しばし意識を失っていた伸介を助け起こしたのは後ろ手に縛られ着衣も乱れた雪乃だった。すでに五郎の姿はなく、いましめを解かれた雪乃は事の真相を秘密にすることを申し合わせたうえ、出血する伸介を手早く介抱して医者のもとへと運び込む。全治半月の診断を受けた伸介をアトリエまで連れ戻した雪乃は、怪我を負った義弟に優しい気遣いを見せて介抱を申し出る。医者の禁を犯してビールを飲んだ伸介が熱にうなされ雪乃を犯す夢を見ながら嫂の名をうわごとに呼んでいたところを、深夜になって再びアトリエを訪れた雪乃が揺り起こす。嫂の甲斐甲斐しい世話に欲望を募らせた伸介が雪乃に情愛を訴えて迫ると、雪乃もまた内に秘めた激しい情熱を露わにして義弟と熱烈な口づけを交わすのだった。雪乃の浴衣をはだけて雪白の熟れた女体を愛撫した伸介は、情感の昂ぶるままに屹立した怒張への奉仕を嫂にねだる。羞じらいながらも怒張を握りしめて巧みな愛撫を捧げた美しい人妻は、やがて柔らかい唇に剛直を咥えて淫らな愛戯にふけっていく。浴衣姿のまま伸介の腰にまたがった雪乃は猛りたつものに自分から腰を落とし、肉の愉悦に身悶えながら義弟と肉のつながりを遂げる。快美の呻きとともに腰を振りたてた美夫人は、灼熱の精を子宮にしぶかせられて激しく絶頂を極めてのけぞるのだった。