艶光りして濃密にもつれ合った繊毛の叢が、眉子の眼の前に完全にさらけ出された。
Qホテルの社長夫人・久我華英が会長をつとめ、趣味教養を広めるための上流既婚婦人の会という表の顔をもつ「雅会」には、一部のメンバーにだけ知られた裏の姿があった。会の月例パーティーが果てた深夜、華英とその取り巻きは、Xフロアの一室で開かれる二次会に会員の小杉眉子を誘い出す。初めて参加する無礼講の会に緊張する眉子をよそに、メンバーの美女たちは薄暗い部屋で華英が用意したポルノビデオを鑑賞する。夫にさえしたことのないあからさまな淫技を画面に見せつけられて動揺する眉子は、華英の呼びかけに促されるままに、他の美婦人たちとともにドレスを脱いで下着姿になる。淫靡な雰囲気の立ちこめる部屋のなか、鞭を手にした華英が女たちのなかから三国美也を指名して一座の前に引き出す。奴隷に対する驕慢な口調で美也に服従を命じた華英は、羞じらいのあまりためらいを示した美也を鞭でたたきのめす。華英の取り巻きたちの手で後ろ手に押さえつけられ、ブラスリップをはずされて乳ぶさをさらけ出した美也は、屈辱に歪む表情を曝しあげられながら後ろ手に縛られていく。部屋の中央の丸柱に立ち縛りにされた美也は、剥き出しの乳ぶさに鞭をたたき込まれる苦痛に泣きわめきながら、最後の一枚を剥き下げられるためのマゾの哀願を口にさせられる。美也のパンティを剥き下ろす役を指名されたのは、怯えと困惑にすくみ上がっている眉子であった。拒むこともできず、華英にそそのかされるままに美也の腰からパンティを脱がせていく眉子の裡に、妖しい快楽がこみ上がる。全裸にされた美也の体を露骨な鑑賞に曝していたぶったのち、婦人たちは生贄を立ち縛りにしたまま新たなビデオの鑑賞にかかる。
鋭い叱咤と共に鞭が美也の乳ぶさを鋭く弾き飛ばした。
ビデオに現れたのは、セーラー服姿を後ろ手に縛られ猿轡をされて柱に立ち縛りにされた稚い少女の姿であった。まだ高校生にもならない美少女は縛めの縄を胸に食い込ませたまま、恐怖に眼を見開いてもがきまくる。現実と同じ姿で画面に現れた華英に、セーラー服の胸を揉みしだかれて身悶える可憐な少女は、三国美也から生贄として差し出された娘のみどりであった。汚辱に叫びたてる美也が乳ぶさに鞭をたたき込まれて号泣に沈むなか、画面ではみどりがセーラー服の胸をくつろげられ稚い乳ぶさを引きずり出される。スクリーンの中の華英はもがきまくるみどりのスカートをまくり上げ、羞恥に泣き叫ぶ美少女の白いパンティを残酷に剥き下げる。淡い繊毛をあらわにされて嗚咽する愛娘の惨めな姿を正面に見ながら、美也もまた現実の華英に下腹をなぶられる。画面が変わると、一糸まとわぬ全裸にされたみどりが後ろ手縛りのまま開脚椅子に拘束され、稚い秘裂をあらわに曝して恥辱に泣き咽んでいた。わななく秘肉を指でくつろげられ、処女のあかしを暴かれて泣きじゃくる少女。華英はオナニーすら知らない少女の乳首と肉芽をくすぐりたて、生まれて初めての性の悦びを少女の体に送り込んでいく。あらがいの気力を失い、淫らないたぶりに躍らされるまま汗にまみれて喘ぎ歔く美少女は、やがて淫らに反り返って腰を顫わせつつ絶頂を極めた。
凌辱されながら快感に溺れだしたのだ。
淫らな崩壊を遂げた美少女が、やがて来る破瓜の儀式のために調教を重ねられていることを華英から聞かされ、一座の女たちは色めきたつ。会のフィナーレを宣言した華英は、後ろ手に縛られたままの美也を曝し柱から解いて部屋の中央の絨毯の上に転がし、暴れまくる美也の四肢を周囲の女たちに押さえつけさせる。ウエイターに扮して部屋に控えていた「犀の会」会員の二人の男が下半身の剛直をあらわにして、仰向けに四肢を拡げられ腰枕を当てられて悲痛に哀願する美也にのしかかっていく。二人の男の巨大な怒張が美也の濡れそぼつ秘肉と泣き叫ぶ口に押し込まれていくのを、眉子は他の女たちとともに陶然となって見つめる。新たな生贄の候補としてこの会に誘われたことにようやく気づきつつも、身中に生ずる昂ぶりをこらえきれない眉子の前で、二人がかりで責めたてられる美也は汗にまみれてのたうち続ける。
鞭が美也の尻肉に鮮烈に鳴り、ヒィー、ヒィーと喉を絞りたてつつ美也は鞍の上にのけぞる。
「雅会」の二次会で味わった強烈な刺戟からまだ覚めやらぬ頃、眉子はひとりで華英に招かれてQホテルを案内される。室内温水プールに誘われた眉子は、用意されていたハイレグの水着に着替えて華英とともに泳いだのち、サウナルームで疲労した体に全身美容をほどこされて生気を取り戻す。全裸にバスローブを羽織っただけの姿でXフロアに上がった眉子は、豪奢な客室で華英に勧められるまま口にしたシャンパンに心地よい酔いを深めていく。三国美也とみどりの母娘が華英のペットにされていることを聞かされた眉子は、自分もまたペットとして華英に選ばれたことを悟りつつ、もはや甘美な昂ぶりにあらがうことができない。口を吸われながら乳ぶさと下腹に華英の手を這わされて陶酔にぐったりと弛緩する眉子の耳に、別の女の淫らな喘ぎ歔きが聞こえてくる。気がつくと、傍らには華英の夫でQホテルのオーナーである久我秀一郎が、バスローブにくるんだ精悍な長身を佇ませていた。羞じらう眉子の美貌を讃美しながら秀一郎が部屋を仕切っていたカーテンを引き開けると、そこには湯文字一枚の裸を後ろ手に緊縛された美也が、ビニール製の馬にまたがらされたまま縄尻を吊られて曝されていた。首縄をかけられた罪人の姿で馬上に揺られ、半眼になりよだれを垂らしてやつれ果てた裸女の凄艶な姿態に、眉子は妖しい戦慄を覚える。バネ仕掛けの馬が秀一郎の手で揺さぶられるたびに、美也は乳ぶさを揺らし淫らな喘ぎを噴いて馬上に悶える。湯文字が剥ぎ取られ、馬の背に取りつけられたペニスが美也の股間に深々と突き刺さっているさまが暴き出される。眼を瞠る眉子の前で、馬を揺さぶられつつ秀一郎の鞭を尻にたたき込まれた美也は、あぶら汗にまみれてのたうちながら凄絶な絶頂を極めて反り返った。
トロリと光る瞳を半眼にし、ねっとり濡れた唇をしどけなくたるませて余韻に喘がせている表情は、しどろにまつわりつくほつれ毛とあいまって、平素はつつましやかなだけに人が変わったようだ。
馬から降ろされて華英の足元に引き据えられた美也の凄艶な美しさに、眉子は陶然とする。秀一郎と華英は気力を失った眉子に責めを体験するように誘いかけ、弱々しく拒絶する眉子の体から強引にバスローブを剥ぎ取る。全裸をすくみ上がらせて縮こまる眉子は、華奢な腕を華英に後ろ手に捻じり上げられ手首を縛り合わされて、突き出した乳ぶさを秀一郎になぶられて屈辱に呻く。豊かに満ち張った乳ぶさを縄で締めあげられ、首縄と腰縄までかけられて美也と同じ罪人の姿にされた眉子は、生まれて初めて縄を知る女体を華英にいたぶられて被虐の快感に身悶える。愛用の十字架のペンダントを緊縛された首に垂らされ、殉教のキリシタンの人妻に見立てられる眉子。秀一郎が剥き出しにした怒張を美也がしゃぶらされるのを眼前に見せつけられた眉子は、美也の唾液に濡れそぼつ剛直を突きつけられ、嫌悪に喘ぐ口に押し込まれる。夫にさえしたことのない淫技を強いられて惨めに呻き泣く眉子は、やがて膨れ上がった秀一郎の剛直を抜き取られ、顔から胸元にかけて熱い白濁の洗礼を浴びせられる。
華英が言いかけたところで、美也が大きくおめいてベッドの上の裸身を反り返した。
秀一郎と華英は、呼び出した眉子と美也を全裸で股間に引き据えて奴隷の奉仕をさせながら、美也の娘のみどりを破瓜させる計画を語り合う。双頭の淫具を用いて母親に娘の処女を破らせようとする非道な企みに、美也は痛切な悲鳴をほとばしらせて哀訴を噴き上げる。みどりに見立てられた眉子が両脚を開脚縛りにされてベッドに仰向けに転がされ、双頭の淫具を腰に嵌められた美也がその股間に押し出される。惨めさに泣きながら、わななく腰を突き出して眉子とつながり合っていく美也。一本の淫具を咥え合った二人の美女は衝き上がる肉欲をこらえきれず、あられもなく腰を振り合いながら昇りつめる。
首を振りたてて泣きながら、美也は娘の処女を犯す男に変身させられていく。
全裸にされた美也と、セーラー服の上衣にパンティ一枚だけの姿にされた娘のみどりが、後ろ手縛りにされてXフロアのプレイルームに引き据えられていた。「犀の会」会員でもある速水と小田が何台ものビデオカメラで撮影を担当するなか、秀一郎と華英が仕組んだみどりの破瓜儀式が始まる。強烈なスポットライトの中に、向き合って据えられた肘掛け椅子と長椅子が浮かび上がる。観念しきれずに泣きわめいて抵抗するみどりが肘掛け椅子に乗せ上げられ、あられもない開脚縛りに固定される。お下げを振りたてて泣きじゃくる美少女は、胸縄の間からセーラー服をくつろげられ稚い乳ぶさを掴み出されて華英に弄ばれながら、秀一郎の手にした鋏で白いパンティを切り取られていく。淡い繊毛をたたえた下腹のたたずまいを暴き出され、無垢の処女肉を割り拡げられて嫌悪に絶叫する美少女の哀れな泣き顔を、速水がアップで撮りまくる。処女の性器をさらけ出して破瓜の刻を待つ娘の前に、全裸の母親が曳き出されて長椅子にまたがらされる。おぞましさに泣きわめいて哀願する美也の腰に催淫クリームを塗り込めた双頭の淫具が装着され、おぞましい道具で貫かれるべき娘の秘肉にも淫薬が塗りたてられる。薬がもたらす凄絶な肉の刺戟に耐えかねた美也は、促されるまま腰をみどりの股間にあてがい、恐怖に泣き叫ぶ娘の処女を犯していく。みどりは激痛の絶叫を絞り、狭い肉腔を血まみれにしながら汗まみれの処女肉を痙攣させて苦悶し、子宮を突き上げられて失神した。快楽をこらえ切れぬ美也が腰を振りたてると、失神から醒まされたみどりは錯乱しつつ母とともに腰を振りたててのたうちまわる。美也はよがり泣きを噴きつつ、娘の肉を激しく突きたてて女の悦びをきわめる。無惨な破瓜の一部始終を撮りまくられ、淫具を抜き去られた後の秘肉の酸鼻なありさまを残らず記録されたみどりは、爆ぜて血まみれになった股間を母の舌で清められてすすり泣く。開脚縛りのままのみどりの股間に秀一郎が腰を寄せ、おびえて泣き叫ぶ美少女の秘肉に生まれて初めての男の肉を咥え込ませていく。稚い秘腔を男の肉塊で埋め尽くされ、激しく抽送されて泣き叫び揺さぶられるみどり。だが可憐な美少女の哀れな裸体は、こののちなお、撮影の報酬として速水と小田に凌辱される運命にあるのだった。
先端が秘口に当てがわれる感覚に、美也は総身をグンと反らして絶望の悲鳴をほとばしらせる。
希世子とともにプレイルームに入った忠平のチェックアウトの時間が過ぎていることをいぶかったフロアチーフが部屋に踏み込むと、鞭打ちの最中に心臓発作を起こした忠平は全裸のまま床に悶絶して事切れていた。全裸を門型スタンドに大の字に吊り下げられて自由を奪われていた希世子は、泣き叫びながら忠平の苦悶の絶命を為すすべもなく見ているほかなかったのだ。忠平の死は自然死に取り繕われ、「犀の会」会員たちによって、忠平へのはなむけとして希世子を磔刑にする儀式が企画される。しつらえられたキ字柱に女体を架けるための秀一郎と華英による予行演習が、ホテルのボーイたちの見守るなかで美也を実験台として行われる。環視のなかでパンティ一枚にされた美也は、四肢を大きく拡げて磔柱にがんじがらめに縛りつけられ高々と掲げられる。哀訴を無視して腰から切り取られたパンティは、マゾ女の昂奮をあかしだてるように淫液で濡れそぼっていた。秀一郎と華英は美也の磔柱を横たえたうえ、下賤の者に見立てたフロアチーフに犯させる。恥辱に泣き叫びながら使用人の逞しい剛直で貫かれ、荒々しく揺さぶられた美也は、凄艶なよがり歔きを噴きこぼしつつ絶頂を極め、精を射込まれて悶絶した。