同じ頃、えり子は防音設備をかいくぐってかすかに聞こえてくる母の嬌声を自室で聞きながら、いたたまれぬ淫らな思いに身悶えていた。母が責められて放つ悦びの声を遠く聞きつつ、えり子は今日の午後の戯れの後で撮ったはるかの全裸写真でオナニーにふける。羞じらいに悶えながら体の前面と背面を撮影された後輩の美少女の裸体に、陶然として見入りつつ淫戯にふける女子高生は、修平がノックもせずに部屋に入ってきているのに気づきもしなかった。隠す暇もなく背徳的な写真を見咎められたえり子は、修平の詰問に屈してはるかとの関係を白状させられる。修平は羞じらいにうなだれるえり子をパジャマ姿のまま後ろ手に縛って柱に立ち縛りにし、パジャマをはだけて引きずり出した乳ぶさを揉みなぶり、下腹の恥毛をもてあそびながら、さらにえり子を問い詰める。はるかに仕掛けた淫らな遊戯をことごとく修平に知られたえり子は、母への告げ口をしないことと引き換えに、はるかの体を修平に捧げることを約束させられる。柱の根元に正座させられて修平の怒張を舐めしゃぶらされるえり子の胸中には、はるかが修平の剛直で処女を引き裂かれて鮮血をしぶかせる無惨な妄想が、妖しい蠱惑とともに湧きあがっているのだった。