ちぐさ文学館

作品
赫い蠍

両親を殺され、復讐の意志を秘めて大デパート社長秘書を務める男は、高慢な社長令嬢を誘拐・監禁し会社を蝕んでゆく。

あらすじ
大手スーパー「万福屋」社長・大貫宏造のあくどい手口により両親を死に追いやられた乙哉は、名前を変えて宏造の秘書となり復讐の時をうかがっていた。金と権力にものを言わせ、新入社員の白藤登志子、バーのママの眉子、半玉の三千代を次々と辱めていく宏造には、最愛の娘・大貫ひろみがいた。
ひろみのレズの相手・マリの協力を得た乙哉は、眉子とともにひろみを誘拐して徹底的に辱める。届けられた愛娘の凌辱写真と父の苦悩――。病に倒れた宏造の後に残された宏造の後妻・大貫志津子とその娘・大貫李香は、何も知らぬまま乙哉の掌中に落ち、さらなる復讐凌辱劇の幕開けを飾る……。

<01>社長と秘書

<02>秘書と社長令嬢
子どもの頃、宏造になぶりものにされ犯される母の姿を乙哉は目撃していた。いま目撃したばかりの登志子の裸から亡き母の姿を連想して宏造への復讐計画に思いをめぐらす乙哉の部屋に、宏造の娘・ひろみから迎えの呼び出しの電話が入る。美人のママが経営する高級バー「ミシェル」から酔いつぶれたひろみを連れ出した乙哉は母・志津子の待つ自宅までひろみを送り届けるが、自分の誘惑を拒絶されたと感じたひろみは乙哉を恨み、宏造に対して乙哉を中傷する。翌日宏造に問責された乙哉は宏造への怒りを募らせつつ、志津子夫人の美しさが忘れられずにいた。

<03>登志子の寝返り

<04>情婦契約

<05>眉子凌辱

<06>復讐の同盟

<07>清鳴会

<08>マリの密告

<09>復讐の準備

<10>ひろみ誘拐
眉子が薬を盛って眠らせたひろみを乙哉は「別荘」へ連れ込み、縄で縛った手首を天井から爪先立つまで吊り上げる。その部屋には、連れ込まれた生贄を死に勝る辱めにのたうたせるためのあらゆる道具が備わっていた。目覚めて自分の置かれた姿に怒り狂うひろみに、乙哉は秘めてきた復讐の意図を明かし、これから施す凌辱の数々を宣告する。激しい羞恥に身悶えするひろみの服をナイフで切り裂いて剥ぎ取り、気の強い令嬢の丸裸をビデオカメラの前に曝し上げる。屈辱に絶叫するひろみの裸身を乙哉はなぶりまわし、足を広げることを命じて、従おうとしないひろみの尻や背中や太腿を鞭で打ちのめす。大きく広げさせられた足首を竹竿の両端に縛りつけられた大の字吊りのひろみの前に、共犯者・眉子が現れて恨みとともに鞭をたたきつける。最後に残った気力で凌辱者を睨み返すひろみを、徹底的に屈服させるための、監禁と調教の日々が幕を開けようとしていた。

<11>ひろみ屈服
乙哉と眉子はひろみの裸身を隅々まで写真撮影して辱め、ヌード写真を父に送りつけると脅していたぶる。吊りから降ろされて緊縛されたひろみは万福屋の社旗が見下ろす床の間に連れ込まれ、最後のプライドから乙哉への謝罪を拒んだために力ずくで下肢を拡げられてマットレスに縛られる。無残な大股開きをビデオに収められ、まだ処女であることを暴露されたのち、ひろみは眉子のレズプレイを受けて快感にのたうち、処女を捧げる言葉を強いられながら絶頂を極める。

<12>ひろみの破瓜
快楽の余韻でぐったりとなったひろみに乙哉はバイブレーターを突きつけて屈服の言葉を吐かせ、怒張に口で奉仕させる。プライドを打ち砕かれて従順になった処女の口と顔に乙哉は白濁をぶちまけて呑み込ませる。眉子の差し金で失神したひろみのクリトリスに媚薬が塗られ、目覚めたひろみは激しい刺戟に泣き叫ぶ。汗まみれになって悶えるジャジャ馬の生娘はあらがい得ない快楽のさなかで破瓜を強いられ、鮮血と屈服の泣き声を噴きこぼしながら絶頂にのたうつ姿を写真に収められる。

<13>ひろみ調教
激しい凌辱から一夜明け、何食わぬ顔で翌日の勤務を終えた乙哉はふたたび社長の愛娘を監禁した「別荘」へ赴く。そこでは首鎖でつながれたひろみが、昨夜の自分の凌辱テープを繰り返し見させられていた。女にされて抵抗の気力を失ったひろみは縄掛けされて乙哉の怒張に奉仕させられ、屈服の道をたどり始める。乙哉はひろみを後ろ手縛りのまま天井から吊るして処女を失った女体をビデオに撮影し、それから床に正座させて口淫奉仕を調教する。ひろみはソファの上でビデオに映されながら乙哉に貫かれ、白濁を子宮に受けて絶頂を極める。

<14>窃視遊戯

<15>ひろみアヌス調教
父の醜行を見せつけられながらも容易に屈しようとしないひろみに、乙哉は宏造に対する復讐の動機を語って聞かせる。宏造を帰して「別荘」に現れた眉子はひろみに対する浣腸を提案し、ひろみは後ろ手縛りの上体を天井から吊られて尻を突き出す姿勢にされる。催淫クリームを塗り込められたアヌスに指を挿入されて昂ぶるひろみ。乙哉のものに口で奉仕させられながら眉子の手で浣腸を施されたひろみは、公開排泄の恥辱に屈して服従の言葉を口にし、眉子と乙哉に見られながら排泄させられる。ソファに俯伏せにされたひろみは尻を鞭打たれ、催淫クリームにまみれたアヌスを乙哉に貫かれて激痛に泣き叫ぶ貌を写真に撮られる。だが、やがて抗うことのできない快楽に敗れたひろみは、のけぞり絶頂を極める姿を眉子のカメラに曝し、直腸に乙哉の精を受けて失神する。憔悴して魂もうつろになったひろみの前で、乙哉と眉子は宏造に送りつける凌辱写真の選定に余念がなかった。

<16>父親の妄想
三日後、ひろみの凌辱写真が宏造のもとに届き、逆上する宏造を乙哉は内心で嘲笑う。そのころ、眉子に逆らったひろみは目隠しとボールギャグをされた前手縛りの裸身を爪先立つまで天井から吊られ、二本のバイブのついた革褌で前後をぎっちりとふさがれたまま、乙哉が来るまで放置されていた。乙哉に服従の言葉を言わされ、二本のバイブに振動を与えられて絶頂を極めたひろみは、吊りから降ろされて乙哉の怒張に口で奉仕させられながら、凌辱写真が父に届いたことを聞かされて絶望に打ちのめされる。いっぽう、愛娘の監禁凌辱される姿が脳裏を離れない宏造は禁断の欲望に猛り立ち、妻の連れ子の李香の部屋に夜這いに忍び込む。宏造の様子に不審を抱いた妻の志津子に発見された宏造はひろみの誘拐を志津子に明かしてその場をごまかすが、そのまま妻の体を求めてくる宏造に対して志津子は深い疑惑を拭いきれないのだった。

<17>広がる波紋
乙哉の送りつけたひろみの凌辱写真によって大貫家は崩壊しようとしていた。翌朝、宏造は心身の疲労に憔悴しきった姿を見せ、志津子夫人は夫の獣欲から李香を守る決意を固める。犬の首輪を嵌められて別荘に飼われるひろみは次第に乙哉への服従の態度を身につけていた。宏造は乙哉を伴って「ミシェル」を訪れ、酔いつぶれてそのまま眉子のマンションへ運ばれる。父の醜態を聞かされて羞恥にすくみ上がるひろみ。大貫家に電話を入れた乙哉は志津子と李香の家出を知り、眉子の推理に助けられて李香をめぐる事情を察する。酔いにまかせて乙哉に眉子を責めさせた宏造は、ひろみに対する欲望をうっかりさらけ出して、隣の「別荘」で聞いているひろみをうちひしぐ。

<18>会社乗っ取り計画
泥酔して帰宅した宏造は翌朝、志津子夫人の書き置きを読んで脳卒中で倒れて入院する。眉子と乙哉はこのチャンスに会社の乗っ取りをもくろみ、李香に対する宏造の所行と志津子夫人の家出の事実をひろみに話して、社長代理として会社に復帰するよう求める。すっかり従順になっていたひろみは承諾し、服従のあかしとして股間の毛を眉子に剃られ唇拓をとられる。

<19>社長令嬢の復帰
ひろみは家へ帰され乙哉とともに宏造を見舞う。登志子と交代で宏造の世話をすることとなったひろみと、忠実な社長秘書を演じる乙哉の間には、単なる凌辱者と奴隷を越えた感情的な結びつきができ始めていた。いっぽうその夜、事態の急変を知らぬ志津子夫人は乙哉に連絡をとり、宏造が倒れた事実を知らされぬまま、別居のためのアパート探しを乙哉に依頼する。乙哉と眉子はひろみを解放した後の「別荘」をアパートに改修して志津子と李香の母娘を招き入れ、凌辱の生贄にする計画をたてる。

<20>情婦の奉仕

<21>女社長の服従
ひろみが社長代行として承認され、乙哉の会社経営に忙しい日々が始まる。新聞で夫の病と会社の新体制のことを初めて知った志津子は妻でありながら事実を隠されていたことに憤慨し、乙哉を詰問するためマンションに呼び出した。母娘を奴隷に堕とす決意を固めた乙哉は、決行に先立ち完全に服従しきったひろみの部屋へ招かれて調教をほどこす。剃毛された全裸を正座させて乙哉の怒張を咥えるかつてのじゃじゃ馬娘の姿に乙哉は復讐達成の感慨を深め、針金で縛りあげたひろみの乳首を化粧刷毛でくすぐってひろみを悶え泣かせる。マゾ奴隷に墜ちたひろみは鞭代わりのベルトで尻を打たれ、仰向けになって拡げた内股や乳ぶさにも打擲を受けて激痛と快感に呻く。乳首とクリトリスに繰り返し鞭を入れられたひろみは絶頂を極めたあとさらに乙哉に犯されて続けざまに気をやり失神するのだった。

<22>志津子陥落

<23>志津子凌辱

<24>李香の破瓜
眉子はしびれを切らして李香を連れてきたのだった。凌辱に崩壊しきった志津子は床柱にMの字開脚に縛られて敗残の姿を写真に撮られ、その眼の前に敷かれた布団の上に、ガムテープで口をふさがれたパンティ一枚の李香が人の字に縛りつけられて、いよいよ最後の生贄の凌辱が始まる。失神から醒めて泣き叫び哀訴する志津子に、乙哉と眉子は宏造への恨みと母娘凌辱の運命を代わる代わる言い聞かせる。昂ぶりに残酷さを増した眉子は李香のパンティの前をナイフで縦に裂き、高一の美少女がパンティをはいたまま秘裂を曝す卑猥な構図をつくりだす。絶望に朦朧となった志津子の前で、パンティを切り取られた李香は催淫ドリンクを飲まされて無理やり昂ぶらされた処女の肉体に乙哉と眉子の二人がかりの愛撫を受けてのたうつ。処女喪失前の性器をアップで撮影された李香は、乙哉の怒張に処女を引き裂かれて鮮血を噴きこぼし激痛に顫える瞬間を、眉子のカメラに撮られながら母の眼前に曝した。


DBスナップ [Sun May 28 18:42:03 2006]
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