失神した静子を口先では憐れみながらも、但馬老人は林達明の正妻をその愛人である民子の手で責めさせることに妄念をつのらせる。淫液にまみれた秘肉を寄ってたかって曝しあげられた静子の女体の前に引っ張り出された民子は、老人から手渡されたバイブレーターを林達明の正妻の股間におそるおそる捻じ込んでいく。眼を醒まして屈辱と嫌悪に泣き叫び始めた正妻に、普段その夫からされている責めをそのままに加えつつ、アヌスを指で抉りたてていく盛装の妾。大勢に取り囲まれてただ一人全裸を開脚吊りにされた静子は、民子のバイブと指で前後の秘腔を擦りあげられ、太郎の指で肉芽をいたぶられ、老人に乳首をなぶられながら千秋の吐息を耳に吹きかけられる愛撫の嵐のなかに錯乱して溺れ込んでいく。民子に向かって屈服の言葉を口にした静子は、屹立する肉芽を吸いたてられて無残な絶頂を極める。再び失神したところを太郎に頬をしばかれて目覚めさせられた静子は、休む間もなく太郎の剛直を口に押し込まれてしゃぶらされながら、股間に埋められたままの淫具と指をなおも抽送される。二百CCの浣腸液を民子の手で注入され、のたうつ女体をさらに責めたてられてまたも昇りつめる静子。快楽の生汗にまみれた美夫人は汚辱に泣きわめきながら、尻の下に当てられたバケツに浅ましい糞便を噴出させる。静子は爛れたアヌスに淫薬を塗り込められ、衝き上がる掻痒感にのたうちつつ、強いられるままに民子への服従の言葉を絞り取られる。民子が手にしたアヌス用バイブレーターをひりつくアヌスに押し込まれ、淫らに抽送されながら肉芽をいじられた静子は、浅ましい呻きを噴いてたて続けに昇りつめる。促されて全裸になった民子は静子夫人の体の上に逆しまに乗せ上げられ、濡れそぼった秘肉に口づけと愛撫を加えていく。互いの股間に顔を埋めた正妻と妾は、甘美なレズ愛撫の陶酔のうちに悦びをきわめて痙攣する。双頭のバイブレーターを腰に装着された民子は、いやがる体を静子の股間に押し出され、観念しきった静子とひとつにつながらされていく。美しい正妻と妾とは一つの淫具で女の快楽を分け合い淫らに腰を振りたてながら、錯乱の呻きを噴いて同時に絶頂を極める。
この凄絶な責めの一日を境に、季節は急速に冬に向かっていった。