてよがり歔きを噴き上げつつ凄艶な美貌を曝しものにされる。男たちのあぐら座りの上に起こされ、背面座位で深々と貫かれた無惨な姿を曝された母娘は、透きとおるよがり声を放ちつつ相次いで昇りつめ女の肉の華麗な崩壊を演じ尽くした。続いて拘束から降ろされ後ろ手に縛られた静子が一同の真ん中に正座させられ、首縄をかけられた美貌を太郎に引き起こされて荒々しい口づけを浴びせられる。愛する情夫によるいたぶりで昂ぶりに崩れきった美夫人は膝立ちにさせられ、そそり立つ太郎の剛直に口で奉仕する隷従の姿を見せ物にされながら、圭吾の手でアヌスに淫薬を塗り込められていく。腰を立てて俯伏せにされた静子は、愛液を垂れ流す秘裂から快楽の器官と化した尻の穴までを客たちの眼にさらけ出して恥辱に腰を悶えさせつつ、淫らに崩れた秘肉を客たちの前でもてあそばれる。太郎の剛直で尻を串刺しにされた静子は、生汗を噴いて凄まじい肉欲にのたうつ裸体を背面座位に起こされたうえ、前の秘裂にバイブレーターを押し込まれると白眼を剥いて昇りつめる。昂ぶりのきわみに息を荒くする客たちの前にそれぞれの女が後ろ手のまま引き据えられ、老いてしなびた肉塊に顔を押し伏せられる。夫や父を陥れた憎い敵たちの醜く垂れた肉を無理やり咥えさせられた三人の美女は、尻を鞭で打ちたたかれながら、頭を前後に振りたてて惨めな敗残の奉仕を強いられていくのだった。
 客たちが帰り圭吾が母娘を連れ帰ったあと静子と二人きりで拷問蔵の中で眠りについた太郎は、翌朝、静子を起こすと後ろ手に縛り上げて全裸のまま屋外へと曳き出す。霜が降りた芝生を踏みしめて早朝の薄闇の中を曳かれていった森の端には、慈恩寺から借用した白いキの字型の磔柱が横たえられていた。荒淫にやつれた静子の裸体を大の字に磔にした太郎は、健気に情交をねだる美夫人を磔のまま貫いて荒々しく愛欲をむさぼる。喜悦の叫びとともに昇りつめる美しい夫人の体内に、愛の悦びに満たされた黒人青年もまた激しく精を放った。磔柱を立てて高々とかかげられた静子の裸身を、太郎は仰ぐように見上げる。女体の美への讃仰に打たれて声もない太郎と、大の字のままひたむきにその眼を見つめ返す静子との間にあるのは、いまや真実の愛以外の何ものでもなかった。山の端から昇る太陽の光が夫人の裸体を黄金色に染め上げていく壮麗な光景を前に、太郎は跪いて言葉もなかった。
[ 29-2 〜 29-7 ]
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