地下蔵に連れ込まれた静子に向かって達也としのぶの助けを求める悲痛な叫びが響く。眼隠しを取られた夫人が眼にしたのは、体毛を余さず剃り上げられた惨めな姿で門字柱に背中合わせに吊られた継子の兄妹の哀れな全裸体だった。居合わせる老人と若い女を見、暴走族のリンチの域を越えたむごい暴行のさまを思い合わせた静子は、夫の選挙をめぐる陰謀が絡んでいることを察しながらも、兄妹を救うために操を捨てる決心をする。全頭マスクで正体を隠したままの圭吾に背後から押さえつけられた静子の正面に、千秋が老人に促されて歩み寄り、環視剥衣の羞恥に叫びたてる美夫人の体から着物をほぐして脱がし取っていく。年若い義母の裸を見て興奮を隠しきれない達也の前で、パンティを剥き下ろされて全裸を曝す静子。吊りから降ろされて後ろ手に縛られたしのぶに代わって、美しい義母が大学生の息子と背中合わせに吊られる。力ずくで下肢を割り裂かれて大の字の磔姿をさらけ出した美夫人は、全裸環視の汚辱に泣き叫びながら、太郎の持ち出したカメラで拡げた裸身をくまなく撮影され尽くしていく。選挙を控えた夫のスキャンダルになることを脅され、男たちの情婦になるよう強要された静子は、浅ましい全裸をビデオに撮られつつ腰を振りたてて汚辱に絶叫する。千秋は羞じらいにもがく静子の乳首と秘肉を繊細な指と唇で愛撫しながら、腰を振りたてる義母の動きに尻を擦られて興奮した達也の剛直を同時にしごきたてる。秘肉を濡らして女の官能の崩壊をさらけ出した県知事令嬢の美夫人は、老人に揶揄されながら拡げきった股間にバイブレーターを埋めこまれていく。圭吾の手でバイブレーターを抽送され、老人に素肌をなぶられ、千秋に乳首をいたぶられながら太郎のビデオに撮影される四人がかりの玩弄にのたうちながら、こらえきれずに淫らな歔き声を噴きあげていく静子の大の字の裸形。絶頂の手前で焦らしたてられた美夫人は全身を汗で光らせながら、快美に崩れた凄惨な美貌をライトに照らし上げられ、女の屈服の言葉を口にする。絶頂へと向けて追い上げられていく静子の背後では、後ろ手縛りのしのぶが猛りたつ兄の剛直に顔を押しつけられて、淫らな口淫奉仕を強いられようとしていた。あまりに非道な辱めに絶叫した静子は、兄と妹がすでに交わらされたことを初めて聞かされて絶望に苦悶しながらも、肉体に加えられる愉悦をこらえきれずに激しく昇りつめ腰を痙攣させる。若い義母の淫らな崩壊を感じとった達也もまた限界に達して、丸坊主になった妹の顔に精を弾きかけた。がっくりとうなだれて柱にぶら下がった大の字の裸形からバイブレーターを引き抜かれた静子は、吊りから降ろされて後ろ手に縛られ、凌辱のベッドへと曳かれていく。達也としのぶの眼前で操を穢されると知って悲痛な哀願をほとばしらせる静子に、耳を貸す者は誰もいなかった。