駆け落ちを試みた若妻への陰惨な懲罰。閉ざされた病棟で繰り広げられる淫靡な宴は、逃亡相手の妹をも巻き込んで…。
あらすじ
私立S病院が擁する養護病棟の真の姿は、金に飽いた老人たちの淫欲に奉仕するための女体調教病棟であった――。婦長の手引きにより醜怪な老人の供物に捧げられる処女看護婦・高島朋子。サドの性癖をもつ院長・宗田滋彦から逃れようとして捕らわれた若妻・宗田貴子に対する淫虐な責めの数々。金のために身売りした元女優・城ヤス子に加えられる調教の屈辱。
そして、貴子の恋人・綾部道也を救おうと試みた女子大生の妹・綾部美香までもが快楽病棟に囚われ、想像を絶する辱めを受ける。皇室の血を引く美少女の処女肉に、環視の中で施される性の呵責。監禁され、病棟を支配する老人の手で果てしない性の調教を施されていく女たちの運命は……?
<09>美香とらわる
兄の消息を訪ねてきた道也の妹の美香は、滋彦の手のものに欺かれて捕らわれる。皇族の血を引く18歳の女子大生もまた快楽病棟の虜囚となったのだ。意識を失っている美香の下着を剥いで体を検分しながら滋彦と敏江は美少女の調教計画を練り、前手縛り猿轡にした美香を地下室に閉じ込める。唯一の希望であった美香が捕らわれてしまったことも知らずに貴子と道也は眠り続け、いっぽう、完全に調教され尽くした朋子は児島老人にいたぶられていた。
<11>兄妹対面
目を覚ましたら手枷をされて地下室に監禁されていた美香は、不安におののきながら高まる尿意に苦しむ。敏江が現れて美香におまるに排尿させる場面を、マジックミラーを通して児島老人が好色な目で鑑賞していた。両手を鉤で頭上に吊られた美香は滋彦の口から報復の意図を聞かされ、児島老人や大川も加わった衆人環視の中で着衣を剥がれていく。パンティ一枚で吊られている美香の前に道也が連れ出され、妹は兄の眼の前で処女の乳ぶさを愛撫されながら生まれたままの姿を曝すのだった。
<12>美香凌辱
全裸の美香が玩弄されている部屋に朋子が呼び出され、調教され尽くした先輩奴隷として児島老人に奉仕する姿を美香に見せつける。両手を吊っている鎖を巻き上げられた美少女は苦痛のあまり素っ裸を宙に躍らせ、八十センチの開脚立ちを強要される。吊られて脚を閉じることもできない美香の処女肉を滋彦と敏江は二人がかりで愛撫し、クリトリスを羽根で責めたてて衆人環視の中で美香を快楽の痙攣に追い上げる。汗まみれの裸身をベッドの上で仰向け開脚縛りにされてさらに色責めを加えられる美香。その恰好のまま俯伏せにされ、尻に鞭打ちの屈辱を加えられたうえに児島老人の舌技で再度絶頂を極めた妹の、精魂も尽きはてた裸身の上に、道也はこらえきれず白濁を撒き散らすのだった。
<13>美香監禁
自室に戻された道也は、一晩で三人もの男に凌辱されたであろう美香のことを思って煩悶しながら、妹の美しい裸身への背徳的な欲望の高まりに悶えていた。いっぽう、処女を奪われないまま風呂を使わされ首輪をはめられた全裸姿で病室に閉じ込められた美香も、兄の前で晒した恥辱の記憶に悩まされうなされていた。
<16>美香のいたぶり
美香は処女のまま、長襦袢だけを身につけることを許されて監禁されていた。道也と朋子の関係を察知した敏江は、兄の密通を監視カメラで見せつけて美香を精神的に苛みつつ、レズの愛撫を加えて快楽に溺れさせていく。ソファに仰向けに固定され敏江の巧みな愛撫に屈して絶頂を極める美香の脳裏には、兄の肉体が思い浮かべられているのだった。
<19>とらわれの美香
長襦袢一枚で監禁されている美香の日常を透視室から監視するのが児島老人の楽しみとなっていた。老人の貴族処女崇拝の生贄とされた美香は、ときに裸で立ち縛りにされて嬲られて自分の運命を暗示する話を聞かされながら、いまだ処女を奪われず、終わるあてのない監禁生活を続けさせられていく。
<24>公開処刑
美香が連れ込まれた〇〇二号室には、逃走に失敗して捕らわれた道也と朋子が、拷問でボロボロにされた全裸を天井から吊るされていた。柱に立ち縛りにされた美香は兄の前で長襦袢を剥がれていたぶられ、その姿に昂ぶった道也は怒張の根を縛られて鞭打たれる。いっぽう、乳ぶさをゴム紐で絞り上げられた朋子は、乳ぶさを鞭打たれ乳首に針を刺される凄惨な拷問に絶叫し痙攣する。吊られたまま下半身を道也とつながれた朋子の尻に鞭がたたき込まれ、道也は朋子の中に爆発を遂げる。根を縛られて怒張の血行を止められ、壊死の恐怖に哀願する兄を救うため、美香は児島老人の情婦になることを誓うのだった。
<25>美香の破瓜
滋彦と敏江によって貴子が部屋に連れ込まれ、一同環視の中で美香の破瓜儀式が始まる。長襦袢をむしり取られベッドに追い上げられても観念しきれない美香は、首輪をはめられ、それについた鎖で後ろ手の手首を縛りあげられる。あくまで股を開こうとしない美香は仰向けにされ体を折り曲げられて、あらわになったアヌスを責められて羞恥に屈服する。脚を大きく開き、ベッドの両端に足首を固定されて腰にクッションをさし込まれた美香の処女が写真に撮られる。その妹の姿にさえ欲情を隠せない道也を蔑んだ貴子は、美香の処女を奪う児島老人の怒張を咥えて濡らしてゆく。
兄が見守りすべてが撮影されるなか、高貴の血をひいた美少女は老人に処女を散らされ汚濁を注ぎ込まれた。すすり泣く美香の血まみれの股間が道也の口で清められ、美香は倒錯の快楽に絶頂を極める。汚し尽くされた美香は繊毛を剃り取られて剥き出しの下腹を曝す。
<26>美香快楽責め
剃毛の後ふたたび兄の前で犯された美香は、そのまま児島老人に添い寝させられて夜を明かした。翌朝、女になった体を朝の光の中に曝されて羞じ悶える美香。両脚を拡げてベッドに固定された美香は、手枷を首輪に繋がれて下に降ろすことのできない手で顔を覆いながら、老人の愛撫に身を委ねていく。足先から内股までを老人の舌で丹念に舐め上げられた美香は、官能にとろけだした秘奥の肉を吸われ、汗まみれのままに女の悦びを極めて裸身を反り返らせる。
<27>屈辱の対面
悦びを極めて羞じらいに陶酔する美香は、口淫を要求されて冷水を浴びせられる。老人はいやがる美香の腹の上に跨ってその乳ぶさで怒張をくるみ込み、真っ赤になって捻じった頸すじに狙いを定める。そのとき、薬を持参した大川が緊縛したヤス子を部屋に連れ込み、上流階級として面識のあったヤス子と美香は互いの運命の無残な暗転を知って身を揉んで号泣する。児島は美香の下腹の丘や股間に鞭をたたき込んで泣き叫ばせ、美香の前でフェラチオの手本を演じることをヤス子に承諾させる。後ろ手に厳しく緊縛された美香はヤス子と並んでベッドの前に正座させられ、大川の怒張に口で奉仕するヤス子の淫技を見せつけられる。羞じらいとおびえに朦朧となった美香は、児島老人の醜悪なものを可憐な唇に含まされていった。
<28>奴隷の刻印
快楽病棟の地下室に閉じ込められた女たちへの調教は半年にわたって続いた。貴子は滋彦の手によって陰核の包皮切除と陰唇のピアシングをほどこされて奴隷の肉体へと改造され、股間に金の鎖をつけられた姿で児島老人の主催する秘密ショーに出品される。その夜、美香もまた検診台の上で同じ手術を受け、二度と消すことのできない奴隷の刻印を刻まれる。苛酷な運命に嗚咽するその美少女の姿が、興奮した児島老人の脳溢血を招いた。
<29>性奴隷美香
児島老人の死後の処理をめぐる駆け引きがつづくなか、死を間近に控えた老人のために、改造された美香の女体が展示される。老人の前に連れ出された美香はテーブルの上で和服を脱いで立ち、奴隷へと変形された肉体を一同の眼に曝す。後ろ手に緊縛された美香は瀕死の老人の上に膝をついてまたがらされ、股間につながれた金の鎖を曳かれて身悶える。興奮の極みとともに死に向かって歩む老人とは対照的に、性奴の肉体を玩弄される美少女奴隷は快楽の高みへと昇っていくかのようであった。
DBスナップ [Sun May 28 18:42:03 2006]
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