爪先が床を離れるまで宙に吊られる。 | ||
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佐々木 葵 [ 女子大生 / 20歳 / 長期監禁型 ] - 『姦虐ゲーム』<06>宙吊り鞭打ち刑 逃げようとした罰に両手首をくくられて吊られ鞭打たれる。 | |
葵を地下室に引きずり込んだ晃は、いったんいましめと首輪を解き放ち、あらためて両手首を前でひとまとめに縛り、天井から垂れたチェーンブロックの鉤に掛けた。
ハンドルを回して葵の裸身を吊り上げた。爪先が床を離れて宙吊りになるまで鉤を引き上げた。 棒のように伸びきった葵の美しい裸身は、ところどころに泥や枯葉をへばりつけて、ゆっくり回転した。伸びた爪先には血がにじんでいた。 「これから、逃げた罰を加えてやる」 ガックリうなだれ、苦痛に低く呻く葵に、鞭を手にした晃は宣告した。 盛装した葵をここへ連れ込んで丸裸に剥いてから、まだ十時間もたっていない。それなのにもう葵は三度も犯され、処女だった身が、女の悦びを極めるまでにされてしまった。 そして今、十時間前の令嬢らしい気品も処女の矜りもむしり取られて、天井からブラ下げられている。;『すすり泣く裸形』 p. 67-68 晃は鞭の先端についた革の小さな舌で、葵の伸びきった背すじを、頸すじのあたりから背すじのくぼみが消えるあたりまで、何度かなぞり上げ、なぞり下げした。それからかたちよい尻たぼを小突く。 (…中略…) 繊毛をそそけ立たせてゆっくり回転する葵を、晃はおどした。 「……ぶたないで……おねがいです……」 泣きながら葵は訴えた。 |
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田渕 綾子 [ 女子大生 / 19歳 / 長期監禁型 ] - 『淫檻』<06>綾子への復讐 父に恨みを持つ男に騙されて連れ込まれた地下室で、天井から吊られ全裸に剥かれた上で鞭打たれる。 | |
猛夫は罠に落ちた雌豹のようにあばれまわる綾子の両手首を前縛りにして、チェーンブロックの下に引きずって行った。
「やめてッ……いやよッ」 キリキリ吊りあげられていきながら、綾子はなおも暴れまくる。が、やがて悶える爪先が床を離れると悪態は悲鳴に変わった。 爪先は床を離れ、頭上の手は天井すれすれにまでなった。鎖がキシキシきしみをあげて、綾子が身をよじるたびにクルクルまわる。 (…中略…) 綾子はあぶら汗に肌をネットリ光らせて、息絶えたもののように首を垂れてゆっくり揺れている。 「……おねがい……腕が、もげちゃう……」 弱々しい声で訴えた。 訴えながらも伸びきった体は鎖をきしませて、ゆっくりまわる。胸に腹に尻に太腿に走る赤い鞭痕が、所どころ血の玉を盛りあがらせ、汗ににじんでゆく。;『淫檻』 p. 132-133 猛夫はその瞳に宿る屈服の光を確認してから、足もとに椅子を二脚、一メートルばかり離して置いた。 「この椅子に爪先を置くんだ」 綾子はこわごわ椅子に眼をやった。そこに足を乗せれば、どんな具合に脚が開くかわかっても、もう耐えることはできなかった。 「ああ……」 |
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高島 朋子 [ 看護婦・メイド / 20歳 / 長期監禁型 ] - 『快楽病棟』<28>凄惨なる処刑 逃げようとしたところを捕らえられ、天井から吊られて凄惨な拷問を受ける。 | |
それと二メートルの間隔で真っ白の優しい姿を無残に引き伸ばされているのは、道也の逃亡の手引きをした高島朋子にまぎれもない。
二人とも両手を頭上に伸ばして天井からの鉤にブラ下げられ、爪先を床から十センチあまりも浮かしているのである。 二人とも頭をガックリ前に折って、美香が入って来たのにも気付かぬげなのは、すでに長時間の責めに気力も精も尽きはてたためだった。一糸まとわぬ全裸のいたるところに紫や赤の鞭痕が刻み込まれ、ビッシリあぶら汗を浮かせている。 筋骨逞しい道也の肉体には、それも一種の勲章のように思えないこともないが、哀れなのは朋子の方だ。ただでさえ骨細で華奢な彼女の体が、雪肌をみみず腫れや赤い痣で汚しつくされ、汗まみれに吊るされているさまは、悲惨を通り越して酸鼻でさえあった。 (…中略…) 大川は太いゴム紐を出してくると、それでブラジャーでもかけるように乳ぶさを引き絞った。もうそれだけで激痛におそわれて、朋子は絶えだえに泣き悶えはじめる。 ゴム紐で締め上げられた乳ぶさはまるでパンパンの半球をそこに取りつけたように、蒼い血管を浮きたて頂点をいまにも弾き出さんばかりにとがらせている。大川がいたずらにそれをつまんだだけで、朋子は宙に浮いた爪先で空を蹴って反り返った。 「朋子、恨むのなら、お前が死のうとまで心中だてしたこの男を恨め」 「く、くるしい……ほどいてッ……」 朋子はしわがれ声でやっとそれだけを口走った。爪先がたえず痙攣するように床上十センチの所で揺れている。 |
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綾部 美香 [ 女子大生 / 18歳 / 長期監禁型 ] - 『快楽病棟』<15>処女姫快楽崩壊 衆人環視の中で全裸を吊り下げられ脚を開くことを強要される。 | |
滋彦と敏江の間ですでに手はずはととのっていた。滋彦が壁際のハンドルをまわすと、美香の両手を吊った鎖がキリキリ巻き上がってゆく。
「ああッ……やめてッ」 長く伸ばした爪先が床を離れると、美香はおびえと苦痛のないまざった悲鳴をあげた。汗まみれの、甘い匂いを放つ肉体がユラユラ揺れながらゆっくり回転し始めた。痙攣する爪先がむなしく踏む所をまさぐっている。 こうして吊されると、まだ成熟味の薄い肉体は、いたいたしいばかりで、いまや下肢で隠すことさえ不可能になった下腹の飾り毛のむら立ちが、ひときわ可憐な風情をそえる。 「腕が……腕がもげちゃうッ……」 ゆっくり回りながら、美香は叫んだ。桜貝のような爪をつけた爪先が、床から二十センチの所で足掻いている。 (…中略…) 下を向いて足台の位置を見た美香は、悪魔のような意図を理解した。悲痛な呻きをあげて激しくかぶりを振った。 「お兄さまッ……たすけてッ」 道也は胸を裂かれる思いだ。が、その桜貝の爪を付けた可憐な爪先が、腕に加わる苦痛に耐え切れずに、空をまさぐりだすのを見守っているより仕方がなかった。 「ああッ……く、くるしい……」 つい昨日まで苦痛のクの字さえ知らなかった美少女が苦痛のあまり素っ裸を宙に躍らされているのだ。キリキリ鳴る鎖のきしみがその哀れさを見る者の胸に捻り込む。 |
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水上 李里 [ 女子高生 / 15歳 / 長期監禁型 ] - 『プリアポスの神』<06>破瓜の淫ら罠 どことも知れぬ地下室に連れ込まれ、セーラー服姿の両手を吊り上げられて脅される。 | |
(これからそちらに行くけれど、わたしのことを見て怖がったりいやがったりして暴れさえしなければ、すぐ鎖から降ろしてあげる。もしその逆だったら……)
不意に鎖がきしんだと思うとグンと李里の両腕が引き伸ばされソックスはだしの爪先が赤いカーペット敷きの床を離れた。宙吊りにされた李里はピンピン爪先を跳ねまわらせながら悲鳴をほとばしらせた。眼の前のカーテンが音もなく左右に分かれて奥から現われた大きな鏡がその姿をあからさまに映し出す。 「ヒィーッ……お、降ろして……降ろしてッ……い、いやがったりは、しません、から……」 腕の根がもげそうな苦痛に負けて李里は泣き声をあげた。 「その言葉を忘れるんじゃないよ、いいね?」 鎖がゆるめられ、李里はホッと息をついた。 といっても恐怖が去ったわけではなかった。 思春期の少女は常に処女破瓜の恐怖とひそかな期待のアンビバレントな気持ちに揺れている。あの幻聴がその秘めやかな期待を揺り動かして李里をここまで連れて来たとしても、それがいざ現実のものとなり、このように囚われの身となってみれば、それは恐怖に変わらずにはいない。いかにいやがるな怖がるなと言われたって、それは無理というものだ。 李里はこみ上がる顫えを歯を食いしばってこらえ、高鳴る動悸とに胸を喘がせながら、「男」の現われるのを待った。ああ、李里はこの室内のくまない明るさをどれほど呪わしく思ったことだろう―― |
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