【9月なかば】ある日の昼下がり、買い物帰りに立ち寄った本屋で千秋と但馬老人に声をかけられて驚愕にすくみ上がった静子夫人は、為すがまま太郎の運転する車に乗せられて連れ去られる。千秋と老人に挟まれてリアシートに乗せられ目隠しと後ろ手錠をされた夫人は、弱々しく哀願しながらブラウスを剥がれ、剥き出しにされた乳ぶさを左右からなぶられる。但馬邸に着いて車から降ろされた夫人はその場で裸に剥きあげられ、芝生の真ん中へと引きずられていく。目隠しをはずされ、僧衣をまとった見知らぬ男の姿を目にして羞じらいに悶える静子の眼の前には、森を背景にして立てられた磔柱に、湯文字一枚の裸の女が大の字に架けられてうなだれていた。僧衣の光覚和尚は先端にバイブレーターのついた竹槍を磔にされた奈美の股間にえぐり込み、すでに幾度も絶頂を極めて憔悴しきった妻の肉体をさらに追いあげていく。女の被虐美を眼に妖しい戦慄にとらわれる静子の前で、奈美は悶え狂って昇りつめる。地下蔵に連れ込まれた静子は、パイプ製の開脚椅子に手取り足取りして乗せ上げられ、浅ましい開脚に拘束された女体を男三人と女一人に寄ってたかっていたぶられていく。太郎と老人に口を吸われ千秋に乳首を揉みたてられつつ、和尚の手で股間をくつろげられてバイブレーターを抽送された夫人は、とめどなく官能に崩れゆく肉体を好奇の眼に晒しながら、激しく絶頂を極めて悶絶した。尻の穴をなぶられる淫靡な感覚で目覚めた静子は、太郎の指をアヌスに差し入れされる刺戟に羞じらい悶えながら、先日以来の息子との情交を白状するよう詰問される。懸命に否定する夫人への懲罰と称して浣腸液を溜めたシリンダーがアヌスに突き立てられ、汚辱に絶叫する美夫人の尻に百CCの薬液が容赦なく注ぎ込まれる。太郎の指でアヌスに栓をされたまま必死で噴出をこらえる静子は、排泄を見られる汚辱に負けて、ありもしない息子との情交を委細にわたって語りだす。開脚椅子から解かれて広々としたトイレに曳き立てられた夫人は、後ろ手に縛られた体を便器に押し伏せられ、哀訴もむなしく浅ましい排便の瞬間を見世物にされる。究極の恥を曝しつつ、惨めさのなかに甘美な陶酔を味わい始めた静子は、アヌスを清められた体をベッドの傍に跪かされ、三人の男の怒張を次々としゃぶらされながら、股間の秘肉を淫らにたぎらせ始めていた。
二時間におよぶ三人がかりの凌辱が果てた後、静子はくたくたになった全裸のまま再び屋外へと引きずり出され、磔にされ続けて朦朧となっている奈美の姿に、おのが痴態の写し絵を見出すのだった。