恋人の志郎に処女を与える決心をしたのは、縛られて無理やり純潔を奪われるなんていやだ、という気持ちもあった。
ヤクザ企業の社長・松岡に囲われてバーを経営する雪乃には、年明けに松岡が持ち出した無法な要求を拒絶するすべはなかった。松岡は雪乃のひとり娘で日増しに美しさを増してきた中学三年のみゆきを、卒業式の夜に自らの手で子どもの体からも卒業させようというのだ。母に言い含められて松岡に体を与える運命を受け入れるみゆきだったが、素直な娘の一途な想いは同級生の少年・塚本志郎とひそかに通じ合っていた。高校の合格発表の当日、志郎の家に立ち寄ったみゆきは継父に先んじて愛する少年に処女を与える。制服を脱がされ、無垢の裸身を甘美な愛撫に委ねて羞じらいと快美に喘ぐ美少女は、やがて稚い体を引き裂かれる疼痛のなかにも幸福の涙を流していく。
女手ひとつでみゆきを育てながら水商売をしていたのを松岡に囲われて以来、縄で縛り上げる松岡の嗜虐趣味に慣らされてきた雪乃は、一週間後の卒業式の日を心待ちにする松岡をよそに、娘を生贄として差し出すしかない運命の哀しさを噛みしめていた。松岡は後ろ手縛りにした雪乃の裸身を布団に開脚縛りにし、バイブレーターで責めたてて絶頂に追い上げる。みゆきの稚い処女の肉を思って猛る松岡は、初夜の床での母娘丼を雪乃に承諾させるため、あぐらにまたがらせて貫いた雪乃の体を焦らしつつ責め上げていく。母のそのよがり声を自室で漏れ聞きながら、みゆきは期待とも嫌悪ともつかぬ昂ぶりを体内に感じていた。すでに恋人と二度の経験をした卒業期の美少女は、その裏切りを知った松岡がどれほど無残な報復に出るかも省みず、恋人の面影を追いつつ知り初めたばかりのオナニーに没頭していった。
その可愛い同級生の中でも飛び切り可愛いみゆきが、いま生まれたままの裸で志郎の腕の中に居る。
互いの家族の目を盗んで志郎とみゆきは性の経験を重ねていた。カーテン越しに昼の光が射し込む志郎の部屋で互いの裸を見せ合った志郎とみゆきは、互いを魅惑する相手の下腹の叢の前に交互に跪いて口づけを与え、情感の高まりとともにベッドの上で絡み合ってゆく。同級生の美少女の輝くばかりの裸を抱き締めながら、志郎は、教室での澄ました態度とベッドの中での崩れようとの格差に女の蠱惑の妙を感じ、志望大学に合格してボーイフレンドと泊まりがけの卒業旅行に行っている三つ年上の勝ち気な姉の上にも同じ連想を及ぼす。ふだん平気で弟に裸を見せる屈託のない姉のことを思い浮かべながら、志郎はみゆきの熱い肉腔にくるまれて、ともどもに歓喜の叫びをあげていった。
「おい、こいつ処女じゃないぞ。中学生のくせに男を知っていやがった」
松岡に体を捧げさせられる卒業式の日の昼間を、みゆきは何重にも屈折した思いをもって過ごした。みじめさを紛らすためにワインで酔った美少女は、久しぶりに一緒に入浴した母の手で体を清められネグリジェを着せられて花嫁の装いを整えられ、寝室に敷かれたふたつ枕の布団に寝かしつけられる。傍らの寝具に添い臥しの雪乃が背を向けて伏せるなか、松岡は中学三年の義理の娘の寝床へともぐり込む。羞じらいにもがくみゆきの稚い体を抱きしめ口づけを浴びせながら、松岡は美少女のネグリジェを剥いて白い裸体をあらわにする。野卑な継父に舌を吸われ肌を撫でまわされながら、パンティをずり下げられて全裸を剥き出しにされるみゆき。しかし跳ねまわる中三の美少女を押さえつけてのしかかった松岡は、みゆきが処女でないことを見出して激昂する。狼狽してひれ伏す雪乃の前で、暴かれた秘密に羞じらってみゆきは号泣する。美少女の処女を横取りされた松岡の胸中に、残忍な復讐の意志が目覚める。
ようやくズブリと嵌まってみゆきはつん裂くような悲鳴をほとばしらせつつ、あぶら汗を噴いた裸身を痙攣させた。
布団の四隅に大の字に縛りつけられたみゆきの処女を喪った部分に、松岡は指を咥え込ませて雪乃に見せつける。後ろ手縛りにされて松岡の醜悪な怒張をしゃぶらされる母の屈辱の姿に、戦慄し嫌悪を募らせるみゆき。松岡は恐怖と怯えに叫び泣く娘の開ききった股間に腰をねじ込んで、巨大な懲罰の剛直を稚い女体に突き刺していく。処女破瓜にもまさる激痛に乳ぶさを弾ませてのけぞり絶叫しながら、中三の少女は汗まみれになって悶絶する。子宮まで突き上げられたみゆきは継父の残酷な抽送に揺さぶられて苦悶の悲鳴をあげつつ、稚い体の奥に汚濁を注ぎ込まれて再び失神した。松岡はみゆきの部屋を物色して塚本志郎の名を突きとめ、惨めさにすすり泣くみゆきの前で大切にしていた志郎の写真を破り捨てる。志郎と会えなくするために生え初めた恥毛を剃り上げられるみゆきは、あまりの辱めにのたうちながら絶望に呻き泣くばかりだった。
みゆきはゆさぶられるがままに弱々しくヒイヒイ泣くばかりだった。
志郎への復讐心にたぎる松岡によって会社組織を駆使して探索された塚本家の情報のうちには、国立大学に合格して恋人とのデートを謳歌する、高校を卒業したばかりの志郎の姉の存在があった。いっぽう、従順になって部屋に閉じこもったみゆきを、松岡は夜ごと裸に剥いて責め苛む。継父と一緒の入浴を強いられ醜悪な怒張を洗わせられる美少女は、怯えと羞じらいに体を火照らせながら可憐な奉仕にはげむ。松岡に抱かれるたびに縄で縛られる慣わしとなったみゆきは、松岡の膝の中でおのが縛られ姿を鏡の中に見せつけられ、玩弄に身を委ねつつ稚い体を官能に屈服させられていく。松岡の怒張を後ろ手に握りしめ、陰核への愛撫を受けてよがり歔く美少女は、心で恋人を想いつつ肉の悦びを開発されていく運命に反発の気力を喪う。松岡は快美にのたうつみゆきの体をなぶり抜き、セックス漬けの日々に慣らされてきた美少女に屈服の哀訴を絞り出させる。官能に崩れた女体をぎっちり埋め尽くされたみゆきは激しい抽送に揺さぶられて息も絶えだえに歔きながら、いまだ知らぬ悦びの極みの寸前でもどかしいのたうちを続ける。
かつて知らぬ感覚にむしろ恐怖さえ覚えながら、みゆきは断末魔の痙攣を何度も走らせた。
快楽の絶頂を直前で掴みかねたみゆきが縛られたまま転がされているところに雪乃が帰宅する。娘の快楽教育のために命じられて裸になった雪乃は後ろ手縛りにされてみゆきと同じ布団に転がされ、松岡の愛撫に曝されてあげるよがり声を娘の眼に曝す。母の痴態を陶然と見つめるみゆきの前で、松岡に貫かれた雪乃は汗まみれの腰を振りたてて悦びの痙攣におちいる。その嬌態に感応したかのように昂ぶりを強めたみゆきは自ら義父の怒張を求め、埋め込まれたものを激しく抽送されてついに女の悦びを覚える。対等な女同士となって甘美な口づけを交わし合う母と娘。濡れ光って異臭を放つ松岡の怒張を強引に咥えさせられたみゆきは嫌悪に喘ぎながら身をよじり顔を振りたてる。男に征服され屈服した女体を押し転がされて再び貫かれたみゆきは、二度目の絶頂に向けてよがり歔きを噴き上げながら、志郎との甘美な記憶が残らず汚辱の経験に塗りつぶされていくのを感じていた。
えもいえぬ法悦の表情を志郎の眼にまともに曝して、みゆきはビクンビクンと松岡の腹の上で何度も跳ねた。
みゆきと会うことができずに十日を過ごし業を煮やした志郎は、監視されているとも知らずみゆきのマンションを訪ねる。松岡の手下の秀(ひで)と清(きよし)によって当て落とされた志郎はマンションに引きずり込まれ、雪乃の同情もむなしく裸に剥かれて寝室の柱に立ち縛りにされる。目覚めて屈辱に身悶える美少年の前に松岡が現れ、娘の処女を奪ったことに対する残酷な復讐を宣告した。
何も知らずに自室で眠っていたみゆきは松岡にたたき起こされて裸になることを命じられ、後ろ手に厳しく緊縛されたうえ、初めての股縄をかけられて異様な刺戟に錯乱する。廊下へ引き出され、締め上げられた股をよじりながら寝室に連れ込まれたみゆきは、無惨な姿の恋人と対面して驚愕と羞恥の絶叫をあげる。志郎の眼前に引き出されて緊縛の裸身をなぶりまわされる羞恥に泣き悶えるみゆきの姿に、志郎は昂奮の反応をこらえきれない。松岡は屹立した志郎の怒張の根を輪ゴムで厳重に絞め上げて、射精を許されぬ苦痛と壊死の恐怖に美少年を陥れる。苦悶しつつ詫びる志郎と許しを乞うみゆきの前で本性を露わにした松岡は、みゆきにの口淫奉仕を命じる。愛しい恋人の前で、跪いて継父の醜悪な怒張を咥えしゃぶりたてていく美少女。被虐の官能に昂ぶったみゆきは股縄をはずされて剃り上げられた股間を志郎の眼に曝し、松岡のあぐらにまたがらされて犯される。揺さぶられながらよがり歔きを噴いた美少女は、横たわった松岡の上で騎乗位にされて志郎と向き合わされ、淫らな悲鳴とともに汗まみれの裸身を反り返らせて女の屈服の瞬間を曝した。