奴隷競売の宴が果てた後の深夜、売り飛ばされた女たちのその後の境遇に思いを馳せて悶々としていたフロア・チーフの田辺良平の前に、いきり立った男がナイフを手にして現れる。眉子の不行跡を知って逆上した夫の小杉清志が、妻の乱倫の現場を押さえるために乗りこんで来たのだ。凶暴さを剥き出しにした清志に逆らうこともできぬまま、良平が清志をプレイ・ルームに案内すると、跪いて日野の怒張をしゃぶりたてていた眉子は、夫を眼にした驚愕のあまり失神する。清志は日野と良平を縛りあげ、全裸の妻の白い肉体に見境のない暴行を加えていく。体中を蹴りまくられた眉子は首に縄を掛けられてスツールの上に立たされ、絞首の恐怖で脅迫される。命乞いの悲鳴を噴き上げつつ夫への隷属を誓った眉子は、清志のナイフで両の尻たぼに「K」の字を刻み込まれる。吊りから降ろされた眉子は夫の足元に跪き、その怒張をしゃぶりたててマゾの恍惚へと没入していくのだった。
開脚椅子にMの字開脚で縛りつけられた希世子は、あからさまに曝した秘肉に膣開口器を差し込まれ、大きくくつろげられて濡れそぼった体腔の奥を三人の男たちに覗き込まれる。屈辱に泣きむせびながら膣の中を小突きまわされる希世子は、アヌスに埋めこまれたバイブレーターの振動を入れられて、淫液を吐き出しつつ悶えのたうつ。隷従を誓う希世子の口の中に男たちは次々と怒張を咥え込ませ、奉仕させながら絶頂を極めさせる。くたくたになった体をベッドに運ばれた希世子を待っていたのは三人がかりの凌辱だった。仰向けに横たわった垣内の腰にまたがらされて貫かれた希世子は、背後から身を寄せた速水に尻を犯され、前後から荒々しくゆさぶられる。絶えだえの喜悦の歔き声を噴いてのたうつ希世子の口に、小田が怒張をねじ込む。三人の男を受け入れさせられながら、希世子は無上のマゾの悦びに昇りつめていった。
上流階級の者たちにのみ許された快楽の楽園ともいうべきXフロアで、マゾ奴隷となった女たちは夜毎の荒淫にまみれて肉の快楽を貪っていくのだった。