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嗜虐の覚醒

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 凄惨な凌辱を終えてビールを酌み交わす三人の男たちの前で低い台にくくりつけられたまま股間から血と精液を垂れ流して伸びきっている女の無惨な肉は、幸福な結婚を控えていた和装モデルの美女が二度と出られぬ異界人の居留地でまもなく課されることになる苛酷な性の拷問を前にした、最後の安らぎの時でしかなかった。香織を居留地へ連れ帰ろうとするアシルに対し、女の凄惨な運命を予想しつつはかない抗弁を試みた淳も、急迫する状況で異界人の意向に従うほかはない。佐々木と二人がかりで香織に着物を着せた淳は、うつろな表情の美人和装モデルをアシルとともに車に乗せてホテルを連れ出す。終わることのない連続拉致凌辱の終結を望み始めた淳が車中の会話でアシルから聞き出すことができたのは、新橋と新宿に居留地を持つ異界人たちがようやく退散の機をうかがっていることと、異界人たちが当初は人目を避けるため浮浪者に変装していたという事実だけであった。淳のアパートに近づいたアシルは張り込みの警官の存在を察知し、淳に疑いを残さぬように超能力で働きかけて撤収させたうえ、これまでの凌辱の証拠の隠滅を指示してから香織を連れ去った。淳の部屋に上がった二人はアシルから渡されたビデオテープを消去し、女たちの凌辱写真と剃り取った恥毛を残らず燃やしていく。だが、灰になってゆく美女たちの名残りを前に感慨にふける佐々木とは裏腹に、妖しい光を眼に宿らせた淳は、アシルに体験させられた異界の残酷なサジズムに魂をゆさぶられていた。SM作家とSM誌の編集者は自分たちの不毛な現実の性を嘆きながら、異能のおかげで味わった一連の凌辱の経験を回想して複雑な思いに沈む。
[ 21-1 〜 21-5 ]
シチュエーション
(なし)

登場人物

剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
これから先彼女を待ち受けている苛酷な運命のことを考えれば、現在の仮死状態が彼女にとってもっとも幸福な時といえるかもしれない。

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