雪乃夫人への満たされぬ想いに憑かれた五郎は、情欲に駆られるまま雪乃を力ずくで襲うという挙に出た。白昼、お手伝いが外出した隙を狙って京堂家に押し掛けた五郎は、玄関に現れた浴衣姿の雪乃に慕情を訴えかけ、怯えつつ冷淡に撥ねつける雪乃を出刃包丁で脅して屋敷に上がり込む。恐怖に慄えながら強引に客間へ追い込まれた雪乃は、獣性を剥き出しにした五郎に押し倒され後ろ手にくくり上げられて絶望の悲鳴を放つ。五郎は雪乃の浴衣をむしり取りながら貞淑な美夫人の肉体を無我夢中で揉みなぶり、パンティ一枚に剥き上げた雪乃を仰向けに押さえつけて愛撫する。パンティを剥き下ろされて羞じらいの絶叫を噴き上げた雪乃は、抵抗の気力を喪った体を思うままになぶられながら、指でまさぐられる秘肉を湿らせていく。猛りたつ怒張を押し当てられ、荒々しく貫きとおされた雪乃は、若い男の逞しい抽送に揺さぶられつつ、錯乱と快美の悲鳴を噴いて悶えのたうち喘ぎ泣くしかなかった。五郎が屋敷の外に乗り捨てたトラックを散歩帰りに偶然に見かけた伸介は、悪い予感に駆られるままに母屋に踏み込む。不安に焦れたつ伸介の前に出刃包丁を手にした五郎が立ちふさがり、嫂を気遣う伸介を優越の笑みとともに挑発する。逆上して五郎に掴みかかった伸介は、脇腹に刺し傷を負って崩れ落ちる。