自宅へ連れ戻された母娘がようやく風呂で体を清めることができた時は深夜に及んでいた。修平と長さんと真由美、そして引き留められて福永邸にとどまった佐川の前に現れた千尋とえり子は、一枚だけまとったバスタオルを脱ぎ捨てて全裸を正座させ、救出者たちの尽力に頭を下げて感謝する。凌辱されながら快感に悶えた我が身の浅ましさを羞じる千尋とえり子を無視して、修平たちは武彦の仕事場から押収してきたレイプビデオの鑑賞会を始める。明かりを落とした部屋のなか、くつろいだ修平と長さんと佐川のそれぞれの股間に、全裸の千尋とえり子と真由美が跪いて、怒張に奉仕しながら母娘の凌辱ビデオを見せられる。ビデオのなかの母娘の痴態に昂ぶった男たちは、それぞれの女の部屋へと引き取って久しぶりのプレイにふける。真由美の部屋に招かれた佐川は、誇り高い女医に懇願されるまま首輪と鎖で女体を拘束し、乳ぶさをゴムチューブで巻き締め股間のリングにペンダントをつなげる。奴隷の姿になった女医に怒張をしゃぶらせながら隷属の女体を鞭打って猛りたった佐川は、俯伏せに押し伏せた真由美を後ろから荒々しく貫いていった。
翌朝、佐川が退出した後に目覚めた真由美は、武彦による一連の誘拐劇を円満に収束させた修平の度量に舌を巻きながら、もはや何の為すすべもなく打ちひしがれている雅彦のふがいなさに失望を深めるばかりだった。