疲弊しきって帰宅した静子は、三人がかりの凌辱で繰り返し絶頂を極めさせられ肉の快楽にまみれたおのが痴態を回想しながら、汚辱のなかに解放の悦びが芽生えてくるのを感じておののく。太郎の逞しい剛直で貫かれてあられもなく快楽をむさぼる自分の姿をビデオで見せられた夫人の胸中には、年下の黒人青年に対する複雑で微妙な感情が生じ始めていた。
自室のベッドで深い眠りに落ちた静子は、目覚めたときに四肢を大の字に拘束されていることを知って驚愕の悲鳴を噴く。邪欲もあらわに覗き込む達也の顔を目にした静子は、欲望の堰を切った義理の息子がついに怖れていた不埒な振る舞いに及んだと悟って絶望する。妹のしのぶまでもがこの暴行に加担していると知り、うわごとに太郎の名を呼んでいたことまで聞かれてしまった静子は、ふてぶてしく情交を迫る達也に観念して屈服し、背徳の淫戯に身をゆだねていく。大の字に縛られたまま着ていたワンピースを乱され乳ぶさと下腹を剥き出しにされた静子は、唇を吸われ秘肉をなぶられながら女の肉の崩壊をあからさまにさらけ出す。若い継母の股間に腰を寄せた達也はすすり歔く美女の秘裂に猛り立った剛直を押し込み、倒錯の肉欲を激しくむさぼっていく。快美に錯乱しきった静子は腰を振りたてながらのたうちまわり、凄艶な絶頂を極めると同時に達也の精を注ぎ込まれた。嫉妬に狂ったしのぶにむしゃぶりつかれた達也は隣のベッドに転がり込んで禁断の兄妹相姦に溺れ込む。高校生の娘が兄の怒張をしゃぶりたてたうえ下肢をからみ合わせて悦びをきわめる痴態を、大の字に縛られた裸のまま聞かされる静子。しのぶを屈服させてなおも猛りたつ達也は、縛めを解いた静子を膝の上に抱き上げて唇を奪い、そそり立つ怒張を指で奉仕させる。息子の剛直を握りしめつつ腰を振りたてる浅ましい義母の姿態に嫉妬を燃やしたしのぶは、達也のベルトを鞭にして継母の腰にたたき込み、床に引きずり降ろして四つん這いにさせた静子の尻に憎悪のこもった打擲をたたきつける。静子の首にロープを掛けまわしたしのぶは、妹の剣幕に押されながらも思いつきに乗ってきた兄に縄尻を握らせたまま、屈辱に泣き崩れる母の尻を激しく打ちたたく。尻をぶちのめされて秘肉を濡らした夫人の痴態を暴いたしのぶは、兄が促すままバイブレーターを持ち出して、爛れきった股間に強引に押し込む。夫の先妻の子どもたちの間で飼い犬のような扱いを受けて惨めさに悶える県知事令嬢の美夫人は、振動するバイブで残酷に責めたてられて号泣を噴きながら腰を振りたて、浅ましい絶頂の瞬間をさらけ出す。四つん這いのまま達也の怒張をしゃぶらされ、股間に刺さったままのバイブをしのぶに抽送されてさらに昇りつめる静子。憔悴しきった静子は後ろ手に縛られてベッドに俯せに押し伏せられ、同じ恰好で転がされたしのぶと尻を並べて高々と突き出す。あからさまな尻の穴をなぶられて妖しい刺戟によがり歔く母と娘は、濡れきった秘裂に怒張を交互に突き入れられて淫らに悶え狂う。焦らされる快楽をもどかしがって尻を振りたてる継母の美貌に昂ぶりながら、達也は妹の中に激しく精を放って果てる。
深夜になって達明が帰宅したとき、静子は普段のように起きて迎えることすらできずに眠りこけていた。気位の高い妻に破廉恥な性戯を仕掛ける勇気もないまま夫婦生活を送ってきた達明は、満たされぬ思いを今夜も民子の肉体にぶつけてきたのだったが、この夫婦の寝室で数時間前にどれほどの性の修羅場が演じられたのかを、知るよしもないのだった。