ちぐさ文学館

作品
贄の花

美しさゆえに誘拐され地下牢に監禁された人妻と娘。狂った兄妹により古都の武家屋敷で繰り広げられる陰惨な倒錯の性宴。

あらすじ
秋の北陸を観光に訪れた美しい母娘は、ただその美しさゆえに狙われ、理不尽な誘拐の罠に陥れられた。悪徳運転手・寺田八十平に騙されて母娘が拉致された先は由緒ある武家屋敷。色欲に狂った主人・鬼川鱗一郎と近親相姦の妹・鬼川千鶴が支配する屋敷の地下牢で、母・檜垣世津子は言語に絶する凌辱を受け、娘・檜垣とも子は恋人の眼前で処女を奪われる。
地下牢に閉じ込められ、連日繰り返される性の宴に翻弄されて官能に舞い踊る女たちの裸形。狂った男の妄念が具現化してゆく被虐の凌辱図絵は生贄の心までをも蝕んでゆく。だが、乱淫の中に自ら腐敗してゆく倒錯の世界にもやがて破滅の時が訪れ……。

<01>母娘・金沢にて
朝まだき、金沢の錦城市に残る武家屋敷・鬼川邸に響き渡る雄叫び――。それは幻視に取り憑かれた当主・鬼川鱗一郎が錯乱して放つ居合いの叫びであった。狂った当主によって縛められ地下蔵に閉じ込められていた裸の女は、21歳の異母妹・千鶴。無毛症の妹は兄の手で排泄を導かれ四つん這いに掲げた尻を打たれたあげく、背徳の近親姦に溺れゆく。
時は秋、東京に住む人妻・檜垣世津子は連休を利用して待望の金沢観光に赴く。アメリカ出張中の夫に代わって世津子に同行する高校二年の義理の娘・とも子もまた、金沢に転校したボーイフレンドとの再会に胸躍らせていた。

<02>罠に落ちた世津子
【一日目】
とも子とボーイフレンドの片山武夫をデートに送り出した世津子は、乗りあわせたタクシーの運転手・寺田八十平の勧めに応じるまま、鬼川邸の中へ案内される。蒼古とした武家屋敷で世津子を迎えた邸の主人・鱗一郎と妹の千鶴の病的な美しさに戸惑う世津子。不義の奥方を閉じ込めた地下牢へ導かれた世津子は狂気を剥き出しにした兄妹によって捕らわれる。すべては美しい女を主人に捧げるための八十平の計略だったのだ。

<03>恋人たちの誘拐
母と待ち合わせるためホテルに戻ったとも子と武夫は、現れたタクシー運転手・八十平に欺かれて鬼川邸へと連れ込まれ、千鶴と鱗一郎に迎えられる。刀で脅されてとも子と引き離された武夫は千鶴によって衣服を剥がれ、縄がけされたとも子は地下牢に閉じ込められた世津子と再会する。着物を剥がれ長襦袢姿で縛られた囚われの世津子に、八十平は鱗一郎への貢ぎ物にされる母娘のこれからの運命を語って聞かせる。

<04>世津子剥衣
全裸に剥かれて千鶴に曳かれてきた武夫は世津子と同じ牢にぶち込まれ、牢の中から母と恋人が見守る前で八十平はとも子のドレスを剥きにかかる。娘を救うため貞操を捧げることを承諾した世津子は、武夫の手で縄を解かれ、環視のなかで自ら裸を曝していく。最後のパンティ一枚を八十平に剥かれた世津子は緊縛されて牢から曳き出され、泣き叫ぶとも子の前を鱗一郎と八十平に曳かれていった。

<05>曝された世津子
世津子は八十平に全裸を曳かれて女人磔刑図の掲げられた奥座敷へと連れ込まれ、鱗一郎の手に委ねられる。狂気に憑かれた鱗一郎は世津子を不義をはたらいた奥方に見立てて、床柱に立ち縛りにしたうえでなぶりまわす。

<06>恋人たちの羞恥
八十平は地下牢に戻り、牢の中で怯えすくむ武夫ととも子に卑猥な言葉を浴びせていたぶる。とも子を裸に剥くため牢の中に入ろうとする八十平と拒もうとする武夫とのあらそいが続くなか、どこからともなく聞こえてきたかすかな女の悲鳴に誘われるように、千鶴はその場を離れて兄のもとへ向かう。

<07>世津子蝋涙責め
奥座敷では、柱に立ち縛りにされた世津子が裸身を曝し下腹をなぶられる羞恥に悶え泣いていた。股間に鱗一郎の舌を這わされて朦朧となる世津子。そこに現れた千鶴は兄を助けて世津子の下肢を解き放ち、脚を拡げることを強要するために世津子の乳ぶさに蝋涙を垂らす。乳首を焙られる苦痛に気力を喪った世津子は、下腹を灼かれる脅しに屈して脚を開き、青竹の両端に縛りつけられた。さらけきった股間を嬲られクリトリスを剥き上げられた世津子は、官能に屈して錯乱の淵に落とされていく。

<08>とも子剥衣
世津子の悲鳴は中空管を通って座敷の真下にある地下牢にも伝わっていた。陰にこもる女の呻き声に怯える武夫ととも子。牢内に侵入した八十平は格闘のすえ武夫を組み伏せて逆海老に縛りあげ、必死にさからうとも子に襲いかかってドレスを剥き上げていく。無力な恋人の眼前で、とも子はパンティ一枚に剥かれ、剥き出しの胸に黒い縄をかけられていった。

<09>世津子張形責め
鱗一郎に股間を舐めまわされ千鶴に乳首を吸われた世津子は汗まみれになって官能の中に崩壊していく。千鶴が持ち出したグロテスクな張形を、世津子は羞恥と快感に歪む表情を鱗一郎の眼に晒しながら秘奥に埋め込まれる。上下から同時に兄妹の残酷な責めを受けて、世津子は恍惚のさなかに悦びを極める叫びをあげてしまう。

<10>美少女官能崩壊
パンティ一枚に剥かれた後ろ手縛りの半裸で八十平の膝の中に抱かれたとも子は、恋人の眼の前で乳ぶさをいたぶられ卑猥な言葉で責められていた。あらがいもむなしく最後の一枚を剥かれ、Mの字開脚縛りにされて転がされる美少女の無垢の裸形。悔し泣きを噴く武夫の傍らで、内股を撫で上げられたとも子は汚辱に顫えて泣き叫びながら、オナニーさえしたことのない肉芽を八十平に吸いたてられて呻きのたうちまわる。羞恥の極みのなか、双の乳首をつままれ肉芽を吸われる三点責めで処女の性感を刺戟されたとも子は、アヌスまでをもいたぶられ、生まれて初めて快美の痙攣に追い上げられる可憐な崩壊の姿を恋人の眼に晒した。

<11>穢される世津子
千鶴の操る張形で幾度も悦びをきわめてしまった世津子は、床柱を背負ったまま羞恥の極まりにすすり泣いていた。柱から降ろされて夜具の上に転がされた世津子の肉は、尻を籐の笞で打たれながら火照らされていく。仰向けにされた世津子は千鶴の正座に頭を乗せ上げられ自分の股間を見せつけられながら、鱗一郎の巨大なものを埋め込まれていった。子を産んだことのない肉を巨根で抉られ責めたてられて、世津子は屈服の痙攣とともに鱗一郎の精を子宮に受ける。

<12>とも子処女蹂躙
時を同じくして、地下牢ではとも子が武夫の腹を枕にして八十平に処女を奪われようとしていた。悲痛な泣き声とうごめきを恋人に伝えながら、美少女は八十平の怒張で無垢の処女肉を引き裂かれて破瓜の激痛に悶絶する。快楽のかけらもなく鮮血を流す処女の秘奥に中年男の精がぶち撒けられたとき、武夫もまた無念の精を宙に放った。失神したとも子は下肢のいましめを解かれて股間を清められ、階上から戻ってきた千鶴が武夫の怒張を愛撫する眼の前で、八十平の淫らないたぶりにさらされていく。八十平の腕の中に前向きに抱かれ、破瓜を遂げたばかりの股間を武夫に舐められたとも子は、千鶴の口淫で猛り立つ武夫の怒張の上に体を降ろされていく。淫虐な結合を強いられた武夫は、苦痛と屈辱に呻き汚辱にまみれた表情をさらす恋人の美少女の胎内にこらえきれずに精を放つ。

<13>母娘尻並べ
穢し尽くされた世津子は、はやくも精を回復した鱗一郎の前に跪かされて怒張を咥えさせられる。全裸を後ろ手に縛られたとも子が八十平に曳かれてそこに現れ、男の怒張に奉仕する母の無惨な淫技を見せつけられる。気力も萎え果てたとも子は八十平に開脚抱きにされ、千鶴に肉芽を剥き上げられながら鱗一郎の指を差し込まれる。よってたかってなぶりものにされる娘の破瓜を終えたばかりの稚い肉を世津子は無理やり見せつけられる。泣きじゃくる娘の前で四つん這いにされた世津子は鱗一郎に後ろから貫かれ、こみ上がる官能に敗れていく表情を晒す。その隣にとも子も同じ恰好で八十平に犯される。母娘並んで尻を揺さぶられながら、美しい母はまたも絶頂を極め、美しい娘は悲鳴をあげて泣き続けた。

<14>千鶴の誘惑
地下牢にひとり残された武夫の前に千鶴が現れて食事を与える。裸身を恥じる武夫を慰めるかのように、自らも裸になって無毛の美肉を曝して給仕する千鶴。年上の女の美しい肉に幻惑された武夫は誘惑されるまま牢の中で千鶴との愛撫に溺れ込み、甘美な交わりに引き込まれていく。武夫の腰にまたがった千鶴は若い男の逞しい脈動に突きまくられて絶頂を極め、欲望のほとばしりを子宮に浴びる。

<15>娘の快楽責め

<16>世津子の屈従

<17>とも子の快楽調教

<18>世津子屈服の朝

<19>恋人たちの交わり

<20>母娘快楽漬け

<21>狂気

<22>地下牢の性調教

<23>千鶴の身売り

<24>果てしなき責め

<25>監禁肉人形

<26>世津子の責め問い

<27>地下室の狂宴

<28>母娘の剃毛

<29>母娘相姦

<30>最後の朝

<31>破局


DBスナップ [Sun May 28 18:42:03 2006]
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