由紀枝はその後もたびたび外志夫に呼び出されてマゾの悦びを教え込まれていった。上城しのぶとの対面のために再びXフロアに連れ込まれた由紀枝は、外志夫の命じるままにパンティ一枚の姿になって後ろ手に厳しく縛られ、柱に立ち縛りにされたまま放置される。由紀枝を置いてクラブ「らいの」に赴いた外志夫を、「桃苑会」の先輩である謙介がしのぶとともに迎える。「犀の会」の例会に今日子を出品するのが惜しくなった謙介は、外志夫からしのぶを借り受けて身代わりに立てようと合意していたのだが、新人奴隷の由紀枝の話を耳にして興味をそそられていた。三人は連れだって部屋に戻り、眼隠しをされたまま怯えに身悶える由紀枝の体を吟味する。しのぶのみならず別の男にも見られていると知って羞恥と狼狽に泣き叫ぶ由紀枝は、鞭で脅されながら屈服の言葉を口にさせられ、謙介の手でパンティを剥き下ろされ全裸をさらけ出す。羞じらいに泣きじゃくる由紀枝の前でしのぶも服を脱ぎ捨てて見事な肢体をあらわにする。どちらの女が奴隷としてふさわしいかを吟味するため、謙介はしのぶを由紀枝の正面に両手吊りにぶら下げて、革ブラジャーと二本の淫具のついた革褌を装着させる。