純潔までは奪われなかったものの、母の淫らな痴態を目の当たりにさせられて以来、弓子もまたおぞましい恥辱の記憶に苛まれていた。S女学院高等部に進んでから通学の電車の中でたびたび遭遇してきた痴漢のいたぶりも、素肌をじかになぶられる経験をした少女にとってはなお一層みだりがわしい思いを掻きたてる。混雑した電車に押し込まれて学校へ向かうある朝、弓子のすぐ脇に立っているやくざじみた男の手がスカートの上から弓子の下腹を撫でさする。身悶えつつ身を守ろうとした弓子は、その男がさきの凌辱劇の青年だと悟って驚愕して脱力する。脅しの言葉を耳元に囁かれなすがままに防備をゆるめた女子高生のスカートの中に、男の手がもぐり込んで秘肉をなぞりあげる。忌まわしい肉の昂ぶりを喚起されて淫らに喘ぐ少女は、スカートの中でパンティをずり下げられ下腹を弄ばれながら、稚い官能を崩されていく。昂ぶりきった美少女は、次の駅で降りるよう命じる男の声にさからうすべもなかった。