出演者の最後に登場した外志夫は香港の人身売買商人に扮して、スチュワーデスの制服に身を包んだしのぶをライトに照らされた舞台に追い上げ、丸木柱に後ろ手錠につないで観客たちの眼に曝す。男たちの憧れの職業であるスチュワーデスの体を制服の上からなぶりまわして喝采を浴びた外志夫は、しのぶに首輪と口枷を嵌めたうえ、バネ仕掛けの大きな金の環を鼻中隔からぶらさげて、知的な美女の美貌を歪め辱める。制服の上衣を脱がし取られて胸を曝し上げられたしのぶは、穴のあいた革ブラジャーで乳ぶさを絞り出され、双の乳首にも金の環を噛まされてむせび泣く。厳しく拘束された美女への残酷な責め苦に昂奮する観衆の前で、外志夫はパンティを膝上まで引き下げ、秘肉をいたぶりまわして淫液にまみれさせる。股間の肉芽にも金のリングを嵌められ鈴を取りつけられたしのぶは、女の急所のすべてを締め上げた四つの金のリングを哀れに揺らしつつ、みじめに身悶える。外志夫は奴隷に金を稼がせるアイデアと称して、密輸する麻薬をコンドームに詰めてしのぶの前後の秘腔に押し込む。柱から解かれた美人スチュワーデスが、制服の名残をとどめた惨めな半裸で鼻環を曳かれて引き回される被虐の光景に、昂ぶった男たちは次々と高い値をつけて競り落とそうとする。やがて十五万もの大金をつけてしのぶを競り落としたのは、立松由紀枝のパートナーである早坂浩であった。そしてそれはまた、恋人の暴挙を呆然となって見つめるしかない由紀枝が、谷口外志夫の手に引き渡されることをも意味していた。